迫る勢いの好天に続いて、夕方からの強風と気温の急低下。お天気の忙しさに
目が回りそうです。そうそう、強い風のせいで、身近なソメイヨシノはほとんど
散ってしまいました。でもまあ、山桜はまだ咲いているし、この後、八重桜
も楽しみだし…。てなこと言っているうちに次々お花が咲いて忙しくなりそう
だなあ、ワクワク。(^^*)
ゆりのきファン倶楽部の皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
ごあいさつが遅くなってしまったことをお許し下さい。我が街のユリノキも、
とうに芽吹いて、勢いよく若葉を茂らせています。

今日の所はまず、可愛い芽吹きっぷりを見ていただきましょう。
いつもおさんぽしている近所の公園。4/2のことです。

染井吉野が咲き始め、柳が緑色に萌えだした頃。
画面左側のユリノキの並木には…
可愛い新芽がどっさり〜!

もっと拡大しましょうか?
ほら、バンザイしていたり、手を振っていたり可愛いポーズの新芽があんなに。

ユリノキの若葉は芽の中に二つ折りになって入っているんですよね。
すっかり大きくなったユリノキの葉を見ると、他の木にはあまり見られない
真ん中がへっこんだかたちをしていますが、それは二つ折りになって冬芽の中に
収納されていたせいなのかな〜?って思います。

若葉と一緒に枝にくっついているのは去年の実です。
お花のように見えますが、違うんです。
以前は、冬のうちに全部散っていましたが、ここ数年、春になっても残っている
ことが多くなりました。なんでかな〜?

お花は、ユリと言うよりはチューリップの形に似ています。
来月になったら咲くかな?
結構大きいお花ですし、実の付き方から解るとおり枝のどっさり並ぶんです
けれど目立ちません。

たぶん葉っぱと同じ緑色だって言うのと、高いところにしか咲かないから。
葉っぱも半天とかTシャツに例えられるユニークな形なんですよ。葉っぱの先が
へこんでいるのだって、他にはない特徴でしょ。
もともとは欧米産の落葉高木ですが、明治の頃に、街路樹に適していると持ち
込まれ、結構あちこちの街に街路樹や公園樹として植栽されています。
でも、たいていは、もっと有名なプラタナスと混同されて、見過ごされているん
です。もったいない。
ユリノキは本当にユニークな木です。当倶楽部はその魅力について語り合い、
広く世の中に知らせようと、ゆるーく設立されました。
良かったらご一緒しませんか。いつでもお待ちしています(^−^)。
ついでに同じ日のご近所さんの木の様子も記しておきます。
こちら、同郷?のモミジバフウ。

トゲトゲボールの残る枝に、大きな新芽が開きだしました。

もうじき、ポンポンをつないだような、モール飾りのような可愛いおばなの穂が
出てくるはず。次のトゲトゲボールの素になるめばなも出てくるかな…。