朝から、ちょくちょく雲に遮られて、心配しつつの晴天になりました。まあ、
洗濯物は乾いたから、問題はないんですけどね。昨日から学校も始まって街角に
可愛い新入生さんが目立つようになりました。新しい生活になれるまでは、
ちょっと大変だと思うけど、頑張ってね。
記事の方は3/29のおさんぽ写真の最終回。

隣町の公園裏の北向きの斜面。斜面に広がる雑木林で見かけたものをいくつか。
3/29でも、もう、北向きの斜面の雑木林には新芽が吹いて、華やかさを感じ
させていました。芽吹きから、「新緑」って言われるくらいまでの間が、
一番好きなときなんですよね、昔から。嬉しいなあ。
新芽も、緑ばかりじゃないですよ

冬芽からあんまり変わっていないけれど、こちらの新芽はアカメガシワ。
毛深い葉っぱが動き出しました。
申し分無しの 透き通った緑色はコアジサイ。

可愛いなあ。綺麗だなぁ。
常緑で大きなアオキの株には、新芽じゃなくてお花の芽。

量が多いのはおばなかな。
これから地味なお花がどっさり咲きます。
常緑でも派手なお花はこちらのヤブツバキ。
北向きの斜面で、気ままに育っている大株です。

視界いっぱいのお花。枝という枝にお花が開いています。どこをも見ても花盛り。
やっぱり、好きなところで生きている木は、勢いが違いますねぇ。
ただねぇ、椿を見ると思うんですけれど、もうちょっと早くに咲けば視線を
独り占めできたのにねぇって。桜と同時期って言うのはもったいないわぁ。
もったいないので、しばし留まって一人お花見。ああ、綺麗だ。(^^*)
更に進んで、こちらのか細い枝はコゴメウツギ。「ウツギ」と名の付く花は
多いけれど、バラ科唯一の「ウツギ」です。

ちっちゃかった冬芽が開いて、鮮やかな緑の葉っぱが出てきました。
こちらも、もうじき、白い小花を咲かせます。楽しみだな。
角を曲がって北向きの斜面を登る道へ。
ここにあるおなじみさんはヒメコウゾの茂み。

去年あたりから、なにやらつる性植物が目立つようになりました。
葉っぱが出て来て気になるけれど、近づけない場所なので精一杯の望遠で…
まあ、こちらはヒメコウゾの枝ですね。

まだ葉っぱは出ていないのを確認。
やっぱりつる性植物の方が、先に芽吹いている模様です。

葉っぱは3枚1セット。葉の周りのギザギザ(鋸歯)がある。
う〜ん、この斜面で 今まで見かけてきた中で その条件に当てはまるのは
ミツバアケビかな? もうすぐお花も咲くでしょうから、それを楽しみに
また見に来ることにしましょう。
ここで斜面を登り切って、もう一度公園の中へ。
公園の中にだって雑木林は広がっています。
写真を撮ったのは、主にどんぐりの木が並ぶ場所。でも、まだ、どんぐりの木は
お目覚め前の 3/29のこと。

1本だけ、際だって芽吹いていた早起きな木は…

エゴノキでした。
スポットライト浴びて輝いているみたいでしょ。
風媒花を付けるどんぐりの木たちは、熾烈な背比べ合戦をしていますが、
虫媒花を付けるエゴノキは、それほど高さにこだわらなくても良いので、雑木林
の中途半端な空間に のびのび枝を広げています。
バックコーラス従えた歌姫みたいにお日様のスポットライト浴び放題。
まぶしいね。
そろそろ帰り道です。でも、公園での最後にもう一枚。
アカシデの枝が低いところに張り出していたので撮ってきました。

前に記事では もっと赤いお花の房をご紹介しましたが、これでもアカシデです。
すみません、混乱させるようなもの出して(^^A)。
赤味が強い木も、薄い木もあるんですよね。しかたないです。
ひも状に下がっているのがおばなの穂ですが、若葉がのぞき始めた所にケバケバ
して隠れているいるのがめばなです。これから若葉と共に外に出てきます。
蝶々みたいな、リボンみたいな形に開く新芽も撮れるかな?
また、頑張ります。
さて、本当の帰り道。道ばたで見かけたアカメガシワの新芽。

記事のはじめの方に出て来た茶色い新芽が開くとこうなります。
毛深くて、赤くて可愛いでしょ。もこもこもこっと、春だよ。
長らくお届けしてきた3月の写真もこれでおしまいです。
次回からはやっと、4月に撮った写真シリーズに変わります。