寒いとかは言い過ぎですが、昨日あんまり暖かかったので、つい寒いなあ…
なんて贅沢なことを思いました(^m^)。お天気はちょこっと下り坂です。でも、
ひと雨ごとに春が確かなものになっていく時期ですものね。雨も歓迎…かな。
記事の方は、申し分ないほど晴れた3/16に隣町で撮ってきた写真から。

隣町へ行く途中にあるメタセコイア。たぶんこれ花盛りです、見かけによらず。
同じく、道の途中の早咲き種の椿。

2月の初めから咲き始めていたけれど、今、ちょうど満開です。
ちょっと粘って、木陰の綺麗なところをねらいました。

小振りの花、薄めの花びら、青みにかかったピンクの花色。愛らしいお花です。
行き先が同じで、季節があまり進まないと同じ様な写真になっちゃいますね。
あれこれ撮った道端の草は次の記事に回すとして…
次に、「北向きの斜面」で撮った木の写真は芽吹くノイバラ。

ジグザグに伸びる枝に、動き出した若葉が並んでいます。
春らしいなあ。
斜面の中程。

けもの道のような細い道が斜面を登っていて、登りきれば上の公園に出られる
けれど、地元の人と、斜面を管理する業者さんくらいにしか用のない場所。
ここに、ずうっと前から大きなコナラが立っていました。元気なときには
樹液を出して、カナブンやカブトムシを呼んでいたこともあったけれど、
結構前から枯れて、幹の途中に サルノコシカケみたいなきのこを付けて
いました。

この場所に植物の観察をしにくるようになった 最初の頃からあった木です。
それが、とうとう、根元から倒れて片付けられていました。
大雪のせいかな? くるときが来ちゃったんだな。残念だけれど、その記録も
しておきます。子孫はいっぱい残したろうから、お疲れ様…だね。
でもって、今の目印はこっちの木です。

ひときわ早く芽吹く葉っぱがもう準備中。
見上げると枝が素敵な曲線を描いているのが解ります。

芽が大きいなあ。
じつはね、これ、大きいのはウワミズザクラのつぼみなんです。

ほら、こんなふう。
ここからビン洗いブラシみたいに白い小花を房状に咲かせます。
さらに進んで、前回 来たときには咲いている花を探すのに苦労したヤブツバキ。

今回はいっぱい咲いていました。
大きい木の株いっぱいに赤い花がどっさり。

その昔、ヨーロッパに紹介されたときには驚きを持って迎え入れられたそうですよ。
地球の裏側の国には、こんなにお花をいっぱい付ける木があるんだって。
その後、盛んに品種改良されて、欧米産の園芸種も多数作られたと言うことです。
でもこれは、たぶん生粋の国産種。

勝手に生えて、勝手に育っている野生の株。
まあ、葉っぱには虫食いもあって野趣半端ないですが、気に入ったところで
勝手に育っている花は綺麗ですね。 しばらく楽しめると思うと嬉しいです。
次の記事は、同じルートでも足元で見つけた道ばたの草を見ていただきましょう。