です。春霞か杉花粉か、解らないけれど景色がかすんで見えました。
記事の方は今回も3/9に隣町で撮ってきた写真の最終回。
カタクリの芽が出たかな?って見てきました。

先に結論を言っちゃうと、出てました。思ったよりも早くに出始めた様です。
3/9でも、北向きの斜面には雪が溶け残っていて、雪のない場所でも落ち葉が
ぺったり貼り付いたようになって居ました。

最近まで雪が乗っかっていたんだなぁ。
前に見たときには雪をかぶっていた水仙、この日は青々した彼岸花の葉っぱを
バックに咲いていました。

暖かそうな日差しが花びらに当たっています。
斜面の日当たりの良いところに生えていたこの美味しそうな葉っぱは
オオアラセイトウ。またの名をショカッサイ。

はたまた素直にムラサキハナナといいます。紫色の色違いの、菜の花みたいな
お花が咲きます。
こっちの粒々はマンネングサの芽。

何マンネングサかはちょっと判別付きません。でも、可愛いの。
北向きの斜面をもうちょっと歩いて、カタクリの保護地へ。

端っこで可愛く茂っているのはカラスノエンドウの葉っぱと…カキドオシかな。
こちらのみずみずしいのはハコベ。

赤い花粉が見られるのは咲き始めだけ。これからいっぱい咲くよねぇ。
さてさて、問題のカタクリですが、こんなに葉っぱが出ていました。

赤い芽が広がって、まだら模様の葉っぱになります。
雪が消えて間もないし、芽が見つかればいい方だと思っていたので、意外でした。
斜面の上の方を見透かしてみれば、日差しを透かして赤く輝く葉っぱがたくさん。

うわあ、今年もいっぱい咲きそうだねぇ。
桜が咲くちょっと前に、赤紫の 百合みたいなラッパ型の葉っぱを下向きに
咲かせます。春の妖精、カタクリの花。また会いに来よう。
ほとんどはまだらの葉っぱなんだけれど、こんなに色素の薄い葉っぱもあります。

お花の色素も薄いのかな?
あっちこっち見たけれど、葉っぱは開いていてもつぼみはまだでした。

今度はつぼみを見に来よう。
この、しずく型の葉っぱはジロボウエンゴサク。

こちらも春の妖精の一つです。カタクリが人の目を集めている時に一緒に
楚々としたお花を咲かせます。
スミレを太郎坊、これを次郎坊と呼んで子ども等がお花を引っかけて遊んだのが
名前の由来だそうです。エンゴサクというのは中国名ですって。お仲間に生薬
として利用されるものがあるそうです。
3/9のおさんぽで撮ってきた写真はこれでおしまいです。寒い3月だったけれど、
春は着実に進んでいたんですね。3月も半ばを過ぎて、これからはもっと駆け足に
なっていくのかな。春の進み具合に置いて行かれないように頑張らなくっちゃ。