日差しがない分、ちょっと肌寒いです。
もう、先週の写真になっちゃいましたから、まだ咲いているのかな?
今日の写真はニョイスミレです。

春が少し進んできた頃、草丈は大きいのに
それに似合わぬ 小さな白い花を咲かせるスミレです。
ニョイスミレの「ニョイ:如意」は孫の手に似た形の仏具のこと。
花のあと伸びる葉っぱが似ているからだそうです。
別名はツボスミレ。
この「ツボ:坪」は庭のことで、お庭によく生えるからでしょうか。
草丈は5〜20cmほど。
これ以上大きいのは タチスミレという別の種類の可能性があります。
それから、北国には
エゾノタチスミレという、また違う種類のそっくりさんもあるそうです。
それにしても、'タチ'ツボスミレ(立坪菫)…より、ツボスミレ(坪菫)のほうが
立っているゾ感が高いのになぁ。(^^;)
一番の特徴はプロポーション(草丈と花の大きさのバランス)ですが、
お花も特徴的なので、見分けやすいと思います。

横広がりというか、つぶれたようと言うか…両脇の花びら(側弁)が小さいですよね。
花の大きさは1cm程度。スミレなの?って思うくらい小さいです。
白地に紫のラインがお洒落で清楚な感じに入っています。
この写真にはよく写りませんでしたが、
上の花びら(上弁)と両脇の花びら(側弁)には毛(突起毛)が少しあるそうです。
一枚目の写真を見て下さい。
お花の後ろに突き出た部分(距)が短くて、球形に近いのも特徴のひとつです。
葉っぱは、2〜3.5cmほどの間延びしたハート形(扁心形)。

『葉の裏が紫色を帯びる』…って、あらら、写真撮ってません。(^^;)
地面に近いところの 葉っぱのお供(托葉)は…

『披針形でほぼ全縁』…う〜ん、写真でも言葉でも説明できてないけど、
こんな感じ。←こらこら
タチツボスミレは櫛の歯のようなビラビラがあったけど、
これにはありません。
目立つギザギザ(鋸歯)も なにも無し…というのが「全縁」。
ところどころにポチッと出っ張りがあるので「ほぼ」っていう言葉がついてます。
この後、草むらの草丈が伸びてモシャモシャしているときにも、
一緒になって背伸びしています。
う〜ん、背の高いファッションモデルさんみたいな
八頭身美人のスミレ、それが ニョイスミレです。
今日は久しぶりに、古い友人が訪ねてくる予定です。
受験生の母だったときには 我慢していたけれど、
これからは少しずつ旧交を復活させて、来る 子離れに備えなきゃ♪
では、手早く家事を片づけて 遊んできま〜す。(^^*)
散歩道で近視の眼を近づけて初めて見たときは、
あまりの小さな姿に、おおっ〜、でした。
「壺菫」の名でやっと覚えたところです。
少しもらってきて鉢で育てたら、ちょっと大きめのお花が咲きました。
元々のお花は、ほんとに小さくて5ミリぐらいしかなかったように記憶しています。今年は現地(?)のお花、まだ見ていません。
よき母は、いっぱい遊ぶのが必須で〜す。
ツボスミレ(ニョイスミレ)、良いですよね。
清楚で 姿が優しくて。
タチツボちゃん達と比べると
ちょっとおねえさんな感じがします。
はい、よき母 目指していっぱい遊ぶようにいたします。(^v^)
スミレシリーズ、楽しみですね。
ニョイスミレは、ニオイ・・ではないのですか?
おもしろいですね・・・(笑い)。
スミレシリーズは くどくなるので
気が進まないのですが、
今日また、新しいスミレの写真撮っちゃいまして…。
もう少し続いちゃうかもしれません。
ニョイは「如意」です。
’匂い’と言う言葉が変化したのではありません。
でも言われるまで、如意と匂いが似ているなんて、
気付かなかったですよ。(^^A)