ゆるんだから期待していたけれど、あまり溶けなそうです。雪かき進まないならと
実家の両親の顔を見に行ってきました。庭の大きな枇杷の枝が何本も折れて居た
けれど都内の方が積雪も、残る雪も少なかったので、たいした被害はなくて済んだ
ようです。娘と、雪より2人のパソコンの整備をしてきました。相変わらず、元気で
何よりです。
2度目の雪の後、2/11に隣町で撮ってきた写真シリーズ4回目。
さすが「日陰の林」。陽が当たらないから、歩道の雪が溶けていません。
除雪も全く進んでいません(^^;)。

若干歩きにくいけれど、長靴だから大丈夫。
「日陰の林」のおなじみさんを見ていきます。
斜面は真っ白。木はみんな枯れ色の落葉樹。

1つ前の記事の場所です。
で、更に歩いていくと、まだ枯れ葉をいっぱい付けた木があります。

春まで落ちないヤマコウバシの葉っぱです。うちの息子も落ちませんように。
そして、お気に入りの観察スポット、隣町の公園裏の「北向きの斜面」、
その端っこの「日陰の林」の何度も撮ったあたり。

こうしてみると、結構、緑色。
冬でも枯れない葉っぱって、案外沢山あるものですね。
←左側の大きな葉っぱはたぶんアオキ。右→はシロダモ。真ん中はヤツデ。

画面下の方にからんでいるつるはフユヅタ。
で、黄緑色で一番目立っているのは、3枚一組の葉っぱのムベでしょうね。

実が開かなくて常緑のアケビの仲間です。今年はお花を見ることが出来るかな?
さて、その向こうにあるのが、コウヤボウキの茂みです。
今年、すでに一度ご紹介していますが、お気に入りなのでまた写しに来ました。

ちょっと色の付いた綿毛が暖かそう。
ガク(萼)っぽいところ(総苞)が綺麗。

草の茎と見間違えちゃいそうなほど細いけれど、これでれっきとした樹木の仲間
です。

しかも、キク科。
すぐに換金できる作物を植えることを禁じられていた高野山で、竹の代わりに
箒(ホウキ)に利用された枝ですよ。
お花みたいな花後。
綿毛が落ちた後の ガク(萼)っぽいところ(総苞)も素敵ですね。
白い雪に薄い茶色のコウヤボウキ。絵みたいな、模様みたいな良い景色です。

で、この景色のちょっと上にあるのが、
オトコヨウゾメの赤い実。

赤い実、赤い芽、オトコヨウゾメ。
ふんわり薄い茶色のコウヤボウキの綿毛。暖かいような寒々しているような絵に
なりました。素敵だな。
マンリョウの赤い実も残っていましたよ。

さすがにヤブコウジはもう売り切れていましたが…。
ちょっとの間しゃがみ込んで、冬の雑木林をしみじみ味わいました。
嬉しいな。

なんの変哲もないように見える日陰の林の一角。
太い木が2本並んで立っている根元に、夢みたいなコウヤボウキの茂みがあります。
私にとってはパラダイス〜。←安上がり
楽しく歩いてきた2/11のおさんぽ。2/9に来たとき、無くしたと思った耳当ては
無事回収できたし、遭難しそうで見に行かれなかった北向きの斜面も歩けたし、
リベンジ大成功で満足しつつ戻ってきて、この日、もうひとつ嬉しい出会いが
有りました。次はそれを見ていただきましょう。初見の小鳥さんです。
そうです。
雪の日は長靴が正解ですよ。
わたしはいつも長靴でしたが・・^^
近所の生協の店長さんに
「どうしていつも長靴なの」と聞かれたほどの
長靴愛用者でした。
ほとんど茶色だった田んぼの法面も
最近心なしか緑がちらほら。
今朝も雪はまだ残っていましたが、
水分が補給されて、法面の緑に勢いがましたような。
春も少しずつ近づいているのかもしれませんねぇ
はい、はい、長靴 ♪ 快適です。
思い切って膝まであるロングタイプにしたのも大正解でした。
吹きだまりでもぬかるみでもがんがん進めて楽しいです。
そう、雪はちょっとずつ溶けて木や草を潤してくれるような気がします。
雪に慣れない地域で何日も雪に覆われていた道ばたに
どんな草が生えてくるかな?
被害も気になるけれど、お花が咲いてくれるのが楽しみです(^^*)。