本当に寒かったです。ベランダの物干し竿を拭いた雑巾があっという間に凍り
ましたもの。風が冷たいんだなあって思いました。もう、2月も半ば過ぎたのに
なかなか暖かくなりませんね。
雪景色なんかさんざん見たかもしれないんですが、じつは、私、隣町へ雪の日に
行くの、初めてかもしれません。
2/9の日曜日、良く晴れた中、行って見てきた隣町の公園の雪景色。

前回の雪でいつもおさんぽしている公園に行ったときほどは撮れませんでしたが、
良かったら見てやって下さい。写真は途中のケヤキです。
途中の道も雪の中。
雪かきしてくれているところは良いけれど、してくれていないところでは
新しい道を作りつつの冒険みたいなおさんぽです。

途中の雑木林。木の枝に積もった雪が樹形を際だたせています。
空を向いて広がる樹形のケヤキの枝には、雪がたくさんのっています。
これが日差しを浴びて少しずつ溶けるのですが、みんな幹を伝って根元の土に
しみこんでいくんですよね。

ケヤキは他の木よりずっと、お水を欲しがる木。こうして根元の土にたっぷり
水分を蓄えておけたら安心だね。ケヤキの幹を流れる雪解け水を見てそう思い
ました。
さて、公園です。
自慢の桜並木も雪の中。辺り一面真っ白です。日曜日だって言うのに人影が
有りません。

おーい、子ども等、何をやって居るんだよ。早く出てこないと溶けちゃうぞ!!
メインストリートだってまだ真っ白。

公園の管理員さんが一生懸命雪かきしてくださいますが、人力では歯が立たない
雪の量です。どんどん溶け始めているとは言っても量が多すぎます。
公園で遊ぶ人はまばらでも、この公園、斜面の下の方に住んでいる方にとっては
駅へ向かう近道になって居るので、案外、人通りはあるんです。
雪かきする管理員さんたちのお役に立ちたいわたくし。
でも、スコップは持っていないし…。
そこでひらめいたのが、雪玉を転がして道を作ること。
まあ、転がして作るとなると…時間と体力を鑑みて、本線からはずれて自販機へ
向かう脇道くらいなら、私でも可能かな?と踏んでみました。
計画が出来たら、早速、雪玉転がし。
いやあ、漫画でさんざん見てきたように、雪玉を転がして、だんだん大きくして
自販機の前へ。振り向けば、なかなかの道が完成しています。
気をよくして別方向からもう1個。
さらに、自販機のそばに2つ重ねておけば…なんと可愛い雪だるまの完成です。

落ちていた松ぼっくりと小枝でお顔も付けました。
温かいお茶はここで買えますよ〜。道も付けたから靴が雪に埋もれないですよ。
子どもの頃からやってみたかったけれど機会がなかくて出来なかったことが
また一つ出来ました。達成感でほくほくしながら、更に先に進みます。
こちら、初公開の裏口へ抜ける道です。

両脇に手すりに付いた階段になっています。
谷の深いところは木道。
いつも行くお気に入りの観察スポット裏の「北向きの斜面」はこの先ですが、
この日は、遭難しそうなので行きません。
代わりに谷底から、別のルートを上がってどんぐりの林へ。

どんぐりは分厚い雪の下だけれど、ここには大きなヤブツバキとクスノキがある
んです。
行ってみたのは、雪のあとは常緑樹が雪の重みで折れちゃうことが有るから。
案の定、ヤブツバキは枝の雪が重くて地面に付いちゃいそうなほどしなって
居ました。

ヒザまである新雪をかき分けそばまで行って、枝の雪をふるい落としました。
この時、愛用の耳当てを落としちゃったんですよね。
ヤブツバキはなんとか助けられたけれど、耳当てを落としちゃったのは残念でした。
でも、その時は全然気付かなくって、大きなクスノキを見上げたり…

下に落ちちゃったえだを眺めたり、木の心配ばっかりしていました。

まあ、小さい枝は落ちちゃったけれど、大きい被害はなくて良かったです。
でも、ここから、雪かきされていない新雪の中を、ヒザまで埋まりつつ、
本線に戻るのはエライ大変でした。
雪の中を進むのって、体力使うものですね。
雪は、放っておけばいずれは溶けて無くなるのですが、今すぐどかしたいと
なったら、大変なんだなあ。
雪国にお住まいの皆様のご苦労が、ちょっとだけかいま見えたような気がしま
した。

帰り道、重機が出て、駅前の道も通行止めになっていた坂道も、みんな雪かき
してくれました。ブルトーザーかな、あれ。
重機の力ってすごい、でも、タダじゃないものねぇ。やっぱりお天気は、
ほどほどがありがたいです。このあとはあんまりお天気荒れませんように。
次の記事は、たぶん、耳当てを探しにもう一度出掛けたときの写真。
私の耳当て、無事に取り戻せるかな?(^m^)
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