空気がキンと冷えていて、日差し自体にはもうだいぶ力強さが感じられるのに、
空気が冷たくて、日陰の雪がちっとも溶けません。今朝はとうとう手に持てる
厚さの氷がベランダのバケツにはりました。明日は朝から雪だそうです。
いやぁ〜、参ったなあ。
とりあえず、今日の記事です。2/2に隣町へ行って撮ってきた写真シリーズ4回目。
公園を抜けて、一度裏の北向きの斜面の方へ行ってみました。
お目当てはお気に入りの冬芽、オトコヨウゾメです。

ちっちゃくて赤いの。お花も実も可愛かったけれど、可愛い木は冬芽まで
チャーミング。芽吹きっぷりも可愛いのよ。
くしゃくしゃの茂みは、夏が来る前にヒメコウゾが透き通ったオレンジ色の実を
ぶら下げていた場所。

もうちょっと山寄りの土地で、紙すきするために畑で育てて居たのが逃げ出した
んだろうなあ。

ぐぐっと写真を拡大してみると、青々したノイバラの前にジグザグしているヒメ
コウゾの枝が見えました

桑と一緒で繁殖力が強そうです。また、枝いっぱいの木苺似の実を見に来ますよ。
元気でいてね。
ヒメコウゾの茂み、落ち葉の透き間からのぞく葉っぱは…たぶん、ヤブジラミ。

ハコベや瑠璃唐草の葉っぱも見えますね。
こうして、好機が来るのを虎視眈々とねらっているのですよ。
この隣が、一枚目の写真のオトコヨウゾメ。

赤い冬芽は数々ありますが、この子が一番お気に入り ♪
でもってその隣がコアジサイ。
どちらも、このブログで何度も取り上げている株です。

冬芽だけじゃ、なんだか解りませんよね。
葉っぱもおまけに付けておきます。

また、初夏に、素敵なお花を見に来るね。
この場所、じつは去年の夏まで、大きなニワトコの根元にミツバチの巣が有って、
時々のぞいて写真に撮ったりしていたんですよ。
人通りがある場所にもかかわらず、退治されなくて、とっても有り難かったのです
が、去年の秋にスズメバチに襲われて全滅しちゃったんです。
がらんと空洞になっちゃった巣のあとを、通るたびに未練がましくのぞいていたの
ですが、この日、新しい住人が住み始めたのに気づきました。
入り口に蜘蛛の糸がたくさん張り巡らされていたんです。ジグモさんかな?
いずれ お宿のご主人にお会いできるのを楽しみに、また、時々のぞきに来ようと
思いました。
さて、またちょっと歩いた先にはこんなヤブ。
今度も細かい枝が交差して…、いや、やけに直線が多いなあと思ったら…

はい、ここにはバラ科のコゴメウツギの茂みがありました。
そう思って茂みに向けて撮った一枚を拡大すると、

まっすぐな枝に細かい若い枝が伸びて、若い枝に赤い冬芽が付いています。
ちょっと複雑な形の葉っぱとお花の、よく見るとすごく凝ったコゴメウツギが
咲くんです。とっても綺麗なんです。今年もたくさん咲いてね。
しゃがみ込んでコゴメウツギの茂みを撮って、よっこらしょっと立ち上がったら、
私は〜?っと言わんばかりに、木の枝につつかれました。

あ、ごめんごめん、真っ赤なミズキの枝。
でも君の赤い芽はもう何度も撮ったから…あ、あれれ〜?

もう葉っぱ出しちゃったの? ちょっと暖かい日があったから?
いや〜、まだ2月に入ったばっかりだし、今年まだ雪降ってないから、
しもげちゃうよ。
って思った通りに、このすぐあとで雪が降りましたよね。
湿った雪で、枝先に氷がいっぱい付きました。そして明日も朝から雪の予報。
木にも草にも、まだまだ試練の冬が続きます。
でも、どんなに寒くても春は来るんだよね〜。霜や氷が付いたって、生きている
葉っぱは枯れないんだよね。
私も、風邪ひかないように頑張ろう。
記事の方は、まだまだ当分2/2です。
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