早めに撮って整理もして…なんて考えて、午前中のうちに隣町の公園に行ったん
ですよ。でも、思ったよりずっと雲がかかって暗いお天気。しまいには雨まで
ぱらつきだしたので、泣く泣く早めに帰ることになりました。
でも、結局、雨はそれ以上強くならず、午後の方が良いお天気だったんです。
あーぁ、なんだか損した気分〜。お天気とはケンカできません。また頑張ります。
さて、記事の方は長々続けてきた1/18にいつもおさんぽしている近所の公園で
撮ってきた写真シリーズの最終回。

公園ではおなじみの木の、枝先の芽を見てみましょう。
背の高い木に、たくさんのこんな細かいものが付いていたら、ひょとするとそれは
アキニレかもしれませんね。

街路樹や公園樹としてよく利用される木です。
遅めの芽吹きから、春になっても夏になっても花が咲かない素っ気ない木。
秋の声を聞くと急に、慌ただしく花を咲かせ、あっという間に実になって、
大急ぎで紅葉します。

小さいのが翼のついたタネで、中央に葉っぱが一枚残っています。
深い緑色だったり、ちょこっと赤味がさしていたり志多のですが、今はすっかり
枯れ色です。枝に並ぶ芽が吹くのは、ちょっと遅め。で、また、夏休みの小学生
みたいな前半のんびりで後半慌ただしい一年を繰り返します。
対照的に、こちらのイヌシデは早め早めに行動します。
春の芽吹きも早いし、葉っぱの前にお花は咲かせちゃうし、それでも今は、
アキニレと同じように何もかも枯れ色になって、枝に散りそびれのタネを残して
います。

急いでものんびりでも、冬にひと休みするうちに追いついちゃうんだね。

いいや、人は人、自分は自分。イヌシデはまた、春まだ浅いうちから花を咲かせる
はず。いろいろ有りで、ちょうど良いんでしょうね。
こちらも、街路樹や公園樹として、良く植栽されているハナミズキ。

枝振りが特徴的ですよね。
曲線を描く枝の先、丸っこいのが花の芽で…

とがっているのが葉っぱの芽です。

みんなのお花見が一段落した頃に、葉っぱを開くようにお花を開いていきます。
花びらではなくて、ガク(萼)葉っぱの仲間みたいな総苞片です。
本当のお花は真ん中にちっちゃくかたまって咲くんですよね。
そっくりさんのヤマボウシも撮ってみました。

改めて比べてみると、まあ、ずいぶんと枝振りが違いますこと。
ちょっと近づけなかったので、そのままパソコンで拡大しますと…

やっぱり、丸い芽ととがった芽がありますね。
実が落ちたあともあったりして…。
ヤマボウシは、街角のハナミズキの花がすかっりおわちゃった咲き始めます。
公園よりはお山で会いたい清楚な花です。
1/18に、いつもおさんぽしている公園で撮ってきた写真シリーズはこれで
おしまいです。
次は1月の最後と2月の初めの週末にしたことの記録…の予定です。
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