まだ油断は出来ませんが、それでも少しずつ春が近づいているんだなと思います。
さて、記事の方は1月3週目のおさんぽシリーズ4回目。今回はハンノキと
アオダモがあるエリアへ向かいます。
地味だけれど冬芽がユニークな仲間を見てくださいね。

これはマルバアオダモの芽。ちっちゃくて写しにくいんですよ。
もうちょっとましな写真はこっち。

初夏に、煙るような白い花を咲かせるマルバアオダモ。
冬芽は灰色で、スウェードの皮をかぶっているようです。てっぺんの芽(頂芽)は
大きくて脇の芽はちっちゃくて、葉っぱの落ちたあと(葉痕)が半月型で、笑っている
ようです。
こっちの、もうちょっとケバケバしているのがアオダモです。
大きな帽子みたいに見える、枝先の大きな芽が可愛いでしょ

だんだん樹勢が弱くなってきているので、いつまで見られるのか解らないけれど
2種とも大好きな木なので、なんとか頑張って欲しいです。
このエリアに一緒に植えられているのが、葉っぱが素っ気ない方のハンノキ。

今にも咲きそうなおばなの穂と去年の実の殻。めばなは目立たないけれど
スタンバイOKです。もう間もなく花盛り。風に花粉を運んでもらうので、虫さんの
少ないこの時期でも平気で咲いちゃいます。
お仲間でも、まだ咲かないで待っているのもいます。

オオバヤシャブシです。
ツヤツヤの冬芽。
枝先の長いのはおばなの房になるところで、下の方の尖っているのは葉っぱの芽です。

実はハンノキとそっくりだけれど、風媒花だけれど、春に咲くんですよね。
公園の真ん中、池の周りに植えられている水辺が好きな木。そういえばこれもだな。
ゴツゴツした実をいっぱいに付けたラクウショウ。

別名ヌマスギ。
柔らかい葉っぱを芽吹く前に、風媒花のお花を開きます。
それから、これも水辺好き。安らかなお昼寝顔のオニグルミ。

冬芽と葉痕だけアップで見ると本当にこんな枝があるのかなって思うかもしれないほど、
良くできた寝顔です。おさるさんに見える日とヒツジさんに見える日がありますが、
いずれにしても可愛いです。(^^*)

冬の柔らかな光を浴びて、ぐっすりねんねのオニグルミ。
春がくるまでもう一眠りする感じ?
池の周りの低木の植え込みにこのあいだご紹介したのに追加したい写真が有りました。
まだまだあるよ、低木の冬芽。今度は何が撮れたかな?
ブログ内関連ページ:
2007/ 5/ 3付 「マルバアオダモ」
2009/ 2/12付 「枝先の笑顔」
2012/ 2/27付 「ネコヤナギとハンノキ」
2013/ 4/14付 「雨の雑木林」
2010/ 7/27付 「雨上がりの公園」
2012/12/ 7付 「ラクウショウの下で」
2005/ 9/12付 「オニグルミ」
2006/ 4/17付 「木の芽いろいろ その3」
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