気持ちよく晴れました。
今日は今日で、お気にいりの観察スポット「北向きの斜面」へ行って
たくさん写真を撮ってきましたが、それはまた後日ご紹介するとして、
今日も昨日に引き続いて、雑木林の芽吹く枝先とにらめっこです♪
急いで雑木林を見に行ったのは、数日前に車で通ったときに、
ニガイチゴの花が咲いているのを見かけたから。

去年、モミジイチゴかな?と思ったニガイチゴ。
今年はちゃんとわかります。
白い木苺の花。林床のヤブにいっぱい咲いてました。
土曜日に見に行ったのは、個人所有の雑木林。
公園とはまた
ひと味違うものが生えているので、楽しみな観察スポットです。
特に、芽吹き時の美しさは何にもたとえられないほど奇麗で、
毎年、この時期を心待ちにしているんです。

白っぽく煙るように芽吹くのはコナラ。
毛深い新芽はキラキラと光を反射し銀色に見えます。
やがて少し葉が大きくなると今度は 柔らかな緑色。

奇麗ですねぇ。
クヌギは少し黄色っぽく芽吹きます。
コナラよりも、おばなの下がり方が派手で、
葉っぱの違いよりも芽吹き方の違いの方が目に付きます。

雑木林を透かし見ると、奇麗な緑色の芽を点々とつけた木があります。

ゴツゴツした幹の影の中、小さな葉っぱが光を受けて浮き上がって見えるのは
エゴノキの芽吹きです。

樹齢を重ねると節くれ立ち、ゴツゴツの幹になるエゴノキですが、
枝先の芽は毎年小さくて可憐です。

星状毛と言われる束になった毛が生えているので、芽生えたての新芽は
なにやら ぼつぼつ、ざらざらしているように見えます。
雑木林の中でも一足早く目覚める、早起きさんの木の芽です。
可愛い新芽ちゃん、おはよう。今年もよろしくね。
武蔵野の面影を残す我が街の、独特な風景である雑木林。
人々が自然と折り合いを付けながら、上手に利用してきた里山の文化の象徴。
市長さんは里山体験館を造りたい意向でもあるはず…なのに…、
残念ながら私の家の近所では、個人所有の雑木林は減る一方です。
この日見た雑木林が妙に明るいのは…こんなことになっていたからでした。

半分ほどが切り開かれ、宅地用でしょうか、造成されていました。
タチツボスミレやキジムシロが可憐に咲いていた林床に
新しい住民が、西洋風の園芸種を植えて、
ガーデニングなどを楽しむことになるでしょう。
ここに大きなガマズミがあって、今年こそは白い花と赤い実を
ちゃんと写真に撮ろうと思っていたのに残念です。
さて、明日は息子の入学式。娘の学校も本格始動です。
私は慣れないお弁当作りや式に出る支度など、忙しくなる予定。
頑張らなくっちゃ。p(^^)q
戻って来たら今度は、お気に入りの観察スポット
「隣町の公園裏の北向きの斜面」の写真をご紹介しますね。
すっごい奇麗で、100枚もあっという間に撮っちゃったんだ♪(^^;)
とりあえず今日は早寝します。
うちのまわりの雑木林もドンドン切られ、宅地になり
あっという間に家が建ち、寂しいかぎりです・・。
日本の野の草木は、園芸種のように大きい花でもなく、色もギラギラケバケバしたのはほとんどありません。
子供たちに日本の自然、雑木林をこのままの姿で残してやりたいものです。そこに来る鳥やら蝶、昆虫なども。
武蔵野の原風景、かくありなん・・・(笑い)。
色合いがとてもきれいですよね。
いっぽう、ミズナラの若葉というのは、どうもあまり見映えがよくありません。
良いでしょ、雑木林。特にこの 芽吹き時は絶品です。
でも、すごい勢いで減っても居ますよね。
日本の自然、人が自然と折り合い付けて生きてきた歴史…
いろいろ、残して欲しいものがあります。
絶えてしまってからでは遅いのですから、何とかしたいものですね。
残念ながら、武蔵野の原風景…と言うには少しばかり小規模です。
我が家の方にはもう、こんな切れっ端しか残っていません。
もっと奥に行くともう少し大規模なのが残っているんですけどね。
でも、ちょっとでも仕方ないから、残して欲しいものです。
コナラの若葉は奇麗ですよね。
へぇ〜、ミズナラはあんまり綺麗じゃないんですか?
見てみたいなぁ。
コメントありがとうございました。