気圧配置は冬型で、気温もぐっと下がりました。
満開の桜も低温保存。入学式まで保ってくれそうな気配です。
なかなかお外へは行けないので、今日も我が家の鉢植えの様子を
ご紹介。

3/24にご紹介したフレンチラベンダー。一週間後には、こんなに
咲きそろいました。地味だけれど、奇麗でしょ。
この後は我が家のちびっちゃいケヤキとコナラの芽吹きの様子。
それから、葉っぱを開き始めた ヤマジノホトトギスです。
最初はケヤキ。
今、並木のケヤキも新芽の季節ですが、何しろ背の高い木なので、
芽吹きの様子を間近で見ることは、なかなか出来ません。
でも、我が家のケヤキは2年目を迎えたばかりの鉢植えの木。
芽吹きの様子も、手元でじっくり観察できますよ。
まずは3/24、動き出したばかりの芽。

小さい木の細い枝。
芽も小さくてどこにあるかわからないくらいだったのに、
春が来て暖かくなったら、ちゃんと大きくなりました。
ひとつの芽から一枚の葉っぱしか出ないと思いがちですが、
結構いっぱい入って居るものですよね。

ニョキニョキ伸びて…。意外に毛深い。

開いたばかりの ミリ単位の小さな葉。
大きな葉と同じように、ギザギザのてっぺんにまで
続く、葉脈。

で、これが昨日の様子。
可愛い葉っぱと みずみずしい茎が 顔を出しました。
この赤い部分が今年の枝になるのかな?
お花も咲いているはずですが、さすがに、我が家の鉢植えの木では、
お花までは見られません。
ケヤキの花に興味のある方は、HPの方をご参照下さい。
サイト内関連ページ
「おなじみの木」>「町の木」> ケヤキについて
これは1/21のコナラの芽です。
赤っぽいうろこ(鱗)が並んだ鱗芽(りんが)というタイプです。

童話に出てくる赤い三角屋根…みたいですよね。
冬中、この姿で寒さをしのいでいた芽が、春の気配を感じて
ほころび出しました。

3月末でこのくらい。その後も暖かい日が続いて、
昨日、とうとう葉っぱが開きました。

コナラの新芽は銀色の毛皮を着ているんですよ。
ほら、ゴージャスでしょう?
枝先に芽がまとまってつくので、つぼんだ傘のように始まって、
やがてお花みたいに開くんですよ。
雑木林のコナラの木も、やっぱりものすごく背が高くなりますから、
手元で見るのは難しいですが、それでもこの時期、
林の中でひときわ奇麗な銀色に輝くコナラの木に出会うことは、
大きな楽しみでもあります。
HPの方には、もう少しいろんなパターンの芽吹きの様子を
写真に撮ってありますので、良かったら見ていって下さい。
で、ご近所にコナラの木がありましたら、是非、本物の方を見て下さいね。
奇麗ですよ。
サイト内関連ページ
「おなじみの木」>「山の木」> コナラについて
最後は3/5に芽が出たヤマジノホトトギスのその後です。
徐々に葉っぱが開いてきました。

みんな同じ株から取った種なんですが、株ごとに個性があります。
上の写真の葉っぱには あまり特徴はありませんが、
別の葉っぱは別名の「油点草」がよく似合う姿になりました。

ほら、紙に油を落としてシミにしちゃったときみたいな
点々の模様がありますでしょう?
いま、あちこちの花だんでも、ホトトギスの仲間が芽を出してますよね。
油のシミがついたような模様の葉っぱを見たら、
ホトトギスが咲くのかな?なんて思ってみまもって下さいね。
お花は、夏の終わりから秋にかけて咲く予定です。
ブログ内関連ページ:
2005/12/ 6付 「ホトトギスの種」 この鉢に蒔いた種の話
2006/ 9/29付 「ヤマジノホトトギス」 北向き斜面で見かけた花
【関連する記事】
ケヤキとコナラは根岸森林公園にたくさんありますが、こうやって継続観察されて発表されるのは、やはり はもようさんでないとできませんね。頭が下がります。
ホトトギスがよいですね・・・。
何はともあれ、新芽はみんなすばらしい!(笑い)。
はい、ラベンダーがようやく ラベンダーらしくなりました。
小さいながら紫の花が 濃い色と薄い色に咲くので、
なかなか綺麗です。葉っぱに触れると良い匂いがするんですよ。
ケヤキとコナラは、手元の鉢植えのものですから、
お花まで見られないのが物足りないところです。
公園の大きな木にはこの時期、長いおばなと可愛いめばながついている頃。
もっとスペクタクルな眺めを堪能出来ますよ。
新芽、芽吹き…良いものですよね。
新芽の記事、時間が許せばもう少しいろんな種類を取り上げたいです。
はい、ヤマジノホトトギス。今年はだいぶ大きくなってきたので、
お花が見られると良いなと思いつつ、毎日お水をあげています。
すばらしい新芽の記事、もう何回か書けたらいいなと思っています。
頑張れ自分!!ですよねぇ。(^^;)