見られそうと楽しみでした。でもって実際、綺麗なお月様が見られました。
お団子食べながら眺めちゃった。
今日の記事も、9/14にいつもおさんぽしている公園で撮ってきた写真から。
待ちに待ってたマメ科のシーズンです。

大好きなネコハギの花。
たくさん咲き出したおかげで、とびきり奇麗な写真が撮れました。
ここのところ、地面に広がるお花の写真が多かったように思いますが、
ネコハギも地面を這っているお花。

とことこおさんぽしていると地面のところどころが白いんですよ。
あれれって思って近づいてみると…

3枚セットの丸っこくて毛深い葉っぱに白い蝶型花がちらほら。
ネコハギです。
つる性植物じゃないんですが、細い茎を長く伸ばすので、こんな風に
地面を這っていることも多いです。
もちろん草むらで他の草に寄りかかっていることもありますが。

白い花びら、旗弁と呼ばれる垂直に立った花びらに赤紫のワンポイントが
入るのが特徴。
清楚でしょう。この時期、探してでも見たいお気に入りです。
よく似たマメ科の花がハイメドハギ。

こちらも日当たりの良い草地で目立ってきました。
ネコハギよりは日向好きですね。よく刈り込まれた芝生の上に、きっと迷惑
がられているに違いないってかたちで生えてます。
「這い」って言うのが有るってことは、「立つ」メドハギもあるわけで、
そちらはまた、見かけたら撮ってきます。
とりあえず、ハイメドハギの方が近所の公園には多くてお花も先に見つかります。
枝に3枚セットの細い葉っぱがびっしり並びます。

ハイメドハギの花は青っぽい紫色のポイントが2カ所にはいるのが特徴。

奇麗でしょ。ちょっと高貴な紫色ですよね。
今じゃこんな雑草の扱いですが、昔は占いに使うありがた〜い植物だったん
ですよ。街角の易者さんが、当たるも八卦当たらぬも八卦って言いながら
ジャラジャラ鳴らす筮竹の元は、メドハギの茎だったって言うんですから
驚くじゃないですか。
もしかしたら遠いご先祖は、国家の未来を予言した高名な占い師の手にした
ものだったのかも しれませんよ。
地面眺めて歩いていたら、今年は公園の管理人さんが草刈りにあんまり熱心
じゃなくて(^m^)、ヤマジノホトトギスのつぼみが結構残っていることに
気づきました。
いつも真っ先に刈られちゃう土手の株も…

ヒマラヤスギの下の、抜かれちゃうことの多い株にも

ロケット型のつぼみがどっさり。
いつぞやはルリタテハの、猛烈トゲトゲイモムシが葉っぱを全部食べちゃった
こともあったけれど、居なけりゃ居ないでちょっと残念だけれども、
お花はいっぱい見られそうです。

いつも刈られるか踏まれるかしていた、イヌツゲの木の下のに2つ並んだ株
にさえつぼみが付いてます。

わ〜、これ、何年ぶりだろう。咲くまでとっておいてもらえるかなあ。
もぉ、周りに囲いを作りたいくらいな気持ちですよ。
なんべん踏まれても、刈られても、喰われても、諦めないで芽を出すんですよね。
ずっと見ていたからこそ解る、この株たちの苦労と努力とひたむきさ。
いやあ、雑草魂!格好いいです。私も、負けないように頑張らなくっちゃ。
とりあえず、無事咲くことが出来るのかどうか。引き続き見守ります。p(^へ^)
今日のおまけは中秋の名月。

何かの都合で見られなかった方にお裾分け。
大きなイチョウの木の向こうに 出たばっかりのお月様です。