ましたね。で、今日は一瞬日が差しそうになりながらも、結局曇りがちで終わり
ました。洗濯物が今ひとつ、乾いたようなまだなような…(-"-;)明日は晴れ?
ほんとに?
さて、記事の方は9/7のおさんぽから。隣町のお気に入り観察ポイント「北向きの
斜面」。今日の主役はコバノカモメヅル。

あ、でも ↑ 写真はアキノノゲシです。
先月見かけたけれど、お花を見られないまま刈られてしまったコバノカモメヅル。
2013/ 8/24付 「カモメヅルの仲間」
でも、別の場所に生えていて、運良く奇麗に咲いたところを撮れましたっていう
報告です。
発端はまず9/1のおさんぽの時。

「北向きの斜面」で、つる草に引き倒されそうなツリガネニンジンを撮ったあと、
草むらの奥の方にか細いつるがからんでいるのを見かけて、
何となく、カメラを向けてみて…
家に帰って写真を拡大してビックリ。

ありゃりゃ、これ、先月何度かつぼみまで見て、とうとう花が咲いたところに
行き会えないまま、草刈り隊に刈り取られちゃって、今年はもう会えないかと
諦めかけていたコバノカモメヅルじゃあないですか。
もちろん、翌週おさんぽに行ったときには、目を皿のようにして探しましたよ。
これが、大体同じ場所。

ほら、なんだか赤っぽいような茶色っぽようなものが緑の草の葉の上に乗って
いるでしょう。
写真を撮って、拡大してみると…

わあ、お花がいっぱい咲いてます。
一週間前に見たつぼみがみんな咲いたんですね。
先月は、何度見に行ってもちゃんと咲いていなかったのに…。
やっぱり雨が足りなかったのかな。
先週見たときに、鎌首もたげたように見えたつるの先が、蜘蛛の糸にからんで
居ることも見て取れました。

か細いつるだって解りますかね。
色としては地味な えんじ色みたいなお花ですが、自然の中で見るとなかなか
味わいがあって素敵です。
しかも、これ、このあととってもユニークな形の実になって、
奇麗な綿毛(種髪)付きのタネを吹き出すんですよ。
とはいっても、なかなかそこまで見られないんですけど(^^A)。刈られちゃって。
ガガイモ科カモメ属の仲間にはこの色のお花が多いですが、

やっぱいいなあ。(しみじみ)
いつもはオオカモメヅルに出会う場所なんですが、今年は全然見かけません。
2012/ 7/ 4付 「つるに咲く花」 去年のオオカモメヅル
一昨年見かけた白花種(アズマカモメヅル)にも会えませんでした。
2011/ 8/27付 「これは何カモメヅル?」

でもその代わり、コバノカモメヅルにはたくさん出会うことが出来ました。
なんだか、心惹かれるこのお花。たくさん見られて嬉しいです。
また、咲いてね。根気よく探しに来るから ♪
それから、帰り道で見かけたのは一足早い秋の実り、アオツヅラフジの実です。
背景は無粋なフェンスだけれど、こういう場所の方が刈られずに済むのが、
ちょっと皮肉。

それでも、極小の巨峰似の奇麗な青い実が下がってました。
まだまだ色づき始めです。周りにはまだ緑色の実がいっぱい。
いい眺めだなあ。これからさらに色付きますよ。

もっともっと秋が深まると葉っぱが黄色くなって、さらに秋らしくなります。
あ、そうそう、アオツヅラフジの実は薬にはなるかもしれませんが、食用には
むきません。タネはアンモナイトみたいな面白い形をしていますが、実は
美味しくはないそうです。観賞用にとどめておいてください(^m^)。
おさんぽの最後の方で見かけたアキノノゲシ。この記事1枚目の写真の花です。
こちらも無粋なガードレールのそばで咲いていました。

巨体になるので、真っ先に草刈りの対象になるお花です。
背景としては今ひとつでも、ここならあんまり草刈り隊が通らないから、
まばらな綿毛まで見せてもらえるかな?
このあとは木の実と花を見ていただきましょうね。
秋の綺麗な実の季節が、ゆっくりと準備中なのでね。
ブログ内関連ページ:
2013/ 8/24付 「カモメヅルの仲間」
2011/ 8/27付 「これは何カモメヅル?」 アズマカモメヅル
2012/ 7/ 4付 「つるに咲く花」 去年のオオカモメヅル
2011/ 6/19付 「オオカモメヅルの花」
2010/ 8/16付 「つるに咲く花」 ガガイモとコイケマ
2006/ 7/11付 「オオカモメヅル」
2005/ 9/14付 「コバノカモメヅル」