今日の一番のニュースは、羽化したてのオオミズアオを見られたこと。残念だった
のはその時カメラを持っていなかったこと。だからここに言葉で記しておきます。
白くて、もしゃもしゃで可愛かったです(^^)。また会えるといいな。
さて、今日から記事は8/11、隣町でのおさんぽ分に移ります。前の日はかなりの
早朝に出掛けましたが、この日は家事を済ませてからの午前中。日差しが強くなり
始めていて、走ると危ないので、そろそろ歩いておさんぽしてきました。
隣町へ行く途中の道と言えば、これを見ないとなりません。

アオギリの木です。
面白〜い実り方をする実が一番面白いところにさしかかっていましたよ。
隣町へ行く途中にある大きなアオギリの木です。
幹が緑色だからアオギリ。でも、名前だけの桐で、あの下駄やタンスにする桐の木
とは他人のそら似関係。

こちらは「梧桐」。中国では、かの、鳳凰が住まいすると言われるほどの聖なる木。
それでうっかり取り違えて、日本の桐の木までめでたい意匠に使っちゃったんじゃ
ないかなんて話もあったりなかったり…。
まあ、普通の人はアオギリの実がなりました…って ↓ こんな写真もとれば満足じゃ
ないですか。

まあ、よく見るアングルですわねえ。
そうそう、これが、ちょっと変わっているけど、アオギリの実ですよ。
図鑑だってこんな写真が出てますよ。
でもね、この木の見所はそこじゃないんです。
もっと気を付けてよく見てください。
出来たら8/4の記事で取り上げたような、1つ前の姿を思い出して欲しいんです。
2013/ 8/ 4付 「フヨウの花」
5つに分かれた柄の先に、豆のさやみたいなのをくっつけていたじゃないですか。
あれが、パカッと割れたんですよ。

割れて中から水が出て、それまで水に浸かっていたグリンピース似の実が
さやみたいだった過去を忘れて、今や、葉っぱみたいになってしまったその
元さやの端にくっついているんですよ。

さやが割れた直後だから、実はみずみずしくってツヤツヤしています。
ほんと、ゆでたてのグリンピースそっくりです。
ここまで見ないとアオギリの実を見たって言えないですよ(^m^)。
この実、これから秋風に吹かれてすっかり乾いてしわしわになり、元さやだった
部分も、枯れ葉のようになって風に乗って四方に散っていきます。
あちらこちらの公園や街路樹に植栽される木です。お近くで見かけることがあったら
是非この、ユニークな実り方にもご注目下さい。
アオギリのお隣さんはナンキンハゼとサンゴジュ。
近づけない場所でしかも高木だけれど、ナンキンハゼの緑の若い実とサンゴジュの
赤くなりかけた珊瑚の細工物みたいな実が見えました。
どっさり付いて実り順調そうです。

ナンキンハゼは秋に外側が黒っぽく乾いて、中から真っ白くロウをかぶったタネを
吐き出します。サンゴジュは常緑だけれど、ナンキンハゼは紅葉も楽しみです。
隣町の公園に到着して、前回ご紹介したのと違う場所のアオハダ。

いやあ、どこもかしこも実がびっしりですよ。
丸っこい葉っぱに小さな赤い実。

可愛い木です。でかくなるけど。
さて、アオハダのそばで一息ついたら、おさんぽは続きます。
でも次の記事は小戻りして、途中で見かけた草たちを先に見ていただきましょうね。