太陽の高度が低くなって、陰が長くなりましたよね。
8/10のおさんぽ、最終回は見かけた虫さんをいくつか。今回は蝉と蝶々のみです。
もうね、セミの声がしていない瞬間がないんじゃないかなくらいの、そのくらいの
濃密な蝉の大合唱ですよ。

それでもなかなか、姿が見ないものですね。これはやっと見つけたミンミンゼミ。
蝉捕り…お上手ですか?私はやったことがないんですけれど、たぶんへただと思い
ます。だって、全然見つけられないんですもの(^^;)。

数が多くてとりあえずどこでだって鳴いちゃうアブラゼミは比較的って言うか、
ベランダの洗濯物にとりついてだって鳴いているのでまあ、数には入れないとして
ミンミンゼミは高いところで鳴くので、見つけにくいです。
それに、ちゃんと自分の体を隠せるような木を見つけるのが上手ですよね。

背中の緑の模様が綺麗なミンミンゼミ。ミ〜ンミ〜ンと鳴いてます。
この日はクマゼミの声も聞きました。シュワシュワシュワって言うの。
ここ数年、たま〜に一匹鳴いて、すぐに居なくなっちゃうって言うのを繰り返して
います。いやあ、あのセミに居座られたら、嫌かも(^m^)。今で十分うるさいのに。
今年はニイニイゼミが目立たなかったなあ。変わりにミンミンゼミの声が大きくて。
アブラゼミはどうした?って思っていましたが、この頃はちゃんとうるさく鳴いて
ます。一緒に鳴き出しちゃった年もあったけれど、今年はツクツクボウシが、
ちゃんと遅れて鳴き始め、たまにはカナカナ…ヒグラシの声も聞こえます。
いつもおさんぽしている公園の、とりわけセミ穴の多い木を見に行ってきました。

メタセコイアに脱け殻 鈴なり。
こんなに重なって。混雑してたのかな?それとも時間差かしら?

みんなちゃんと大人になれたかな?結婚相手は見つかったかな?
幼虫時代、土の中で長いことかかって大人になるセミさん達。
大人になって大きな声で鳴けるのもせいぜい2週間程度。
そろそろ寿命の尽きたセミをあっちこっちで見かけるようになりました。
次の世代へ命を託された卵たちが長い幼虫時代を経て土から出てくるときもまた、
この場所が蝉たちの楽園でありますように。
フェンスに囲まれた草むらではムラサキツメクサに蝶々が止まってました。

立ち入り禁止のフェンスの中、誰も近づけないのを知っているのかな。
警戒心が強いはずのジャノメチョウ。

同じ画像を拡大すると、羽の裏の水色ポイントもちゃんと捉えられたし。
模様がはっきりしていて奇麗なジャノメチョウでした。
もうちょっと粘って羽の表も。

まあ、地味なんですけどね。(^^A)
公園のピンオークの下にはサトキマダラヒカゲ。

樹液に集まる蝶々の中では一番警戒心が薄くて、一番写真に撮りやすい子。

今年の樹液酒場はまだ、本格オープンしていないみたいで、開店待ちしている
ようでした。雨上がりになったら賑わうかな?
8/10のおさんぽはこれでおしまい。次は翌日に隣町へ行ったときの写真に
移ろうかなと思います。