ちょっと肌寒かったり。体感の忙しい一日でした。梅雨が戻って来ちゃった
みたいですよね。明日は晴れてぐっと暑くなるのかな?
今日の記事も、7/15に隣町で撮ってきた写真。
1つ前に隣町へ行ったのは6月の末。半月たって季節は進み…

隣町へ行く道ばたでタケニグサが、表情を変えました。
7/22の記事でご紹介したときのように、白いポンポンだった花が若い実に
なっていました。
2013/ 7/22付 「つる草一巡り」 タケニグサの花

この実がさらさら鳴るのが竹の葉が鳴るようで、それがタケニグサの名前の
由来の一つだそうです。
花も葉も、どっこも似てないと思ったけれど、実だったんですねえ。
とは言ってもタケニグサ、名前の由来も別名も沢山あるんですよ。
なにせ、とっても目立つ存在ですからね。
続くヤブの中にヤブミョウガが咲いてます。

6月末のおさんぽではまだお花だけだったけれど、この日は実になり始めて居ま
した。
この実が薄い緑色から、黒く変わっていくまでを眺めるのが楽しみなんですよね。
2013/ 7/21付 「夏草続々」 ヤブミョウガの花

雑木林の端っこの明るいヤブの中に、いっぱい並ぶお花の穂。
これが、みんな黒っぽくなるまで、ちゃんと立っててくれるかな?
お気に入りの観察スポット「北向きの斜面」では、ヤブにからむつる草に
オニドコロのめばなを見つけちゃいました。

ほら、ハート型の葉っぱに垂れ下がったお花の穂。
お花の付け根には後で実になる部分が付いているので、

今はこんな風に途中が見られて楽しいです。
ところでこの日は、また、新しい出会いがありました。
厳密に言うと、一度、北向きの斜面で出会ってちょっとお話ししたことが
あったんですよ。
で、また、声をかけていただいたんですが、それがその方ご自慢のお庭の前
だったんですね。
羊歯やヒバ、日本の蘭を主に育てていらっしゃるそうで、いろいろ見せて
いただきました。
水辺の草が大好きな私としては、ひとつの理想のお庭でした。
楽しくお話ししたあとで、最後に宿題を頂きました。
お庭にあるすみれ2種と観葉植物の名前を忘れちゃったんですって、
お花も咲いていないので、葉っぱだけで検索。
言われなければ、シクラメンかなと思っちゃったこの葉っぱ。
閉鎖花や弾けた実の殻から、スミレだって解ります。

たぶん ↑ これは、斑入りフモトスミレ。
それからこの細かく分かれた葉っぱは、スミレの中まで葉っぱが細かく裂けるのは
3種しかないそうで、そのうちのヒゴスミレはもっと細いし、エイザンスミレは
もっと粗い。
その交雑種、ヒラツカスミレかな?と思いました。

交雑させた方が平塚にお住まいなんですって。
最後のこちらには、見覚えがありました。
葉っぱは極薄くって、テリテリしています。なんでも、メロンのような良い香りが
するそうです。裏は奇麗な紫色。

でも、なんといっても手がかりになったのは葉っぱの真ん中にムカゴが付くという
特徴。
同じ特徴を持った草を葉っぱだけを頼りに名前調べをしたことがあります。
その時はカラスビシャクでした。
この葉っぱもたぶん、近い仲間じゃないかと、あたりをつけて検索しました。
見つけたのはニオイハンゲという観葉植物。多分そうですよね。
宿題の答えはメモにして、このあいだ、こっそりお家のポストに投函してきました。
正解だと良いな。(^m^)
ご訪問の記念に、いくつか分けていただいたので、家に帰って鉢に植えました。

一番楽しみなのはマメヅタの葉っぱ。もりもり育ってくれると良いな。
帰り道にちょっと面白いものを見つけました。猛暑続きで、乾き過ぎちゃったかな。
枯れたアカバナユウゲショウでした。
アカバナユウゲショウって ↓ こんなお花です。

ユウゲショウって言う割には昼っから咲いてるし、赤花って言うほど赤くない。
なんだか名前が微妙にかすった感じ。
でもね、こんな説もあるんですよ。
↓ ほら、これが枯れかけのアカバナユウゲショウです。

葉っぱが真っ赤でしょう?
アカバナは「花」ではなくて「葉」。つまり「赤い葉の菜」っていう意味なんじゃ
ないかっていう説があるそうです。秋の紅葉も、見事な真っ赤です。
なんでもカタカナで書いちゃうと伝わりきれないことがあるよなあ。
次はなんにしようかな?
良かったらまた、のぞいてみてくださいね。
ブログ内関連ページ:
2013/ 7/22付 「つる草一巡り」 タケニグサの花
2013/ 7/21付 「夏草続々」 ヤブミョウガの花
2009/ 7/22付 「あの花のその後」 ヤブミョウガ