2013年06月24日

あの木のその後

今日はお天気が変わりやすいという予報でしたが、結構晴れましたね。
ベランダではいよいよコクチナシが咲きました。夏だなあって言う香りが
します。街のあちこちでノウゼンカズラのオレンジ色の花も咲き出しました。
また季節が少し進んだんですね。

6/2の隣町、5月に眺めたお花のあとも訪ねて回ります。
ニワトコは、木に付いた実がみんな赤くなりました。

13_0624_niwatoko1.jpg

鳥さん達が喜んで食べに来ます。







初夏に実る実もあるんですよね。そうでなかったら、野山の生き物は飢えちゃいます。
斜面に枝垂れたニワトコの木、全部の実が赤くなって鳥さん達を待っています。

13_0624_niwatoko2.jpg

春先はお花ばかりで虫も少なく、お腹を空かせていた鳥さん達。
季節が巡り気づいてみれば、あっちこっちで巣作りや子育てに忙しそうにしています。
そうか、春は恋のシーズンで騒がしかっけれど、食べのもが豊富になった今は、
子育てで忙しいのか…。

言葉や理屈は何度も聞いてきたけれど、実際に眺めてみて、しみじみ実感しちゃいます。
植物の営みも他の生き物たちと切り離しては考えられないんですよね。

2013/ 4/23付 「ふわふわ八重桜」 ニワトコの花



さてさて、初夏に実らない方の木の実はどうなっているかな?

まずは隣町へ着いて、公園に入る前に左へ折れて、先に北向きの斜面へ坂道を
下りていきます。北向きの斜面、まずは最近通うようになった「日陰の林」へ。


この日はムラサキシキブが咲いていました。

13_0624_m_sikibu1.jpg

秋、小さな粒々の紫色の実をどっさり付ける木で、その様に趣があって平安時代の
女流作家を彷彿とさせたので、お名前をお借りしています。

お花はこの梅雨時に開きます。

13_0624_m_sikibu2.jpg

秋の実と同じ紫色です。やっぱり素敵ですね。女流作家様もこれならば、名前を
拝借したことをお許しくださるかしら(^m^)?



並んでいるのは、今年花の付きがとっても良かったツリバナ。
子どもの絵みたいな可愛いお花から

2013/ 5/ 9付 「ツリバナの花」

ボタンみたいな花後。

2013/ 6/15付 「ウグイスカグラの実」

そして今は

13_0624_turibana.jpg

丸い形になってきました。5つの線が入っていますが、秋になったらあの線の通りに
割れて、赤いタネを吐き出します。今年は木が赤く染まるほど実りそうです。
楽しみだな。

2011/10/23付 「赤い実すずなり」



そのまた隣にはサワフタギ。

2013/ 5/14付 「3本のサワフタギ」

別名のルリミノウシコロシに入っている瑠璃色の実を見られるんじゃないかと楽しみに
していますが、

13_0624_sawafutagi.jpg

今のところはこんな感じ。若い実はたくさん付いていますが、圧倒的な花数と
比べたら、ちょっと拍子抜けする感じ。
実るまでの落ちちゃう実が多くって、秋にガッカリしてきただけに気がもめるところ
です。奇麗な瑠璃色に色付くまで、ちゃんと付いていてね、サワフタギの実。



ふと見上げると頭上にはヤマウルシが葉っぱを広げていました。

13_0624_y_urusi1.jpg

特徴的な羽状複葉なんだけれど、このサイズじゃ伝わらないですね(^^;)。

お花は5月に咲いていたはず。撮り損なっちゃって今は若い実。

13_0624_y_urusi2.jpg

ウルシ科の他の仲間と同様に、蝋を含んだ灰色の実を実らせます。
秋の、朱赤の紅葉も奇麗ですよ。

2009/11/11付 「ヤマウルシ」




北向きの斜面をずっと歩いていって、ニワトコの大株を見上げたあと、そばの
コウゾの実り具合も確認。

13_0624_kouzo.jpg

6/2ではまだ緑のケバケバでした。
今はもう木苺似の透き通るオレンジ色の実になっています。何度見ても不思議
ですよね。このケバケバが透き通っちゃうんですから。
綺麗な実の写真は後日ご紹介しますね。

2011/ 6/21付 「苦苺、接骨木、姫楮の実」
2012/ 7/ 8付 「ヒメコウゾの実」 実る途中画像有り




さて、斜面の下の木々をチェックし終わったら公園内に帰ってきました。

これは園内の端っこに、(隣接する民家の人がきっと)ゲリラ植樹されていた
ロウバイです。春まだ相当浅い頃、半分透けた黄色い花を眺めた木です。

でも、なにも知らずにこれを見たら、たいていの人はギョッとするでしょうね。

13_0624_roubai.jpg

地球外生物のようなその姿は、虫こぶでもなんでもない、ごく普通のロウバイの
若い実です。
お庭で丁寧に育てている人は、木を傷めるからってみんなかき落としてしまうので、
あまり見かけることはないそうです。ここは手入れが行き届かないですからね。

私はこれを見るたびイカめしを思い出して食べたくなります。美味しそうだな。

2013/ 2/10付 「蝋梅の花」
2006/ 1/16付 「ソシンロウバイの花と実」




そばにはアカメガシワが立っています。今花盛りですが、6/2にはまだつぼみでした。

13_0624_akame_g.jpg

荒れ地に、いち早く進入するフロンティア。あたりが落ち着いちゃうと勢いを無くし、
新天地を求めてさすらう永遠の風来坊です。

2012/ 7/10付 「アカメガシワの花」




白い花をどっさり咲かせていた日陰のガマズミは、大仕事を終えてすっかり
落ち着いちゃいました。

2013/ 6/11付 「ガマズミとネジキ」

13_0624_gamazumi.jpg

葉っぱにほのかに赤味が差して、なんだか秋の装いにも見えちゃいます。
いやいや、まだまだこれからだから。
あと半年、繰り返す虫さんたちの攻撃をかわしつつ、ツヤツヤの赤い実を育てて
下さいよ。秋の紅葉も楽しみにしているよ。




ブログ内関連ページ:

2013/ 4/23付 「ふわふわ八重桜」 ニワトコの花
2009/11/12付 「紫式部の実の付き方」
2011/11/ 8付 「日陰の林」
2013/ 6/15付 「ウグイスカグラの実」 ツリバナの花後
2013/ 5/ 9付 「ツリバナの花」
2011/10/23付 「赤い実すずなり」 ツリバナの実
2013/ 5/14付 「3本のサワフタギ」
2009/11/11付 「ヤマウルシ」
2011/ 6/21付 「苦苺、接骨木、姫楮の実」
2012/ 7/ 8付 「ヒメコウゾの実」 実る途中画像有り
2013/ 2/10付 「蝋梅の花」
2006/ 1/16付 「ソシンロウバイの花と実」
2012/ 7/10付 「アカメガシワの花」
2013/ 6/11付 「ガマズミとネジキ」






posted by はもよう at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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