更新してきました。梅雨入りもしたし、だんだん汗ばむ日が増えているし、
暑さと戦う半年が始まったんですね。負けないぞp(^へ^)
さて、このブログ恒例のシリーズ「木に咲く白い花」。今回は常緑樹を中心に
集めてみました。一年中姿が変わらないように見える常緑樹の、年に一度の晴れ姿。
暗めの緑色の葉っぱに白いお花が映えて、ひときわ華やかです。

一枚目はトベラの花。
トベラ科トベラ属、海辺に自生する常緑低木。これは街路樹並みの道ばたの
植栽ですけどね

節分の頃のヒイラギと同じように、魔よけとして扉に飾ったことから、扉が
なまってトベラになったという説があるそうです。
赤いタネを吐き出す実が実ります。
2012/ 5/28付 「トベラの花」
それから、こちらはシャリンバイ。バラ科シャリンバイ属の常緑低〜小高木。
暖かい土地の海辺出身の常緑低木です。

咲き始めはお花の真ん中が黄色いけれど、咲き進むにつれ赤くなります。

排気ガスに強いので、街路樹によく植えられるようです。
このあと黒に近いくらいに濃い紫色に熟します。
次はクスノキ。クスノキ科クスノキ属の常緑高木。

神話にも登場しちゃうほど古くから、人と関わりのあったくすしき(奇しき)楠。
虫除け、ショウノウ(樟脳)を作ることでも知られています。

お花はものすごくちっちゃいんですが、結構複雑な形をしています。
どっさり咲くのはピラカンサ。別名はトキワサンザシ。
バラ科トキワサンザシ属、西アジア原産の常緑低木。

うんとこさ咲く小さい白い花はあとで赤い実になります。

いっぱい咲いてもいくつも実らない木が多い中、このお花のほとんどが実になり、
枝が折れそうなほどになるんですよ。
これが咲くと、梅雨が近いことを実感します。青臭い花の穂が出るスダジイ。

生でも食べられるドングリが実るんですよ。
ふわふわの穂がおばなで、トゲトゲの短い枝に見えるのがめばなの並ぶ穂。
2008/ 5/19付 「スダジイの花」
最後のハクチョウゲ(白丁花)はアカネ科ハクチョウゲ属の常緑小低木。

こちらは近所の植え込みに咲いていた白い花。
おまけ画像は木の実です。去年の秋に咲いたお花を覚えていますか?

ウスギモクセイ。モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。
2005/10/ 8付 「ウスギモクセイ」
オリーブと近い種類なので実もそっくり。

いろんな色があります。緑からだんだん色付いていく様子がうかがえますね。
さあ、6月も頑張ろう!!
ブログ内関連ページ:
2012/ 5/28付 「トベラの花」
2008/ 5/25付 「あの木のその後、覚え書き」
2008/ 5/19付 「スダジイの花」
2005/10/ 8付 「ウスギモクセイ」
ピラカンサスは、サンザシの花に似ているなって思っていたんですが、
バラ科トキワサンザシ属だったんですね。
さすが、はもようさん!
はもようさんのところにくれば、なんでもわかっちゃう♪♪ ありがとう。^^*
いや、そんな機会は何度もは無いでしょうけど、(^^;)
お役に立てて何よりです。
そうそう、今夜、日本のテレビではフランスの農業を紹介していました。
echaloterさんの畑と同じ様な湿地の畑も出てきました。
フランスの農業 ♪ とっても魅力的でした。
もっといろいろ知りたくなりました(^▽^)。