霧雨の朝から、ずっと雲がとれなくて、どんよりの一日になりました。
暑くなる日は明日に持ち越しのようです。熱中症に気を付けようっと。(^▽^)ノ
記事の方はまだ4月。隣町で撮ってきた写真の中から、春の終わりの野草をいろいろ
見ていただきましょう。
まずは、最近地味に増えている小さな花。北米原産の帰化植物、マツバウンラン。

細い茎の先で揺れる小さな紫色のお花で群生しています。
写り込む黄色い花はヘビイチゴで、青いのは…

瑠璃唐草のちっちゃい弟分、タチイヌくんです。
大きい兄さん、瑠璃唐草は まだ寒いうちから咲くけれど、この子は春の終わりに
ならないと顔を見せてくれない、寒がりさん?
公園の芝生も好きだけれど、結構道ばたでもたくましく群生しています。
青く咲いてピンクに色変わりするんですが、鑑賞には虫眼鏡が必要です。
ちっちゃい花と言えば、花だけは小さいままでキュウリグサが、

めちゃめちゃ草丈を伸ばしています。
なんだろこのもしゃもしゃは? …って近づいてみて、キュウリグサってこんなに
大きくなるのかって驚くほどの間延びっぷりです。
北向きの斜面の草むらにはそろそろ、ハナイバナが同じように小さい花を開いて
います。

キュウリグサの花には真ん中に黄色い場所があるんですが、ハナイバナは全部
水色なんですよ。だんだん暑くなるこの頃に、涼しげなお花が咲くんですね。
こちらも夏に向けてどんどん草丈が大きくなります。
こちらは初めから草丈高いけれど、花は小さいオヤブジラミ。

ヒメオドリコソウとご一緒です。
葉っぱが素敵なセリの仲間です。ぎりぎり春のうちに咲いて、大急ぎで実ります。
このあと、初夏にはそっくりさんのヤブジラミが咲き出します。
この日楽しみだったのはチゴユリ。

まだちょっと咲き始めみたい。
次の機会なら、咲いているかな?
日陰が好きなヤブタビラコ。柔らかい葉っぱが美味しそう。

黄色い小花は、オニタビラコやオオジバシリと一緒のデザインのお花でしたが、
大きさが違います。
これから斜面を覆い尽くす予定のカキドオシは紫色の可愛らしいお花を咲かせて
います。

後ろに移り込んでいるのは、ヤエムグラ。
このブログぐらいでしか取り上げないでしょうから、ちゃんとねらって見ましょ。

ちっちゃいお花が咲いてますね。これから夏中うんとこさ蔓延るんですよね。
この記事ラストは、カタクリの保護地に、誰かが植えたイカリソウ。

草むらの葉っぱの海に埋もれそうで、消えそうで消えないで。
でも、今年も咲きました。

左右非対称の葉っぱ、イカリ(碇)のような不思議な葉っぱ。
近くで撮れて良かったです。
さて、次は4月に撮った白い木の花をいっぱい見ていただきましょうね。