どんどん花が咲き進んでます、うちの方。
公園のキブシ、いよいよめばなも咲き始めました。

満開まではまだ日がありますが、今のうちにおばなとめばなの
違いをまとめておきましょう。
3月2日の記事でご紹介したとおり、
キブシはキブシ科キブシ属、山野に普通に生える落葉低木。
実を「五倍子(ごばいし または、ふし)」の代わりに
黒色の染料として利用したので、
木(き)+五倍子(ふし)で、キブシ。
オスの木とメスの木に分かれる種類(雌雄異株)で春先に花を咲かせる…
…かいつまめば そんなことが図鑑には書いてあります。
で、私の目を引いたのが、
『おばなは淡黄色で…、めばなは淡黄緑色…』と言う記述。
ね、難しい言葉で書いてありますが、簡単に言えば、
おばなは黄色くて、めばなはきみどり色だってことでしょう?
どれもこれも同じ色に見えたけど、おばなとめばなで色が違うの?
へえ〜っと思ったら…見に行っちゃいました。それが去年のこと。
はい、これがその時撮ってきたおばなの写真です。

のれんのように 並んでぎっしり咲いていますね。
ひとつの花をよ〜く見ると…

花びらには、少しだけ赤みがさしています。
中をのぞくと きみどり色のめしべと、おしべの黄色いヤク(葯)。
この色を基準にして、
きみどり色〜きみどり色〜(゜゜ )( '') と公園の雑木林を
探して歩きました。
はい、これがきみどり色の花。

中をのぞき込むと、きみどり色のめしべが どどんと目立って、
その根元におしべが申しわけ程度に付いています。

これだけでも良いんですけどね。
去年は、落ちていた花の穂も拾ってきましたので、
画用紙の上に並べて写真を撮っています。

ホワイトバランスを間違えたのか?って思うくらい
色が違いますね。
上の方 2房がおばな。
下の方 1房がめばなです。
花弁(はなびら)は4枚。萼片(がく)は暗褐色で4枚有るって
書いてありますから…う〜んこれかな?
ついでに花びらの一部をはずして、おしべとめしべの様子を
写真に撮ってみました。

おしべめしべの様子がよく解ります。
この後、おばなは散ってそれきりですが、めばなの方は
丸い ころころした実になります。
この実が赤か黒だったら、庭木として人気が出たかもしれませんね。
ほとんど緑で、わずかに黄色みがかって熟すので、
いたって地味で、めだちません。
でも、ころころの実を、長く のれんのようにぶら下げた木は
他にはあんまりありませんからねぇ。
そのうちまた、実ったらご紹介しますね。
ブログ内関連ページ:
2007/ 3/ 2付 「キブシの一番花」
これによると、今日、私が撮った花はおばなのようです。
去年、緑色の実をつけた木があるので、その花を探せばめばなが撮れる、ことになります。
がんばりますね。
キブシの雌雄異株の花の様子が良く解りました!
市内の公園で咲いている筈…その内見て来ますね。
両方あると良いなァ〜!コロコロの実らしきものは
昨年の檜原都民の森で写してありました。
納得しました〜〜(*^▽^*)v
気の向いたことには思う存分こだわれる…。
身近でも興味を持てない人には迷惑なだけですが、
ココならば、
興味のある方だけが見に来てくださるのですから、
迷惑かけずに自分の興味を追求できます。
それが、ブログの良いところですよね。
はい、キブシのおばなとめばな。違いをチェックしつつ、
探してみてください。
花びらを残しながらも、日に日に実がふくらんでいく様を眺めるのもまた、
結構、乙なものだと思いますよ。(^^;)←まにあ?
あるといいですね、きっとありますよ。
キブシの雌雄の木。
もうちょっとで満開かな?のれんのような薄黄色の花。
キブシが咲くと、春が来たよっ感じがしますねぇ。
これからは木の芽が出て、木の芽が出て、忙しくって大変。(^^;)