行ってきました。
去年の後半から、周りの木が切られてしまい、うっそうとした感じが無くなって
日陰好きな草や虫たちはどうなってしまうんだろう…と心配している場所です。
木が切られ、家が建ち、かなり様子が変わっていましたが、
まぁ、これも仕方のないこと。
それでもなにか残っていないかなと 斜面を丹念に眺めていくと…

とっても可愛い葉っぱを見つけることが出来ました。
なにかの双葉が芽生えたような 小さくて丸い葉っぱ。
寒さに当たって色が変わるのか、周りの葉に赤みがさしています。

もっと緑色の多い一画もあります。
ハコベとかノミノツヅリの芽生えのようにも見えますが…

一枚が5mm以下のこの葉っぱ、よくよく見ると、
ちょっぴり厚くてみずみずしい多肉植物の葉です。
う〜ん、むちむちしていて可愛いなぁ。

ああ、こんなの、「セダム」という名でお花屋さんの店頭にあったっけ。
でも「セダム」というのはベンケイソウ科のことで、
サボテンと並んで愛好家の多い
多肉植物のほとんどがここに含まれちゃうと言うお仲間の多い科です。
日本にもたくさんの仲間が自生していて、そっくりさんも多数。
「セダム」なんて名札だけじゃ 名前が解ったことにはなりません。
web検索を重ねて、見分けポイントにたどり着きました。
今回も、白岩先生のお世話になりました。
「白岩先生の植物教室」「キリンソウのなかま」のページ

葉っぱの大きさ5mm以下、葉っぱの形は丸くて平たい、
葉の付き方は対生、 … 該当するのはマルバマンネングサのようです。
名前が解ると何だか親しみがわいちゃいます。

大きな群生のはじっこの茎をちょっぴりもらってきました。
小振りの鉢に植え込んで、
我が家のマンネングサ コレクションに加えようと思います。
うまく根付きましたらまた、ご紹介しますね。
ブログ内関連ページ:
2006/ 5/17付 「ツルマンネングサの一番花」 うちのツルマンネングサの花
2006/ 1/25付 「河原のさんぽ」 河原のツルマンネングサの冬越し姿
2005/11/29付 「ツルマンネングサ」 河原のツルマンネングサ
2005/11/28付 「ベンケイソウの仲間達」 公園の寄せ植えのセダム達
マンネングサの葉っぱって、プクプクっとしてかわいらしいですよね。
以前、冬に家の庭で見つけ、なんの花が咲くのだろうと、気になって注目していたことがあります、
春になり、黄色の花が。コモチマンネングサでした。
マルバマンネングサなんていうものもあるのですね。
いつも遠目で判断してしまうのですが、今年は黄色い花が見えたら、近づいてよく見てみようと思います。
そうそう、葉が対生なのは
コモチマンネングサですって。←さっき仕入れたばかりの知識。
葉の付け根にむかごがあって、それで増えるマンネングサですよね。
他の草と違ってマンネングサって、
花が咲くとみんなそっくりな黄色い花で見分けが付かないですよね。