2007年02月09日

池に来ている他の鴨

毎日、暖かいですけどね。相変わらず、梅は花盛りですれどね。
植え込みのトサミズキの花芽が、
お気に入りの綺麗な色を はらむにはまだ早いようです。

07_0209_tosamizuki.jpg



やっぱり目は、賑やかなお池の鴨たちの方に向いてしまいます。

前の記事に続いて今回も、公園の池にやって来た鴨たちをご紹介します。



街中の公園で 今、数を増やしているのは、この
とってもお洒落なモノトーンの 鴨さん。

07_0209_onagagamo1.jpg

「ピンテール:Pintail」って聞いたこと無いですか?
和名はオナガガモ。 見たまんまの名前ですね。(^^)

ここ数年、冬になると
大きな群れが近所の公園の池に飛んでくるようになりました。
人に対する警戒心が薄いらしく、池に人影が差すと真っ先に集まってきます。


オスは 尻尾がぴんと伸びていますので、見分けるのは簡単ですよね。
よぉくみると 頭なんかは茶色なんですけど、
特にオスは白い胸と灰色の体のせいか、白黒の礼服姿に見えます。

オナガガモ奥さんは、旦那さんよりはほんの少し小柄で
全身複雑な茶色の模様。
黒いくちばしの横に 旦那さんとお揃いの灰色が入っているのが、
ポイントです。
さり気ないペアルックに、どうぞご注目下さいね。

陸に上がった時の写真で お分かり頂けるでしょうか、

07_0209_onagagamo2.jpg

足は、黒っぽいんです。
前の記事でご紹介したマガモもカルガモも 足は派手なオレンジでしたが、
オナガガモさんはシックですね。

でも、この羽の模様の繊細なこと。
池で、私と同じようにして鴨を眺めていた女性が思わず、綺麗な鴨ねぇ…って
つぶやいていましたけれど、実物は本当にきれいです。
白と灰色と黒に 茶の濃淡。
派手な色は無いのだけれど、その重なり合う線の奇麗なこと、奇麗なこと。

でね、写真には うまくとらえられないんですけれど、
この羽根、日の光を浴びるとまた違う色に光るんですよ。
この茶色の中に 金色に光る部分が入っているのも素敵なんですが、
オスの目の上の辺りの羽根は、
日の光を反射すると、ちょっとだけ緑色に光るんです。

羽根を開いたときにのぞく色も、細い茶色のラインとほんの少しの緑色。
もう、どこまでもシックでお洒落な鴨さんです。




図鑑を読むと、都市部の公園の池には最初のうちは、ずっと小柄なコガモが来ていて、
やがてオナガガモの大きな群れに取って代わられるものらしいんです。
うちの近所の公園は、私が気付いたときにはもう、オナガガモばかりで、
コガモの姿はありませんでした。

図鑑で見ると可愛いのに…と惜しんでいましたら、
去年の3月に 近所の川で出会って、写真に撮っていたんですよね。
後日、よくよく拡大してみて、初めて気がつきました。

遠かったので、不鮮明ですが、これが近所の川にいたコガモです。

07_0209_kogamo1.jpg

いや、実は、マガモのヒナだとばかり思っていたんですよ。
大きさがこんなに違うんですもの。

07_0209_kogamo2.jpg

春もだいぶ暖かくなって、ふるさとへ帰る日も近いだろうから、
ヒナたちも大人と同じような姿になるのかと…
無知でしたねぇ。
体がちっちゃいうちから、結婚のための正装はしませんよねぇ。(^m^)

不鮮明とはいえ、可愛いコガモに出会えていたことは、嬉しいことでした。
今年もまた会えるかな?
そのうちまた、川の方へも行ってみようと思います。




さて、話を今年の公園の池に戻しましょう。

たくさん泳いでいる鴨たちの中に、今年初めて見かける 姿がありました。
他の鴨さん達より明らかに小さくて、くちばしと体のバランスが、
どこかおかしい へんてこな鴨。

07_0209_hasibiro_g.jpg

2羽だけで、他の鴨たちにかまわれることもなく、
パンくず争いに加わるわけでもなく、ちょこちょこっと泳いでは、
水面でくちゅくちゅ、その不格好なくちばしをうごかしています。

その時は、マガモのひなかな?と思って写真を撮ってきたのですが、
家に帰って 図鑑を調べたら、い、居ました。載ってましたこの変な鴨。

ハシビロガモって言うのが居るんですよ。くちばしの広い鴨っていう意味ですよね。
オスは マガモのオスなみの…いや、もっとすごい派手かもしれない…
目立つ羽根の色なんですが、
メスは茶色なんです。その、ハシビロガモのメスの写真にそっくりです。

マガモの大きさが、オス61cm、メス53cmで
ハシビロガモは  オス51cm、メス44cm …ああ、そのくらいです。
お腹のほうの羽根が、二重丸を重ねたような模様になるのも図鑑通りです。

オスは一緒に来なかったのかな?
オナガガモの群れに紛れて、2羽だけ付いて来ちゃったのかな?
それとも、気長に見ていれば、
緑の頭に赤っぽいオレンジの体の オスが現れるのかしら?
楽しみ〜。





今回ご紹介したのは、都会の真ん中の公園にもやってくるような、
ありふれた鴨さん達です。
ちょっと覚えると、目の前の景色も、意味を持ってきますよね。
本格的な春が来る頃には、カルガモ以外の鴨はみんな、北の
繁殖地へ向かって帰って行きます。

小鳥はすばしこくて、見るのにもコツが要るようですが、
水鳥は、基本的には動きも少ないし、解りやすい。
鳥見さん初心者には格好の教材ですね。
もう少しちゃんと覚えたいな。頑張ろう♪ 


posted by はもよう at 23:26| Comment(14) | TrackBack(0) | 身近な生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大和の泉の森の池にもたくさんのカモがいますが、どういうわけかコガモは近くの川の方にいました。大きなカモたちを避けているのか、ほかの理由か興味を持っています。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年02月10日 08:43
連日お邪魔しています。昨日、愛知県の池でカモたちに餌付けをしているTVを見ました。映像だけでマガモ、カルガモが判別できて嬉しかったです。有難うございます。トモエガモは渡って来なくなった珍しいカモ、と知りました。でもまずはありふれたカモさんから。
よろしくお願いします。
Posted by あさみ at 2007年02月10日 09:48
おーちゃんさん、こんばんは。
…ね、どこでもコガモはそんな感じらしいですよ。
最初は池にいたのに、、いつの間にか、他の鴨から離れて川にいたり…。

理由がわかると面白いでしょうね。
Posted by はもよう at 2007年02月10日 23:45
あさみさん、こんばんは。
連日のご訪問♪有り難うございます。(^^)

たかが名前、されど名前…で、名前が解ると、色々なことを観察するのに便利です。
少しでもお役に立てば幸いです。

見分けのポイント…これもまた、いろいろ集めてみたいと
知ってみたいと思うもののひとつです。(^^)

トモエガモ、図鑑で見ました。なかなか綺麗な鴨さんですね。
う〜ん、うちの近所の公園には飛んで来てくれそうもありません。
でも、もしかしていつの日か、
迷子になって迷い込むかも しれないですものね。
Posted by はもよう at 2007年02月10日 23:53
「続きを読む」以下は読んでいませんでした。
同じ日にハシビロガモの記事を書いていたんですね。それもオスとメスだったとは。

コガモはうちから数分のところの川にもちょくちょくいます。断トツでいるのはカルガモですけどね。
Posted by 混沌 at 2007年02月12日 23:06
オナガカモって、この色模様は、この写真で初めて見たような気がします。いろいろなカモがいるんですね。
ハシビロガモとなってくると、よくいそうな気もするけれど、よく見るとやはり見たことがありません。
Posted by ディック at 2007年02月13日 21:50
トサミズキは日曜日に森林公園の芽の様子を見てきたばかりですが、小さくて堅くて、とてもこんな具合ではなかったですよ。ぼくにはけっこうふくらんでいるように見えます。
Posted by ディック at 2007年02月13日 21:52
混沌さん、こんばんは。

ね、奇遇でしょ。同じ日に同じカモ。
しかも うちのはメスで混沌さんちの写真はオス。
これは思わず、コメント残したくなりましたよ。

でも、ハシビロガモには 今年初めて気付きました。
前から居たのかしら?
オスに会いたいです。姿を見せてくれるといいんだけど。

うちの方でも、カルガモはずっと居るからお馴染みさんです。
数は、冬のオナガガモが一番多いですけれどね。
Posted by はもよう at 2007年02月13日 22:23
ディックさん、こんばんは。
オナガガモは、最近、都市部の公園で数を増やしているそうです。
そのうちどこかで見かけることと思います。
なかなかスタイリッシュですから、見てみて下さい。
春になったら北国へ飛んで行っちゃうので、
探すなら、今のうちです。

ハシビロガモ、うちの写真はメスですから、なんて事無いですけれど、
↑にコメント下さった混沌さんのブログの写真は
オス。すっごい派手ですよ。
http://konton57.blog8.fc2.com/blog-entry-768.html

トサミズキの花の芽は、もう少しふくらんで、みずみずしくなった頃の色合いが、
とっても綺麗で 好きなんですよね。
今年はまだのようです。タイミング逃さずに、また、写真に撮りたいと思っています。
Posted by はもよう at 2007年02月13日 22:35
>ハシビロガモ、うちの写真はメスですから、なんて事無いですけれど、

ふむ…、どうも動物の世界はオスのほうがおしゃれなことが多いですね。ヒトは違うらしい。進化の道筋でどこか間違えちゃったのだな。
Posted by ディック at 2007年02月14日 20:45
ディックさん、こんばんは。
う〜ん、真面目に答えちゃうと、子育てしなくちゃいけないメスと
か弱いヒナは、最大限の保護色…ってコトなんじゃないですか?

オスは、メスに選んでもらわなきゃならないから、
精一杯のアっピールファッションなんですけどね。
…っていうことは、プロポーズも命がけかぁ…。

そういえば、ジョロウグモはメスの方が派手でした。

あ、伝統を守りつづけている、
アフリカや南米の古い…なんとか族の人たちも、
男性の方がお洒落ですね。戦いの装束とか、お祭りの衣装とか…。

長い歴史の途中で間違えちゃったの?…??
何はともあれ、おしゃれな男性って素敵ですよね。(^^)
Posted by はもよう at 2007年02月15日 00:18
トサミズキの芽、日曜日に再度確認。ふくらんだのが出てきましたね。というわけで、本日「ディックの花通信」で紹介です。
Posted by ディック at 2007年02月19日 21:52
「保護色説」というのがあったか…。「選択権をどちらが持っているか」というのもありそう。人間のオスは力とか金とかがあれば、目立って恰好よくなくてもいい、みたいに、社会が変質したのがいけなかったかな。
Posted by ディック at 2007年02月19日 21:57
ディックさん、はーい(^^)ノ見にいきますね。
トサミズキの芽の写真。

オスのおしゃれと、女のおしゃれ。
どっちがどっちで、どっちがタマゴか ニワトリか?
今朝のカモカのおっちゃん(@NHKの朝ドラ)も
男と女の違いを酒の肴にしてましたね。(^^)
Posted by はもよう at 2007年02月19日 23:40
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