今日の我が家の方。
今日は大切な用事があったので、お天気が良くて助かりました。
さて、テイカカズラの芽が綺麗だったのに気をよくして、
別の常緑ツル性植物も見てきました。
もっとも、こちらは「半常緑」または「半落葉」のスイカズラですが…。

半常緑なのは その名前にも現れていますね。
パソコンで「すいかずら」と打ち込んで変換すると冬を忍ぶ…「忍冬」って出ませんか?
スイカズラのつるは、葉を残して冬を堪え忍ぶんですよ。
つるになる植物って、種類も多いし 似てもいるので、
ヤブなどで絡まり合っていると、
慣れないうちは どれがどれやら解らずに 困ってしまうものですが、
今なら、他のツル性植物はほとんど枯れていますから、
スイカズラを見つけやすい季節です。

今年はあんまり気温が下がりませんので、
こんな風にほんのり色づいたりしつつも、あんまり変わりなく
冬越ししているようですが、
3年前の普通に冷え込んだ冬には、こんな風に葉を丸めて
寒そう〜に 春を待っていました。

ね、押しくらまんじゅうしているみたい♪
これが「忍冬」な姿ですね。
ハコネウツギやアベリアと言った公園でお馴染みの花木から、
ガマズミ、ニワトコと言ったお山の木まで、
お仲間たくさんのスイカズラ科スイカズラ属の ツル性植物スイカズラ。
長い筒状の花を摘み、蜜を吸うから 吸い葛。
英語名も「honeysuckle」で、意味も似たようなものです。
「忍冬」の方は漢名で、このまま生薬の名にもなっています。

香りの良い花は 白く咲いてのちに黄色っぽく変化するものですから、
「金銀花」とも呼ばれます。
お花も薬にしますので「金銀花」という生薬もあるそうです。
葉や茎、花は薬や染料として利用されるそうですが…
秋に実る黒い実はなにかに使えるのかな?

2つずつ咲くんですから、実も2つずつ付くのが基本…なんですけれど、
秋に見た実は、ひとつずつでした。
葉っぱも、花も実も、2つずつ並ぶ スイカズラ。
初夏に咲く、良い香りのお花に会えるのが、今から楽しみなスイカズラ。
今年も是非、モシャモシャいっぱいはびこってね。
こっそり応援しておきました。(^^)
草刈り隊のみなさん、お手柔らかに。
黒い実が並んだところは、まだ観察していませんでした。今年は忘れないようにします。
あ、やっぱり不思議に思われましたか、スイカズラの丸まった葉っぱ。
私も最初は、冬だから 雨が降らなくて
水分が足りないのかななんて思っていましたよ。
スイカズラの実は地味ですし、あんまり綺麗に撮れなくて
難儀しています。
今度こそ!!←もお、なんでもこれだ。
suikazura・・・??
忍冬・・・出ましたね(笑い)。
今日も研究室でお勉強でした。
ををっ!早速、変換してご覧になりましたか。
ね、出るでしょ?(^^)ふふ…
私がスイカズラから、すぐに思いつくことといったら「スイカ面」(…ってダジャレかい・笑)
木本って、草本と違って、冬にでもあることはあるんだなぁ…と再認識させていただきました。
花は撮ったことがあるのですが、花がないと…どこにあったのかなぁ…とたんに分からなくなってしまいます。
そうなんですよ。スイカズラは忍冬なんです。
「にんどう」って打っても変換しないのに、
「すいかずら」って打つと「忍冬」って変換するくらい、
忍冬なんですよ。
で、お仲間で葉っぱを貫いて茎が出ているように見えるのは、
「ツキヌキニンドウ」っていう名前になっちゃうくらい
ニンドウなんですよ。
今年の冬に限っては、冬でも草が見られますけれど、
普通の冬だとこの時期、撮るものに困りますよね、
木がないと。(^^;)