この間、その前を通りかかって冬芽の綺麗さに目を止めました。

今年もまた、ひとつだけ、貧弱なサヤが付いていました。
キョウチクトウ科テイカカズラ属の 常緑ツル性植物。
歴史上の人物の名前が付けられた、古くからお馴染みの植物です。
常緑ではありますが、寒さに当たるとほんの少し紅葉します。

あ…、もしかしたら新芽だから赤いのかな…。
つるの先の赤い葉っぱと複雑な造りの芽。なかなか綺麗でしたよ。
常緑…だからこそ、見られる この葉の色。
しかも、どの株でも同じ色になるとは限りません。
偶然 揃った条件で、偶然 出会えたこの色合い。
綺麗ですねえ。

小さい芽は葉っぱの芽?それとも花の芽…でしょうか?
横顔はこんな風。

…枝先に、なにかがぎゅっと詰まっている形の芽。
んー、そうだ、花の時期の写真を見てみよう。

6月、雨の中で咲いてた花です。
思えば、花の時期になかなか写真を撮りに行かれず、
2年前にweb日記で紹介したこの写真しかないなんて…。
今年こそ、ちゃんと撮りに行きたいな。
さてさて、お花の時期の姿です。
お花、一カ所から四方に広がるように出てますねぇ。
やっぱり花の芽かなぁ。
花を見て、実を見て、種も見て、
今度は芽も見て…その植物の生活の仕方が解ると、
ぐんと親しみが わいちゃいます。
今度の6月は 花を見にいかれるかな?
以前に取り上げた記事もあります。
特に、名前の由来になった 定家卿も苦笑い…かも?web日記でご紹介したお話はお勧めです。
2006/1/11付 テイカカズラの実
これほど詳しく葉や芽を観察したことがありません。ふーん、こんなになっていたんだ。今度よく見てみますね。
ところで、はもようさん、今年こそちゃんとした花の写真を撮りましょう(なんて、失礼!)
ほんとにばっさり!!!
もう、何が何だかわからない状態です。
テイカカズラの冬姿なんか観察する人は居ないでしょうねぇ。
冬のうちから花芽の準備するのかななんて思って、
なかなか面白かったです。
この株もよその人が育てて居るものですし、
できれば公園のテイカカズラで、ちゃんとした花の写真を撮りたいのですが、
なかなかチャンスに恵まれません。
今年こそは!!←いくつもあって覚えきれないけど。
そう、刈られちゃうんですよね。
ツル性植物の宿命みたいなものですよね。
細くて長くて赤い実、見ていただきたかったのになぁ。
また来年ですかね。
チャンスがあると良いですね。