公園で撮ってきた写真、今日でひとまずおしまいの4回目。最後はもうちょっと
背の高い木の冬芽や葉っぱを見ていただきましょう。
まずはタムシバ。

円錐形の綺麗な樹形に明るい色の花芽がいっぱい。
白っぽい毛皮のコートをまとったような花の芽はだいぶ細長め。コブシやモクレン。
お仲間中では一番じゃないのかな?

日差しを受けてキラキラです。
ツブツブの花芽が伸び始めのキブシ。

もうちょっと伸びて下向きに垂れて春を待つ予定です。
こっちのごつごつしたのはアメリカサイカチの芽と葉の落ちた後(葉痕)。

なんか、かわいい妖精ちゃんのお顔が見えそうな葉痕です。
むっくりした冬芽だけれど、たっぷり長いマメ科らしい奇数羽状複葉が出てきます。
この木のお隣にはちょこっと変わった針葉樹、ナギの若木が立っています。

針の形の葉っぱではないけれど、平行に走る葉脈が針葉樹のしるし。
横向きに千切れないので、縁が切れないとして夫婦円満のお守りや、名前から
航海の安全を祈ったりしたそうですよ、

マキ科マキ属のナギ。一見、広葉樹に見える針葉樹。暖かい土地に自生している
木だそうです。
関東の冬はちょっと寒くてつらいかもしれないけれど、末永く頑張ってほしい
ユニークな木です。
さて、もうちょっとしたらこの目の動向にみんなが注目しちゃうソメイヨシノ。

もちろんまだまだかったい芽です。今年はいつごろ膨らんでくるかな?
おさんぽ終わりごろで見上げた空に 飛行機雲の名残。

風に流れてねじれて見える細い雲。いい景色だなあ。
さて、被写体不足はいかんともしがたいです。今度はどうしましょうねえ。
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