2007年01月17日

お姫様とチシャ猫と…

今日は、関西の方には忘れがたい日。(−−)私も、遠い場所ではありながら、
赤ん坊の息子を抱きながら、恐怖を感じたあの日のことを思い出します。
日頃の備え、見直さないといけませんね。


さて、今日の記事はおだやかな冬晴れの日に、見かけた冬芽と葉痕。
ご紹介するのはアジサイとニワウルシ、コバノガマズミとユズリハの4種です。
どんな可愛いお顔に会えるかな?(^^)

07_0117_ajisai1.jpg

まずはお馴染みのアジサイ姫から。この冬も、謁見が叶いました。
麗しの姫です。こちらは、公園の西洋アジサイの茂みから。


アジサイの冬芽も、寒そうな裸芽です。
枝先にろうそくの炎のような形に付いていますので、
見つけるのは簡単です。

で、その裸芽のすぐ下の 葉の落ちたあと(葉痕)が
高貴なお姫様のお顔のように見えちゃったら、
ただの裸芽が、おとぎ話のお后様のかぶり物のように見えてくるから不思議です。
それが、アジサイ姫です。お目通り叶いましたら、幸運ですよ。



ところで、マリのように咲く西洋アジサイと
周りと中央の花の違うガクアジサイとは、冬芽で見分けられるのかしら?
いつも疑問に思うのに、いつも見落とす大切な課題。
ううむ…(−”− )と悩む目の前に、あらら、こちらは
真っ赤な冠も麗しい 河原の姫。

07_0117_ajisai2.jpg

この姫に出会えましたら、枝の途中の冬芽にもご注目です。
宝石のような輝きの とっても美しい芽も見せていただけますよ。




河原に勝手に生えている、
とっても勢いが強くて、図々しく場所をとって、太い枝をたくさん出している木には
同じように ちょっと図々しくってやっかいなキャラクターの笑顔が浮かびます。

07_0117_cheshirecat.jpg

ほら、ニヤニヤ笑いだけを残して消える チシャ猫。
「不思議の国のアリス」のなかで、アリスを惑わす、あのおとぼけものです。
似てるでしょ。
ああ、こんなにいたら、さぞや イライラさせられることでしょう。

07_0117_niwaurusi.jpg

ニワウルシは、中国原産のニガキ科ニワウルシ属の落葉高木。
英名「ツリーオブヘブン(天国の木)」からの連想で、
「シンジュ:神樹」なんていう神々しい別名もありますが、
繁殖力が旺盛で 成長がものすごく早く、匂いがあって 虫も寄せ付けない木です。

荒れ地に生えている分にはなんでもないのですが、
日本の、自然豊かな土壌に生えて、勝手に殖えられては困る木です。

それなのに、うちの近所ではものすごい勢いで殖えてます。
木 ならたいてい大好きな私ですが、この木ばかりはちょっとね…。
図々しいわね(−o−;)といまいましく見上げていたのですが、
チシャ猫がこんなに住み着いていたとは、まったく、困ったことです(苦笑)。




今度は街角の木。以前ご紹介した小さなガマズミの仲間の木
文房具屋のご主人の 大切な「不老長寿の実がなる」木です。
また、買い物ついでにのぞいてみたら、可愛い冬芽がついていました。

07_0117_k_gamazumi1.jpg

ちょこっとのぞく赤い皮に ふわふわの毛深い芽。
やっぱり、公園で見かけた 大きくなるガマズミとはちょっと違います。
今のところ、コバノガマズミじゃないかと思っています。

07_0117_k_gamazumi2.jpg

写真撮っていたら、またまた、ご主人が出ていらして、
「ガ・マ・ズ・ミ」って教えてくださいました。
可愛い赤い実も、撮りたかったな。また来ますね、それまでお達者で♪(^^)ノ




最後は、学校のユズリハ。
丁度、植木屋さんが入って剪定作業の真っ最中でした。
切り落とされた枝の中に、可愛らしいお顔を見つけました。

07_0117_yuzuriha1.jpg

ユズリハの葉の落ちたあと(葉痕)です。
あ、真っ赤な冬芽も撮ってくれば良かったですね。

里山の先生 くろねこさんのところで見かけた「鏡もちのような葉痕」を見つけられて、
嬉しくて そればっかり撮って来ちゃった。(^^;)

07_0117_yuzuriha2.jpg

くろねこ先生のご説明によれば、これは葉の落ちたあとと、花の穂の落ちたあとが
2つ重なっている姿なんですって。
とっても可愛らしいお顔でしょう?
でもね、これは 枝の先に花をつける木。
たいてい、高いところにあって、こんな近くでは、なかなか見られないお顔なんですよ。



今日は雨模様の地域も多いようですが、
今年の冬は、まだまだ暖かい日が続いちゃいそうです。
自然界としてはどうなるんだろうと、ちょっぴり心配ではありますが、
冬芽と葉痕見物には好機が続きます。
よろしかったらお近くの枯れ木にも目を向けてみませんか?


ブログ内関連ページ:

2006/ 4/28付 「街中で見かけた山の木達」
2006/ 2/17付 「冬のアジサイ」 
2006/ 3/11付 「アジサイの芽吹き」


posted by はもよう at 09:16| Comment(8) | TrackBack(0) | 冬芽と葉痕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
冬芽や葉痕の、いろいろ面白いのを見せていただきました。先日ムラサキシキブやウグイスカグラの冬芽を見ていたのですが、ぼんやり見ていたような状態です。ムラサキシキブが裸芽であることは確かめました。
ニワウルシがそんなに殖えているのですか。うちの近所でもそうかもしれませんね。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2007年01月17日 14:45
ユズリハの葉痕はかわいいですね〜。
ニワウルシはシンジュサンという巨大な蛾の食樹になります。幼虫も巨大ですがとてもカラフルで、これがなんで、茶色い蛾になるの?って感じです。
Posted by くろねこ at 2007年01月17日 18:57
おーちゃんさん、こんばんは。
ひとつ前の冬にもいろいろ集めましたが、この冬も、
できるだけ面白い表情を探してみようと思っています。
ムラサキシキブの裸芽は、ちっちゃなちっちゃな こびとさんの
スウェードの手袋のようでとてもかわいらしいですよね。
しかも必ず2つずつ並んでるし♪(^^)

ニワウルシは、ちょっと憎らしくなっちゃうくらいの勢いで殖えてます。
河原や線路沿い、高速道路沿いなどでもたくさん見られますよ。
Posted by はもよう at 2007年01月17日 19:54
くろねこ先生、いらっしゃいませ。
ユズリハの葉痕♪可愛かったです。

なんの加減か、この木は、
我が家の近くに たくさん植栽されていまして、
あまりに身近で 見向きもしなかったのですが、
くろねこさんの記事で教えていただいたおかげで、
こんなに可愛らしいお顔を見つけることができました。
有り難うございました。

それから、シンジュサン!!
それってもしかして、
シンジュを食べる 大きな蛾…っていうかカイコ(蚕)?っていう意味の名前ですか?
web検索して、幼虫から成虫までじっくり見てきました。
うぉ〜、でかい蛾!でかいイモムシ!!
喰え喰え、シンジュならいくらでも喰え〜っと、密かに応援。

ああ、でも、いろんな木の葉を食べる上に、
シンジュの木に取り付いた画像がありませんでした。
お願いです。喰って少しは減らしてください。(−人−)シンジュサン様。
Posted by はもよう at 2007年01月17日 21:24
ふうむ、芽の観察は自然にやりますけど、葉痕の観察なんて、初めてです。奥は深いですねえ。
Posted by ディック at 2007年01月17日 23:18
ディックさん、こんばんは。
冬芽と葉痕には、いろんな形があって、オブジェとしての面白さがありますよ。
冬のお楽しみです。(^^)ご一緒にいかがです?


Posted by はもよう at 2007年01月18日 19:35
こんばんは。
いろいろな顔が楽しめるわけですね・・・。
じっくりと見る余裕を持ちたいものです(笑い)。
Posted by nakamura at 2007年01月18日 21:50
nakamuraさん、こんばんは。
そうですよね、余裕♪  持ちたいです(^^)。

他にしなくちゃいけないことがあるのに、
道ばたの木の芽なんか眺めていてはいけないんです…ああ、頑張れ私。
やらなきゃいけないことを、余裕を持って取り組めるようにならねば。
(^^;)←こらこら
Posted by はもよう at 2007年01月18日 22:42
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