お嬢さんたち、どうやって会場へ行ったかな? 朝から大きな牡丹雪が降り続いて
います。常緑樹の枝が折られがちな雪の様子に、ちょこっと心配しています。
枝に雪をのせて立つケヤキなどの姿はとっても素敵なんですけどね。
さて、記事の方はまだ1/10の隣町。

これは日向のカマツカです。人の背丈は優に超えるくらい有りますが、こんもりと
丸っこく刈り込まれています。初夏に真っ白い花を咲かせていました。
固いその材を鎌の柄などに利用したからカマツカ(鎌柄)。バラ科の落葉低木です。

冬芽は地味めです。真っ赤な実がブローチのように可愛らしく付いていたけれど、
枝の先の冬芽も赤いんだな。
去年はあんまり実の写真が撮れなかったけれど、今年はまた、頑張ろう。
日向のカマツカの横を通って、谷の底へ。公園の裏に抜ける谷には
一昨年まで、ヤマコウバシという落葉樹が立っていました。
落葉樹なのに、春まで葉っぱが落ちないのが特徴のクスノキ科。

一昨年、辺り一帯を大胆に剪定されちゃって以来、姿を見失っていましたが、
今回、久しぶりに見つけました。
2008/11/29付 「隣町の紅葉 その1」
あ〜ぁ、受験のお守り、春まで落ちないヤマコウバシの葉っぱや〜い。
ずいぶん探したんですが見つからなかったので、久しぶりの再会 ♪ 嬉しいです。

折しも我が息子が受験する直前でございます。
春まで落ちないヤマコウバシの葉っぱ様、どうか息子も、春まで落ちないで
済みますように。(>人<)お願いします。

あとは、未だに撮れていない、お花の写真を撮りたいな。ヤマコウバシちゃんも
頑張って復活してきてくれたんだし、私もあきらめないで頑張ろう。p(^へ^)
いやはや良かった良かった。ついでといっちゃなんですが、谷にあるお社に
お参りしておさんぽの無事もお祈り〜。
一度、公園の裏口から出て、北向きの斜面を歩きます。
斜面で会いたい冬芽は、たとえば真っ赤なオトコヨウゾメ。

ほらほら、ルビーみたいに真っ赤な冬芽でしょ。
ここから小鳥の翼みたいに新芽が芽吹くところも、とってもラブリーなんだから。
それから、可愛いお顔のニワトコ。

葉痕がおすまし顔に見えるかな?
あらま、気の早い芽もありましたよ。

芽鱗開いて葉っぱを展開しちゃうには、早すぎるでしょう。
今日なんかも、雪降ってますし。
この葉っぱ、今頃、霜げてないかなあ?
ここから、坂を登ってもう一度園内へ入り直し。
おさんぽも終盤、帰り道に近い方の大きな芝生広場で、撮ってきたのはプラタナス。
大木なんですよ。

どっしりした幹に大きく広げた枝、大きな葉っぱをたくさん茂らせて…。
その枝の届く範囲を例えるなら、3階建ての家と同じくらいの大きさかな?って
思いました。
大きな葉っぱはみんな根元に敷き詰められて、踏むとひときわ大きな音がします。
葉っぱの落ちた枝には、ポンポンみたいな実をどっさり下げています。

可愛いなあ。プラタナスのポンポン。
あ、でも、触るとごっつごつですけどね。(^^*)
あ、これもモミジバスズカケ。一番ありふれたプラタナスです。
そして、最後はハクモクレン。これも、プラタナスには及ばないながらもそこそこ
大きな木です。

去年はあんまり咲かなかったけれど、今年はどっさり花芽が並んでいます。

これから寒さがさらに厳しくなるんだけれど、冬芽の覆いも、花芽のカバーも
脱ぎながらの冬越しです。
それでも、毛皮のコートを着ているみたいなモクレン科の花芽は、堂々として
見事です。
青空いっぱいに花が咲きそろう頃、息子の進路も決まっているかな?
1/10のおさんぽで撮ってきた写真。あともう一回分、今度は草の葉を中心に
見ていただく予定です。
速報として、今日の雪の写真も載せておきます。夕方になって雪が雨に変わって
結構、強く降っているんです。
明日の朝になったら、消えちゃっているかもしれないので。
カンツバキが雪化粧してました。

これはこれで絵のようだけれど。
可愛らしい西洋サクラソウが雪まみれ〜。冷たそう。

軒下に入れておいてあげればいいのにね。←私のじゃないので…(^^a)
乾燥続きでしたし、雪だと 凍って溶けて少しずつ地面にしみこむところもあって
長く草木の潤いになりそうです。
明日からはまた、晴れて冷え込む日が続く予報の我が家周辺。
乾燥に注意して、元気に乗り切りたいです。
ブログ内関連ページ:
ヤマコウバシ
2008/11/29付 「隣町の紅葉 その1」
2009/ 1/ 8付 「落ちない葉っぱ」
2010/ 4/21付 「花咲くこずえ」 芽吹き
冬芽のその後
2010/ 3/31付 「今年の芽吹き2」
2010/ 3/30付 「今年の芽吹き1」