降られずに済みました。一日中、曇ったり降ったりしていた割には気温はさほど
下がらずに、生暖かいまでは行かないまでも、なんだか変な感じです。
明日からは晴れてまた、ぐっと冷え込むかもしれませんね。油断しないで、
暖かく過ごしたいものです。
さて、まだまだ続く11/11の写真。今度は場所を変えていつもおさんぽしている
近所の公園で見つけたものを、’赤いもの’を中心にご紹介してみます。
まずはメープルシロップの木。毎年ご紹介しているサトウカエデの紅葉です。

この木の樹液から、あの美味しいメープルシロップが採れるんですよ。
どうやって採るんでしょうねえ。(^〜、^)想像しただけでよだれが〜。
何度も言ってますが、11/11のお天気は曇りがちだったんですよね。
青空の下の方が、紅葉は鮮やかなのかもしれませんが、曇った日にはそれなりの
味わいがあるかな〜?なんて思いつつ、園内を一周。
どことなく切なげなオレンジ色はカリンの紅葉。

喉に良い飴やドリンクになっているあのカリンです。
枝先にごっつくて黄色い実がなってますでしょう。
固くて歯触りが悪くて、強烈に酸っぱいんだけれど、それを利用しようとする
人間の 食いしんぼぶりが頼もしいです。

バラ科ですからね、桜紅葉に負けじと劣らぬ美しい紅葉です。
実ばかりじゃなく、たまには葉っぱにも注目してください。
公園の低木たちにも赤いものがいっぱい。
まずは深紅のニシキギの葉と実。

葉っぱも実も、赤いですねえ。

ラグビーボールみたいな楕円の実が、つるんと弾けて赤いタネをぶら下げます。
ニシキギ科の実はみんな、それぞれ独特のアクションがあって面白いですね。
まあ、東京に住んでいるときにはついぞお目にかからなかったユキヤナギの
紅葉も、現在済んでいる郊外の街では普通の光景。

もちろん全てが真っ赤に染まるわけではなく、ごく一部なんですが、それでも
軽くビックリする程度には 鮮やかな赤に染まります。
都心よりは、寒暖差が大きいからなんでしょうね。
隣のガクアジサイは、散りきらなかった装飾花が赤…というよりはピンクに
染まっています。

これを見ても、紫陽花の花びらって、花びらよりは葉っぱに近い存在なんだな
って思いますよね。
梅雨時には思いもしなかった、秋らしい渋い色になるんですよ、紫陽花って。
さらにレンギョウも、頑張って赤くなっています。まあ、限界もありますが…。

この時期、返り咲きもしやすいので、普通 春に咲く花を 今頃 見られたりも
します。この日はまだ見かけなかったので、今度見たら撮ってきます。
そうそう、ラクウショウの根の透き間から芽を出しちゃったマンリョウ。

窮屈そうなその株にも、今年の赤い実が付きました。
ツヤツヤどっさりマンリョウの実。

縁起の良さそうなその姿に、毎年お願いしてますが、どうか、
景気回復(>人<)お願いします。
下ばっかり向いてちゃいけません…と、目をあげたら、こんなに奇麗な
ミズキの枝と目が合っちゃいました。

うす黄色に色付くことが多いミズキですが、たまにこのくらい赤くなります。
楓は真っ赤、銀杏は真っ黄色…でも、株ごとに、赤にも黄色にも色付く木も
あるんだよって、教えてくれたミズキの葉っぱです。
それぞれ違うって、良いことですよね(^ー^)。
おまけ画像は、公園内じゃないんだけど、近所でよく見るナツツバキの
紅葉。

ちょっと渋めのオレンジ色に染まります。茶色いのは実の殻。
また来年、梅雨時に真っ白いお花を咲かせてね。楽しみに待ってるよ。
今日の雨にたたかれて、ずいぶん落葉が進みました。
美しかった秋の後ろ姿、しっかり目に焼き付けておこうと思いました。
今度は、同じ日に見つけた黄色いものを中心にまとめてみます。