奇麗でしたねぇ。月も星も、恐いくらいにくっきり見えました。明けて今度はいつもの
富士山。これもまた、いつもより近くに思えるほどくっきり見えました。その後も
一日良く晴れて、暑くなりました。今日から10月なのに、びっくりです。
あ、でも、朝、どこからともなく漂うキンモクセイの香りに気づきました。10月です
ものねえ。今度、咲いてるお花を探しに行こう(^v^*)。
さて、記事の方は9/29にいつもおさんぽしている公園やその向こうの雑木林で見つけた
木の実の様子を見ていただきましょう。

これは近所の公園に落ちていたムクノキの実。奇麗でした。
今年、暑すぎたのか、雨が少なすぎたのか、ベニバナトチノキが元気がありません。
葉っぱをすっかり落としちゃった株、すっかり葉っぱが枯れている株。

だいぶ、痛々しい景色です。
でもその中で、実だけはいつも以上に立派に実りました。

大きいんですよ。
割れると中から大きなタネが出てきます。
八百屋さんに売っている大きい方の栗よりも大きくて、艶やかで、見た目では栗の実
以上の美味しそうなタネです。
これは、写真ではよく解らないかもしれないけれど、通常の2倍の大きな実。

頑張ったなあ、ベニバナトチノキ。
紅葉が見られなかったのはちょっと残念だけれど、今年の大きい実。見たいなあ。
ちゃんと拾えるかな?
ゴンズイの前に見かけたのはマテバシイ。故郷は九州の方ですが、いろんな所に
植えられているので、都会でも身近な木です。葉っぱがマテ貝に似ているから
マテバシイ(馬刀葉椎)。

でもシイ(椎)の仲間じゃなくて、マテバシイ属と言う独立した仲間なんですって。
2年かけて実るどんぐりは、枝にむくむく並びます。
渋味の素になるタンニンが少ないので、加熱すれば、頑張ってあくぬきしないでも
食べられます。皮が固くて虫が潜り込んでいることが少なくて、持ち帰って
飾りに使えます。
花が咲いてる若い枝と、実が付いているちょっと古い枝。

2年かけて実るってこういうことなんだなぁって、感心した一枚です。
ゴンズイを眺めて、さらにその先へ。
この日、一番遠くの雑木林では、ちょこっとスマートなコナラどんぐりがこぼれ、

咲き納めのクサギが良い香りを立てていました。

上品な良い香りのクサギのお花。白い花冠が落ちた後、ピンクのガク(萼)がしっかり
閉じて、次に開くときには青い実を見せてくれるはず。
また、見に行かなくっちゃ。(^m^)
さて、今度は同じ日に撮ってきた草の仲間も見ていただきましょうねえ。
今日の暑さからはちょっと言いにくいけれど、今日から10月、秋もたけなわですよ。
秋の楽しみを探しに、また出掛けてみようと思います。