午前中はおだやかに晴れて暖かくなりましたが、午後からは北風も出て
寒くなりました。木々を彩ってきた紅葉も、どんどん散っていきます。
雨上がりの植え込みで、ユキヤナギが季節はずれの花をつけていました。
春、桜の咲く頃、たくさんの小花を 雪が積もったように、
真っ白に咲かせるユキヤナギです。
今頃は、葉を落とし冬越しの支度に入るのが普通です。

季節はずれの花は ここにひとつ、
あっちに3つというように 少しずつ咲いていました。
周りの葉っぱは何となく赤っぽく色づいて、渋い色合い。

周りの色のせいというわけでもなく、
冬の花は、春に見た花とはどこか印象が違います。
拡大してみましょうね。

あらら、こんなデザインでしたっけ?ユキヤナギのお花って。
まず、気になるのは妙に赤い花の中心。
おしべがい〜っぱい。
でも、立っている短いのと 寝ている長いのと2種類あったんですねぇ。
光っているのは雨粒かな?蜜かな?
花びらって、こんなふう風に、ほんのり赤が差したりするんですね。
春の花は長い枝にびっしり付いていて、
とても ひとつひとつに注目しようと思わなかったけれど、
こうして見てみると不思議です。
眺めているのは道ばたの植え込みです。花 以外は、こんな風に枯れ野色。

ああ、もう葉を散らすばかりだなって感じ。でも、振り返ってみると…

…すっごく真っ赤に紅葉している枝もある。
珍しいでしょ。毎年この時期になるとご紹介してますけど。
(去年は12/21でした。2004年は12/8にご紹介してます。)
私、都内に住んでいた頃は、ユキヤナギがこんなに赤くなるのを
見たことはないですよ。でもね、
ドウダンツツジ↓のように全部が真っ赤になることはありませんが、

時々ね、なんの加減か、
ユキヤナギが綺麗に紅葉するんですよ、今住んでいるあたりだと。
毎年、その微妙な色づき具合を眺めるのが、この時期の楽しみのひとつに
なっています。
思いがけずよく晴れた一日の終わり、
日が落ちる前に、洗濯物を取り込みながら、窓の外をのぞいてみたら、
真っ黄色だったイチョウのうちの一本がすっかり葉を落としていました。
どんどん進んでますね、季節。
風邪ひかないように気をつけて、頑張らなくっちゃ。(^^)
ブログ内関連ページ:
2006/2/28付 今年の一番花
2006/2/8付 身近な木の芽
2005/12/21付 かたち いろいろ
近所でもユキヤナギが咲いていました。カメラを持っていなかったのですが、このデザインを見せていただくと撮りに行きたくなりました。
風で、一気に葉が散りましたね。
ユキヤナギ、そちらでも咲いてましたか。
是非ぜひ 見てみて下さい。
冬限定なのか、うちの方の この株限定なのか、
中心が赤い ユキヤナギの花なんて、
見たこと無かったので気になります。(^^;)
春でユキヤナギも支度した?
きのうは春で葉が支度するつもりだった。