今日は、午前は小学校のPTAの集まりがあって、午後は中学で面談。
何だかんだ押し詰まってきましたし、慌ただしいです。
さて、今日の写真も、前に撮ってきたものです。
木へんに鬼と書くこの文字→「槐」
ある木を表すんですけど、読めますか?
「エンジュ」というマメ科の高木を表す文字です。
前の冬に、くるくるねじれた枝を見つけちゃったのと同じ木を、
もう一度、見上げて来ました。

原産地の中国ではおめでたい木として、大事にされているそうです。
中国名は「槐(ファイ)」。学問と権威の象徴ですって。
日本には仏教の伝来と同じ頃、渡来したと言われれています。
つぼみを止血剤に用いるそうで、最初は薬木として植えられたようです。
エンジュという名は、古名えにすが変化したものだそうです。
最近、街路樹で時々見かけますよね。排気ガスに強いんだそうです。
どうです?マメ科っぽい葉っぱが、黄色く色づいて綺麗でしょう。
新しい枝は緑色を保っているんですよ。
花は夏。白くて細かい、これまたマメ科らしい花を咲かせます。

今年は8月に出会っています。
背が高くなる木ですし、風も強かったので撮るのに苦労しました。
名前が似ているハリエンジュの花は、夏の初めに、
もっと大きく 密に咲きますが、エンジュの花は少しまばら。
イヌエンジュなんて言う木もありますが、
こちらも、花は小さめながら穂にびっしり咲きます。
それに引き替え、このエンジュは、
枝先に円錐形の花の穂を作りますが、穂は大きくても花の付きはまばらで
あんまり見栄えはしません。
秋になると、お豆が実ります。

ハリエンジュのお豆も、イヌエンジュのお豆もぺちゃんこですが、
エンジュのお豆はお数珠のようにコロコロです。
上手く撮れなかったので、今回はこれで勘弁してください。
いつか機会があったら撮ってきますから。(^^;)
さて、石化してくるりんと一回転していた枝はどうなったのかというと…、

パワーアップしていました。(◎◎)
2カ所でくるくる〜が、平べったくじゃなくて、
もっと太くなってました。緑色のドーナツみたい。美味しそう。
角度を変えて見上げてみると…

2回転くるくるも健在っていうか、太くなってる。すごい。
何でなんでしょう?不思議だなぁ。
ふるさとの中国に人にとって、エンジュっておめでたい木なのかもしれないけれど、
私にとってはエンジュって、奇妙な木…っていう感じです。
だって、つるになる木でもないのにこんなに くるくるなんですもの。(^^;)
おもしろ〜い。
ブログ内関連ページ :
2006/1/24付 冬のこずえの様子
ここで色々な木の名前を教えて頂きましたね〜♪
公園に出向くようになったのも、はもようさんのブログの影響ですからネ〜(*´ー`)ニコッ
未だほんの駆け出しですが…今日のような緑のドーナツ「エンジュ」を教えて頂くと…ヽ(´▽`)/わきわきよ。
どこかで出逢えたら良いなァ〜〜又探しますね♪
なんでなんでしょうね。
どっちに伸びたら太陽がいっぱい当たるか悩んでいるうちにこんな風になったのかな?
朝は東に行くぞー、でも夕方になると、
やはり西かな?って感じでね(笑)
そんな風に言っていただけるなんて。(〃▽〃)もったいない、オコトバ。
ただ…、こんな風になるエンジュは、珍しいかもしれませんよ。
どこかで会えたら是非、教えてくださいね。
普通のエンジュでも、その、お数珠みたいな実はなかなか面白いですから、
ぜひ見ていただきたいものです。
上見たり、下見たり忙しいですけれど、楽しいものに出会えると良いですね。(^^)
ねぇ、不思議でしょう?この木だけ、こんなにくるくるしてるんですよ。
中国では、学問と権威の象徴なんだから、もう少し落ち着けばいいのにね。(^^)
bigtreeさんの言うように、どっちに伸びようか、悩むような場所なんですよ。
やっぱり悩みが深かったのかなぁ…。
1回ならまだしも、2回巻きまであるんですものね。(^^;)