風が強まってちょこっと涼しい…かな?それとも暑さに慣れてきたかな?
いずれにしても、猛暑はいつまでも続きません、多少大事な用事でも、義理を
欠いてでも今だけは、ご無理なさいませんように。
7/18と7/21、隣町へ行ってユリのつぼみやちっちゃな虫さんたちと一緒に木の花も
写真におさめてきました。
これは何度も見あげたアオギリ。

お花の起源にヒントをくれる、とってもユニークな存在です。
キリと名が付くけれど 花も実も、タンスや下駄でお馴染みの「桐」とは
似ても似つかぬ、アオギリ科アオギリ属の落葉高木、アオギリ。
7/18にはまだこのくらい。黄色く咲き始めて、次第に赤くなるんです。
黄色いのは、まだ咲きはじめたばかりって事。

咲いているのは望遠で撮って拡大しなくても分かるんです。
大きな蜂がブンブンうなっているから。
一枚目の写真の 垂れ下がった花の穂にくっついていたのはクマバチ。

クマンバチはこわ〜いスズメバチのことですが、この子はクマバチ。
大きいけれどスズメバチほどではなくて、お花に良く来るおとなしい蜂です。
3日後の7/21に行ったときには黄色一色だったお花の穂(花序)の…

7/18の写真と同じあたり。うす黄色一色だった花の穂に赤い色が増えています。
赤味が差して見えたのは、咲き始めたのがちょことだけ早かったお花。
さて、おばなめばなを写真におさめようかな?
黄色いのは花びらじゃなくてガク(萼)ですって。

飛び出しているのは10〜15個のヤク(葯)がくっついているおしべの先。
おばなが咲いて、後にめばながさいて、最後にちょこっとだめ押しのおばなが
咲くそうです。
こちらの形の違うのがめばな。

にゅっと伸びためしべの付け根が、とってもユニークに変化して、お花の起源は
やっぱり葉っぱだったんだねって思えるんです。
詳しくは細かすぎる過去記事をどうぞご覧下さい。
2007/ 7/11付 「アオギリ開花」
2011/ 8/16付 「アオギリの実 裂開」
ついでに、近くに木の様子も載せておくと…
これはお花準備中のヌルデ。

夏の終わりに白い小花をどっさり咲かせます。
2009/ 9/14付 「ヌルデとゴンズイ」
こちらは、ぎりぎりでお花に間に合ったトウネズミモチ。

あらかた終わって居るんですが、ほら、ここんとこにちょこっとだけ(^m^)
咲き残ってました。
2007/ 7/ 9付 「トウネズミモチ」
木の花の写真、まだちょこっと残っています。良かったらまた、お付き合い下さい。
ブログ内関連ページ:
2007/ 7/11付 「アオギリ開花」
2011/ 8/16付 「アオギリの実 裂開」
2009/ 9/14付 「ヌルデとゴンズイ」
2007/ 7/ 9付 「トウネズミモチ」