2012年07月14日

タイサンボクなど

今日も蒸し暑い一日になりました、うちの方。とっても変わりやすいお天気で
雨が降り出したかと思うと日差しがのぞいたり…忙しいことでした。でも結局
そこそこ晴れた暑い日になっちゃいました。雨雲はどこ行ったのかな?

さて、記事の方は、いい加減終わりにしないと写真が古くなってしまうので
一気にまとめてご紹介、初夏の木に咲く白い花、在庫一掃です。

12_0714_taisanboku1.jpg

狙っています、タイサンボク。背が高くなる木です、咲きはじめは上の方から。
少しずつ降りてきて、花期の終わり頃やっと手の届くところに咲いてくれます。
でも今度はタイミングがなかなか合いません。会心の一枚まで、もう少々、
お待ち頂く隙に、他の白い花を見ていきましょう。






一枚目はマサキ(柾)です。
ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。自生地は中国、朝鮮、日本の海岸近くの林。
刈り込みに強くて、良く茂るので垣根によく利用されるツヤツヤ葉っぱの木です。

2009/ 6/29付 「マサキとモッコクの花」

12_0714_masaki1.jpg

↑ 過去記事のとは また違う場所のマサキ。小さな木ですが花盛りです。

華やかなお庭のお花の季節が一段落した6月、道の生け垣に小さな粒々を見つけて、
なんだろな?実かな?つぼみかな?と思っていたのですが、
きっとそれもマサキだったんだなあ。

小さいつぼみは一斉に開いて、ニシキギ科らしい地味なお花を咲かせます。

12_0714_masaki2.jpg

大きさの比較に、ちょうど蜜をなめに来ていたアリさんを拡大してつけておき
ました。

実はまん丸。げんこつを振り上げたように、上向きについて赤くなります。
熟すと割れてタネを吐き出します。

2008/12/27付 「マサキの実」




それから…これはもう今どこででも咲いてますね、アベリアです。

12_0714_abelia1.jpg

花園ツクバネウツギです。スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木。
お花をアップにすると、今年やっと写真に撮れたウグイスカグラに似ているなって
思いますね。

2012/ 4/11付 「ウグイスカグラの花」


真夏に咲く花は少ないので、重宝がられてあっちこっちに植栽されています。
チョウチョさんも良く蜜を吸いに来るし、近づくと微かに良い香りもします。

でもねえ…私としては…この奇麗にそろった、若干 照りのある小さい葉っぱが
並んでいるところが好きだなあ。

12_0714_abelia2.jpg

あと…お花の下の萼とか…。← おいおい。



ナツツバキがすっかり若い実になっちゃったあと、咲き始めたツバキ科の花、
モッコク(木斛)です。ツバキ科モッコク属の常緑中高木。

12_0714_mokkoku1.jpg

こちらも、丸こい葉っぱがテリテリでびっしり付くし、成長が遅くて樹形が乱れない
上に、丈夫で長寿ということで「庭木の王」と呼ばれちゃうくらいの人気の木。

一年中代わり映えしないように見えるかもしれない常緑樹ですが、梅雨時のこの時期
葉の陰にひっそりと、奥ゆかしく香るお花を咲かせます。
香りは、京都みやげの匂い袋とか、お香にありそうな和風の香り。

気を付けて見ると、おしべふさふさのお花と

12_0714_mokkoku2.jpg

めしべが がっつり目立つお花があります。

12_0714_mokkoku3.jpg

手元の図鑑にははっきり書いていないのですが、雌雄異株として紹介していらっしゃる
方もあります。たぶん…おばなとめばななんだと思います。

秋にはこちらも丸くて赤い実が付きますが、マサキのように奇麗にパカッとは
割れないで、ビリビリに破けて開き、タネをこぼします。

葉っぱも樹形も端整なのに、どうして実だけはビリビリなのか。口がきけたら
聞いてみたいものです。



我が家のベランダでも鉢植えのコクチナシが咲いていますが、公園ではもっとずっと
大きなクチナシが咲き始めました。
ガーデニアという名で有名な園芸種のオオヤエクチナシです。

12_0714_gardenia1.jpg

写真だと、ほんっとに、判らないですよねえ。コクチナシの倍はある大輪なのに、
写真にするとその迫力がちっとも伝わらなくて…(^^A)

これも、お花だけではなくて木も葉っぱも同じ縮尺で大きくなっているから
でしょうね。

12_0714_gardenia2.jpg

手のひらに余るほどのゴージャスな大輪です。うっとうしい季節を良い香りで
慰めてくれます。

残念ながら、栗きんとんの色づけに使えるような実は いっさい実りませんが、
クチナシたちの大敵、オオスカシバは いやってほど付きます。(^^A)



さて、木に咲く白い花の王様、タイサンボクのお花はどうなったかというと…
何度も見に行ってますよ。

前回までの努力の結果 ↓。

2012/ 7/ 3付 「6月の木に咲く白い花」

7/2に見に行ったときには狙っていた3つ並んだつぼみのうちのひとつが、
咲いちゃったあと ↑ で、

雨が降っちゃった七夕の日は、ふたつめのつぼみが…

12_0714_taisanboku2.jpg

開いていたけど、お花の中心がよく見えなくて…

今度こそ!と、意気込んで見に行った翌日(7/8)、やっと、ちょうど良い
開き加減を捉えることができました。

12_0714_taisanboku3.jpg

3つめのつぼみも開いて、さらにイイ感じ ♪
でも、先に咲いちゃったお花はもう、花びらがすっかり落ちてめしべだけに
なっちゃってましたね。
本当に、写真に撮るタイミングが難しいお花なんですよ。

撮れて良かった 今年の会心の一枚。

12_0714_taisanboku4.jpg

タイサンボクです。 北米中南部原産、モクレン科モクレン属の常緑高木。

「泰山木」なんて書くから中国の木とばっかり思ってたけど、違うんですよね。



さあ、在庫一掃済んだら、次へ進もう。

次からはまた別のシリーズ。7/8に見に行ってきた隣町のお花シリーズを始め
たいと思います。





ブログ内関連ページ:

2008/12/27付 「マサキの実」
2009/ 6/29付 「マサキとモッコクの花」

2012/ 4/11付 「ウグイスカグラの花」

2005/10/18付 「モッコクの実」 基本情報

2006/ 6/ 8付 「タイサンボクの花」

2012/ 7/ 3付 「6月の木に咲く白い花」







シリーズ「木に咲く白い花」2012

2012/ 5/16付 「ミズキ 開花」
2012/ 5/19付 「マルバアオダモの花」
2012/ 5/20付 「ハリエンジュとヤマボウシ」
2012/ 5/21付 「ハクウンボクの花」
2012/ 5/22付 「トチノキの花」
2012/ 5/24付 「ノイバラの花」 ネジキのつぼみ、(ナツハゼ)、カマツカとサワフタギの花後、
2012/ 5/25付 「コアジサイの花」 コゴメウツギ、アオハダ、ニワトコとクサイチゴの実
2012/ 5/26付 「エゴノキの花」 ガマズミ
2012/ 5/28付 「トベラの花」 シャリンバイ、ハクチョウゲ
2012/ 5/29付 「卯の花」 ウツギ、更紗ウツギ、マルバウツギの花後
2012/ 5/31付 「ネジキと蔓の花」 テイカカズラ、スイカズラ
2012/ 6/ 7付 「地味めな木の花」 ゴンズイ、マユミ、クス、ソヨゴ、イヌツゲ、クロガネモチ
2012/ 6/ 9付 「果樹の花」 レモン、ハマナス、木苺、(桜、柿)
2012/ 6/14付 「ネズミモチの花咲く頃」 西洋イボタノキ、ヒメシャラ
2012/ 6/15付 「珍珠梅の花」 ニワナナカマドの花
2012/ 6/17付 「木の実になる花」 栗、スダジイ、マテバシイ
2012/ 6/29付 「ナツツバキの花」
2012/ 7/ 3付 「6月の木に咲く白い花」 サンゴジュ、ナンテン、イトラン、シモツケ他
2012/ 7/10付 「アカメガシワの花」 テリハノイバラ




posted by はもよう at 18:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 木の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

会心の1枚、良かったですね(笑い)。
なかなかちょうど良いのに出逢えませんから・・・。
Posted by nakamura at 2012年07月15日 07:00
nakamuraさん、こんばんは。
はい、何度も通った甲斐がありました。
ちょうど良い瞬間が撮れてとっても嬉しいです。
Posted by はもよう at 2012年07月15日 21:38
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