カメラにおさめてきましたよ。午後から雲と風が強まりました。明日こそ、
お天気崩れて…って言うか、だいぶ荒れるようです。気を付けなくっちゃ。
さて、今日の記事も、いつもおさんぽしている公園を通り越した先にある
ゴンズイを見られる雑木林へ行ったときの写真。
フェンスのこちら側には朝顔の仲間が咲き始めていました。
マルバアサガオ。

熱帯アメリカ原産、江戸時代に渡来した元園芸種で花だんに植えられている事も
あるけど、野生化もしているアサガオの仲間。
このブログでは、何度も取り上げている夏のおなじみです。
2009/ 8/ 9付 「野生の朝顔」
最初は、野生の朝顔ということで注目したんですが、あんまり色数が多くて
ひょっとして誰かが園芸店で買ったタネをまいたのかも(''?)って思うように
なりました。
くびれのない葉っぱ、上を向くつぼみと下を向く あんまり毛深くない若い実。

短めなガク(萼)片と小振りなお花に、5本入った放射状のライン。

色のバリエーションは豊富で、この場所では9種類の花を見ることが出来ます。
これから、フェンスいっぱいに咲いてくれるはずです。
同じつる性植物でも、樹木の仲間として紹介されることの多いアオツヅラフジ。
株ごと全く違う形の葉っぱの持ち主という、素人泣かせのつる草です。

今年もフェンスに絡み始めました。アオツヅラフジの場合は、葉の質感で
それと見分けますが、今の時期は花が咲くので さらに見分けやすく
なっています。

黄色いおしべが目立つので、これはおばなの咲くおかぶですね。
めかぶを見つけておかないと、ミニサイズの巨峰みたいな青い実を見そびれ
ます。
フェンスの向こうに地面にカーペットのように広がっていたマンネングサの
仲間も、お花の季節を迎えていました。

大きな花の穂にはならないで、一輪ずつ咲くタイプみたいです。

何マンネングサでしょうねえ。
毎年迷って、結論が出てません。とっても小さいマンネングサです。
この日の主役は実り始めたナワシロイチゴの実でした。
フェンスに貼り付いてたくさん咲いていた 開ききらないピンクのお花が
今、ルビーみたいな真っ赤な実になっています

お日様の光を浴びてこんなに奇麗です。

ここは道路っぱたなのでお味見はしませんが、味も良いそうです。

奇麗、美味しい、旺盛に茂る。三拍子そろった素敵なキイチゴ。
大好きな被写体です。今年も写真に撮れて良かった。
そうそう、この日、ナワシロイチゴの葉っぱの上になにやら初見の虫が
止まっていたんですよ。
まあ、たぶん、カメムシです。軽い気持ちで撮ってみて…

家に帰ってパソコンで拡大して、ビックリ。
可愛いのなんの。↑このサイズですと、ちょっとその魅力が伝わりにくい
と思うので、下に拡大写真をご用意しました。
虫が苦手じゃない方、可愛いもの見たさがつのっちゃった方は↓こちらを。
ウズラカメムシの可愛いアップ
お名前はウズラカメムシの幼虫ちゃんだそうです。
成虫はもうちょっと頭がとんがっていて触角が赤いのですが、このあどけない
ずんぐりむっくりさがたまらなく可愛いです。
あ、でも、稲の害虫なんですって。(^^;)田んぼにいたら嫌われちゃうかも。
フェンスの向こうにもキイチゴが見えます。

実り残ったニガイチゴの実です。

いっぱい実ったから、鳥さんたちもまだ食べきってはいないみたい。
可愛い葉っぱがずらっと並んで、赤い実がぽちぽちって付いていて…。
いやあ、良い景色ですよねえ。
また来ま〜す(^▽^)ノ ちょっと足を伸ばした先にある雑木林。
今見たいものがいっぱいあって、私のお気に入りの観察スポット定着しそうです。
ブログ内関連ページ:
2009/ 8/ 9付 「野生の朝顔」
2011/10/16付 「フェンス、再び」
2010/ 6/ 1付 「春から夏への道ばた」 花
2008/ 7/ 3付 「ナワシロイチゴの実」 実るまでの観察