早いよ、早すぎるよ。 “( (><)ノ”じたばた
撮ってあった写真、お話ししたかったこといろいろ、タイミングを逃しっぱなしです。
ちょっと前の話になりますが、よろしかったらおつき合い下さいませ。
この間、おさんぽしてきたときも、たくさんの草の実を見かけました。
写真に撮った時期は少し前後しますが、
11月に見かけた草の実の写真をいくつか、ご紹介します。
もっと前から実っていたけれどちゃんと撮れないでいたシオデの実。

シオデは、ユリ科のツル性植物。
芽を出してすぐに、巻きひげで他のものに絡まるのが、シオデ。
実は、ツヤツヤの黒。
同じユリ科のサンキライ(サルトリイバラ)とよく似た実です。

シオデの若芽はアスパラガスの味だそうですが、
図鑑には、この実の使い道は書いてありませんでした。
美味しくないのかな?
ちなみに実のすぐ後ろの葉っぱは、シオデの葉ではありません。
なんだろな? 今、図鑑見ながら、検討中です。
そっくりさんで、一度は自力で立ち上がり、後にからまるのが、
タチシオデ。タチシオデの実は、粉を吹くのだとか…。

すぐそばで実っていた実は、粉を吹いてました。あれれ?
大好きなので、春の終わりのお花はいっぱい撮ってました。
タチシオデ、めばなの写真はこちらから。
記事もありますので、最後にご紹介しておきますね。
ユリ科といえば「隣町の公園裏の北向きの斜面」にいっぱい咲いてた
ヤブラン。
細く建てられた花の穂に、びっしり細かい黒い実を付けるのが、
ヤブランですが、私は色付いていく途中が大好きです。

緑から黒へ…だんだん熟していくヤブランの実。綺麗ですね。
ユリ科といえばもう一つ、これはキチジョウソウ。
花が咲くのが珍しくって、咲くと良いことが起こるとか、
良いことがあったら花が咲くとか…って言う花ですが、
いえ、なに、毎年咲いてます。(^^;)ほほほ

花よりも、実を見ることの方が珍しいですが、それでもたくさん付いていました。
赤い実は数々あっても ちょっと違う色味の この実。
これが見られたら、良いことが起きるかも…っていうか、
この色が見られたこと自体が、良い事っていうか…そんな実、そんな色です。
去年、たくさん見かけたのに、今年は少ないアオツヅラフジ。
素敵な青い実には、今回、これしか 会えずです。

極小ながら、巨峰みたいな姿のこの実には、アンモナイトのような種がひとつずつ
入っているんですよ。
種も実も、以前さんざん記事にして 遊ばせてもらいました。
葉っぱはけっこう見かけるんですけど、花まではなかなか見られませんでした。
ましてや実が実るまでからませておいていただける場所なんてもう…。(−−;)
ヤブランやキチジョウソウは、公園にも植えられていますし、
花だんで育てている人もいるくらいですから、今後もまた 会えると思うのですが、
つるになる草は、本当に 頻繁に刈られてしまうので、
毎回、これが最後かもと思いつつ写真を撮っています。
花をたくさん撮らせてもらったセンニンソウはすっかり無くなってましたし…。(T^T)涙
もう少し…ねぇ、…とって置いてはもらえないもの…ですかねぇ。
自分で管理してないので、歯切れが悪いのですが…、
毎度、毎度、残念ですよねぇ。(^^;)
ブログ内関連ページ :
タチシオデの花
2006/5/1付 タチシオデ
キチジョウソウの花
2005/10/19付 キチジョウソウ
キチジョウソウとヤブランの実
2005/11/19付 みのり いろいろ(記事にした花、その後2)
アオツヅラフジの花とつる
2006/7/19付 早乙女と青い葛籠
アオツヅラフジの花、実、アンモナイトみたいな種
2005/9/20付 アオツヅラフジ
アオツヅラフジの実
2005/8/31 トラツクバックピープル
そういえばアオツヅラフジの実が今年は少ないようですね。
粉を吹いた実は食べられる・・・??
本能的にそのように感じますが、いかがでしょうか?(笑い)。
今、そちらのブログを拝見して、
同じシオデの実が取り上げられているのを見つけて
喜んでいたところです。
アオツヅラフジ、去年はたくさん見られたのですが…残念です。
春先の芽は、山アスパラと言われて、人気の山菜だそうです。
若いうちなら葉っぱも天ぷらなどでおいしく食べられるそうです。
根っこ(根茎)は乾かして漢方薬として利用できるそうです。
そんなことはあちこちに書いてありますが、実については、
なんとも書いてありません。美味しそうですけどねぇ…。