湿り気が残って、風もそこそこあったのに、ずっと蒸し暑いままでした。まだ
体が慣れていないから、熱中症になりかねないですよね。
それから、西の方からは次の台風か接近しているので、ゆるんだ地盤が さらに
崩れやすくなるので…と、気象予報士さんたちが注意を呼びかけていました。
本当に、十分お気をつけ下さい。
記事の方は虫眼鏡が無くっちゃ観察できない小さい花の咲く草。
見分けがやっかいな アカネ科の○○ムグラをいくつかご紹介します。

細かい、似ている、図鑑の記載が簡単…見分けが難しいので、断定できず悩んでばかり、
あっちかなこっちかな?まるで迷路に迷い込んだような気分になるのに、撮らずには
居られない魅力的な姿。ああ、可愛くてやっかいなムグラ迷路です。
草むらや雑草の茂みというような意味のある「むぐら(葎)」と言う名を持つ、
the雑草、ヤエムグラ。
そのお仲間で、もうちょっと可憐でささやかな小さい草たちが図鑑にいくつか
載っています。うちの方でも、結構あちこちに咲いているんですよ。
まあ、これは変わりだねの方、ヨーロッパ原産の帰化植物、ハナヤエムグラ。

もうだいぶ前から、小さい花を咲かせています。

可愛いですよね。小さすぎて、気づく人も少ないとは思いますが、身近で少しずつ
数を増やしています。

このくらい個性的だと判りやすくて、素人は ほんと助かるんですが…
他のムグラさんたちは、見た目そっくりで、見分けがとっても難しいです。
それでも比較的易しいのもあるんですよ。たとえば ↓ これなんか。
ヨツバムグラですよ、きっと。←(^^A)

まっすぐ立った茎に4枚の葉っぱが向かい合って付いていて、お花は茎のてっぺんに
こちゃっとまとまって咲いている。

花かな実かな? 接写して、カメラの液晶画面で拡大しないと確かめられない小ささだ
けれど、こんな風に実も付きます。

一枚目の写真にも、画面左下の方に写っています。
隣に咲いている ↓ こちらはもう少しやっかいです。

明らかに、ヨツバムグラより葉っぱが細くて、茎が長く伸びて、お花に 柄というか
茎が付いています。

ヨツバムグラの、まっすぐ立っていることが多いのに対し、
お隣さんの方は茎が間延びしすぎて、たいてい横たわっています。
最後の葉っぱの先は、たくさん枝分かれして、細い茎の先に花や実が付きます。

ヨツバムグラじゃなさそうです。
これとあれが 同じムグラかどうかも判りませんが(^^A)、
図鑑の写真だけで言うと、ヒメヨツバムグラの写真が一番似ています。
ヒメヨツバムグラなのかな?
でもって、もうちょっと違う場所へ行くと、さらに ↓ こんなムグラが茂っています。

ドクダミの茂みに、一緒に生えていたもっともっと茎の長いムグラ。
野の花の図鑑にはヤブムグラという、ほとんどつる状に茎が伸びるというムグラが
載っています。
ヤブムグラなんでしょうか、でも、お花の咲く時期が7月〜8月と書いてあるのが
気になります。

今花盛り…というか、もう実も見られます。花はもっと前から咲いていたようです。
早すぎませんか?
山の花の図鑑にはヤマムグラという仲間が載っています。
お花の時期は5〜6月。輪生する4枚の葉っぱは 一対ずつ大きさが違うと
書いてあります。
確かに、前の2種よりその差が顕著です。
ヤマムグラでしょうか? 山で見つけたんじゃないけど。(^^;)
で、さらにややこしくしちゃう、根元の 芽生えて間もない葉っぱを激写。

ヤマムグラなのかなあ?
図鑑の写真の葉っぱとは、ちょっとプロポーションが違うんだけど…なんてまた、
悩んで…。
行ったり来たりのムグラ迷路。
ああ、ややこしい悩ましい。しかも、観察対象が小さ過ぎて、衰えかけの肉眼では
定かに見えないし、写真撮るにもピントがなかなか合わないし…。
困った困った、ムグラ迷路。
なんて言いつつ、また、カメラを向けちゃうんですよ。
だって、ほら、こんなに魅力的。しかも、公園のあっちこっちにいっぱい生えてるし…。

結論は毎年先送り。迷路からは、なかなか抜け出せません。
だから良いのかな。(^v^*)
だって…判っちゃったらこんなに惹きつけられないと思うから。
いつもの公園、雑木林の林床。たまには道ばたの植え込みの陰…。
いろんなところでうずくまって、
誰も見向きもしないような、とるに足らない小さい草にカメラのレンズを向けている
そんな 変なおばさんを見かけても、そっとしておいてくださいね。
たぶんですけど…とても楽しんでいる最中だと…(^m^)…思うので。
わたしもムグラのお仲間はアカネも含めて
見かけると撮ってしまいます。
かわいくて、撮ってしまうお花ですよね。
この前お山で小さなお花の咲いた後を見かけました。
ムグラのお仲間だろうと、しっかりと撮らなかったのですが、
何か気になって撮るだけは撮ったのです。
はもようさんがムグラのことを記事にされていて、
やったぁと思ったのですが、
どうもムグラとは違うみたいです。
もっと段々が密になって、花後がお皿をうけたようになっています。
花の部分だけは、タツナミソウの花後みたいです。
よく見かけるような気もするんですよねぇ
こんなのばっかりです。^^
ねえ、アカネ科のムグラのお仲間は魅力的ですよね。
他にも、小さいお花を見ちゃうとどうしても
一枚頂きたくなっちゃって(^^*)
ピントが合わなくて苦労するんですけどねえ。
段々が密で、花後がお皿を受けたよう?
なんでしょうねえ。
私が見たこと有るのでは ズダヤクシュという地味なお花の
花後がやっぱりタツナミソウ似でしたけど、密じゃなかったなあ。
なんだか解ったら、また、ブログで見せてくださいね。(^-^*)