から、今日は一日のんびりしようかな。
さて、記事の方はまたまたあっちこっちで撮ってきた木の花の写真。
一応まだ、「木に咲く白い花」シリーズのうちです。

やっと撮れる場所で見つけたバイカウツギ(梅花空木)。
ひとんちのお庭の花や鉢植えじゃ、勝手に撮れませんものねえ。
まあ、これも人が育てている庭木の一種ちゃあ、一種なんですが、
植えた人もいい加減で、公共の場所に勝手に植えちゃっているので、たぶん
文句は言わないでしょう。(^^A)

まあ、可愛いウツギですよねえ。
卯の花のウツギと同じユキノシタ科で、バイカウツギ属の落葉低木。
日本では本州から九州にかけての 暖かい地域に自生していますが、
園芸店で扱っているものには欧州原産を主にした交雑種が多いそうです。
香りも良いそうですが…ああ、残念、嗅いでこなかったです。
いつもおさんぽしている公園でも、ハコネウツギが咲き出しました。

こちらも、徐々に赤くなっていく様が素敵なお花なんですが、あえて、
咲いたばかりの白い花をクローズアップ。
毎年、無理矢理「木に咲く白い花」に混ぜています。
あんまり毎年撮っていて、もうアングルのバリエーシャンがないと思っていた
けれど、こんな感じ、いかがでしょう。

思いっきり見上げて、お花の中をお日様の光で満たしてみました。
明るく光り輝いちゃうハコネウツギです。おお、綺麗。(*▽*)
アジサイも咲いてますよ。
まずは日陰の山野草の花だんから…小さいヤマアジサイ。

そして、池のほとりから…大きなガクアジサイ。

写真だけだと大きさが伝わらなくて、どちらも同じに見えますね。

日に日に、装飾花が大きく色鮮やかになりますが、今はまだこのくらい。
ぎりぎり、「木に咲く白い花」の仲間です。(^^;)
おまけで小さなバッタの仔も載せときます。

web検索の途中で見かけたクダマキモドキの幼虫ちゃんに似ていますが、
ピントが甘くてはっきりとは判りません。あしからず。(^^;)
ついでにご紹介は、時機を逸しちゃった終わりかけのカルミアです。

ツツジ科の常緑低木で、別名はアメリカシャクナゲ。
明治時代に,桜のお礼にハナミズキと一緒にアメリカから贈られたのが
初めなんですって。可愛いお花ですよね。
隣町には大きな植え込みがあるんですが、近所の公園ではなかなか
定着しないのが残念です。頑張れ、カルミアちゃん。
最後は、お花がいっぱい咲いているところを撮りそびれていたテイカカズラ。
咲いていない訳じゃないんですよ。

今では、庭木や雑木林のつる性植物なだけじゃなくて、都市の緑化や、
ヒートアイランド現象の緩和、省エネねらいのグリーンカーテンにと
あっちこっち、公共の場で大活躍中なんです。ガードレールにはわせて
街路樹代わりにしただけでなく、ビルの屋上や壁面緑化に利用されたり。
その旺盛なはびこり力を遺憾なく発揮して、ついこのあいだまで、そこいら
中でプロペラみたいな白い花を咲かせていました。
ただ、その活躍の場があまりに人目に付きすぎて、カメラを向けるのが
ちょっと恥ずかしかっただけです。
人通りの切れる隙をついて、やっと一枚撮れました。
いやあ、なまじスターさんになっちゃうと追っかけるのにも苦労しますわ。(^^A)
紫陽花の植え込みなんか見ていると、もう梅雨に入ってよって言っているみたい
ですものね。
雨の季節を心待ちにしているお花や生き物たちもいるはず。

ね、ウシガエルちゃん。
関東も今日、梅雨入りしたようです。人間にはうっとうしい季節だけれど、
喜んでいる君たちを思い出して、がまんするよ。(^v^*)
シリーズ「木に咲く白い花」2012
2012/ 5/16付 「ミズキ 開花」
2012/ 5/19付 「マルバアオダモの花」
2012/ 5/20付 「ハリエンジュとヤマボウシ」
2012/ 5/21付 「ハクウンボクの花」
2012/ 5/22付 「トチノキの花」
2012/ 5/24付 「ノイバラの花」 ネジキのつぼみ、(ナツハゼ)、カマツカとサワフタギの花後、
2012/ 5/25付 「コアジサイの花」 コゴメウツギ、アオハダ、ニワトコとクサイチゴの実
2012/ 5/26付 「エゴノキの花」 ガマズミ
2012/ 5/28付 「トベラの花」 シャリンバイ、ハクチョウゲ
2012/ 5/29付 「卯の花」 ウツギ、更紗ウツギ、マルバウツギの花後
2012/ 5/31付 「ネジキと蔓の花」 テイカカズラ、スイカズラ
2012/ 6/ 7付 「地味めな木の花」 ゴンズイ、マユミ、クス、ソヨゴ、イヌツゲ、クロガネモチ
2012/ 6/ 9付 「果樹の花」 レモン、ハマナス、木苺、(桜、柿)
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