そうで、風が強かったです。明日は雨とか。
記事の方は、5/26に隣町で撮ってきた写真のシリーズの最後。草の花を中心に
ご紹介します。

公園の日向に咲いていた黄色い花は、ジシバリ。
春まだ早いうちから咲いていた、もっと大ぶりのオオジシバリにちょっと遅れて
咲き始めました。オオジシバリと違って、葉っぱはスプーンの形。
羽状に裂けたりしません。
そして、さっぱりしたデザインの綿毛になります。

お花もタンポポよりシンプルで華奢でしたが、綿毛もこんな風です。
ひとつひとつの綿毛が はっきり見えるくらいのところが良いなあと思っています。
近い仲間のニガナが群生になっていました。

5/27の記事 ↓ のものより立派な群落です。花束みたいですね。
2012/ 5/27付 「フタリシズカと」
こちらはチチコグサ。ハハコグサより地味だけれど、この時期、探してでも撮っちゃう
お気に入り。

ちょこっとツヤのある葉っぱと、ほほけた綿毛が素敵です。
最近数を殖やしている外国産の帰化植物と一緒にしないで下さいね。
2009/ 5/23付 「母子草、父子草、雄薮虱」
公園の裏へ抜ける道の途中、古い丸太のてっぺんに、誰かが活けたみたいな
葉っぱとお花。

葉っぱはコバギボウシで、お花はコナスビの黄色い花。
まるで絵の様でしょ? 素敵だなあ。
雑木林の林床には斬新な模様の葉っぱ。

大胆に斑が入ったチヂミザサ。涼しげ〜。良いなあ。
そばにはイノモトソウの葉っぱ。

2009/11/19付 「シダの葉 いろいろ」
良いデザインです。こちらも涼しげ。
秋に入りの観察スポット、北向きの斜面を歩いて、さらに草の花を探していくと
低いところに春先から咲いていたオヤブジラミ。

ぎりぎりお花が残っていましたが、葉っぱの赤味といい、茎の先の実といい、
ここだけ 実りの秋の装いです。
2006/ 7/ 6付 「ヤブジラミとオヤブジラミ」
そろそろ、花期の遅いヤブジラミの爽やかな花に取って代わられる頃です。
オヤブジラミの晴れ姿、また1年お預けです。
こちらも、見つけられて良かった。小さくて目立たないトウバナです。
2009/ 5/21付 「トウバナなど」

ピンクのお花をいっぱい付けますが、とにかく小さいんです。
さて、この日の主役はユキノシタ。
今どこででも盛んに咲いていますが、北向きの斜面にも広い範囲に群生しています。
2008/ 5/27付 「ユキノシタの群生地」
2008/ 5/28付 「ユキノシタの群生地 続き」

以前、雑木の枝が斜面にかかって薄暗かった頃の方が、群生の数は多かったのですが、
まあ、今は少ないけれど、咲きそろうところがわずかに残っています。
遠目にはただの白い小花ですが、1つのお花を拡大してみると、とっても綺麗で
凝ったデザインだったことに驚きます。

毛深くて丸い葉っぱは、天ぷらにすると美味しいそうです。
…とは言っても私は食べたことはありませんが。(^^;)
北向きの斜面を歩いていて、まだ会っていないお花を思い出しました。
小さい葉っぱを並べていたコバノタツナミ。
そろそろ咲く頃 ↓ よね。慌てて見に行ってきました。
2008/ 5/ 9付 「コバノタツナミなど…」
今年は他の草の葉に隠れてよく見えません。
無理矢理ピントを合わせてお花を撮りました。

写り込んだ葉っぱの大半はコバノタツナミのものではないし、ちっちゃなイモムシも
写り込んじゃいましたけど、やっとこ撮れたコバノタツナミ。
来年はもっと増えて欲しいなあ。
明日の嵐はどのくらいかな。ベランダの飛びそうなものをチェックして眠ることに
します。