図鑑を何度もひっくり返しているうちに、こんな記述を見つけました。
『キク科キク属は、総苞片のふちが乾膜質で、冠毛がない』
へぇ〜、そうなんだ。
早速、花だんのキクの花を、ぺらっとめくりに出発です。(^^;)

お気に入り観察スポット、「北向きの斜面」の
おばあちゃん(←推定)の花だんで咲いてた 野趣あふれる白菊の花。
こちらからめくって参りましょう。
ほほぉ、これですね。
ほら、ガクみたいなところ(総苞)に ご注目。うろこみたいな部品(総苞片)の
端の茶色いところ。ハトロン紙みたいに、薄く乾いて半透明になっています。

これを『キク科キク属は、総苞片のふちが乾膜質』っていうんですね。
『冠毛が無…』くて どんな種になるのかは、今後のお楽しみ。
葉っぱは、まさに菊の葉形。複雑で、独特で、他にない形ですよね。
次は、住宅街の小さな緑地帯。街の人たちに潤いを…って植えられている
赤紫の菊の花。
明るいお日様の光を浴びて咲きこぼれていました。

失礼して、お花をひとつ、横からアップにして写します。

へぇ〜、やっぱり 茶色くて薄くて半透明だ♪
菊を見たこと無い人は居ないだろうし、
お花の名前に詳しくなくても、菊くらいなら解りますよね。
でも、植物学者さん達が、こんなとこ見て 仲間わけしていたなんて
知ってる人は少ないでしょうね。
子供の頃には何となく、野暮ったく見えた菊の花。
今は見るたび懐かしくて、心がほっこりしてきます。
西洋で改良された 華やかな園芸種も続々取り入れられていますが、
昔ながらの菊の花、何時までも咲いてて欲しいと思います。
いつも楽しく、わかりやすく説明してくださっているので、ついつい寄りたくなるお手本みたいなブログで尊敬してます。
菊の花、私も昔・・というか?ここ2,3年前まで仏花やお墓の花のイメージで、匂いも好きでなく、あまり好きではありませんでした・・^_^;
でも今は菊の良さが少しはわかるようになり、
はもようさんのおっしゃること、よ〜くわかります。
特に好きなのは、ノコンギクです(#^.^#)。
そ、そ、そんけーとかされちゃうと
慣れてないので舌かみそうです。(^^;)へへっ
過分なお言葉ありがとうございます。
菊の花、良いですよね。私には何となく、おばあちゃんの花っていう感じがします。
けっこう、おばあちゃんコだったので、何となく菊を見るとニコニコしちゃいます。
ノコンギク…今年覚えたんだ…綺麗ですよね。
さり気ない けれど、華やか。うんうん、良いお花です。(^^)
また、声かけてくださいね。私も時々お邪魔しますね。(^^)ノ
花って、正面から見ても綺麗ですが、裏から見ても綺麗なんですよね。
あやかりたい…じゃなくて、
今までと違うところに注目するとまた、新しい発見があって楽しいですよね。