2006年11月09日

ユウガギク

難しいからと敬遠してきた野菊の見分け。
でも、くろねこさんのブログ 「里山再生計画」のおかげで
とんとん拍子にコツが掴めたので、
調子に乗って また見に行ってきました。

研究レポート第3弾は、ユウガギクとカントウヨメナの実の比較です。
まずは、先月の 美しかったユウガギクのお姿から。

06_1109_yugagiku1.jpg

ミズヒキの実の赤、ユウガギクの白。葉っぱの緑でイタリア国旗…←ち、違っ!
秋の風情溢れる美しいたたずまいでしょ。私のパソコンの壁紙にしてたんですよ。
毎日眺めてるのに、名前が解らないんだよなあ…って思っていたところで、
くろねこさんの記事を見て、一念発起したわけです。
ユウガギクの見分けポイントは葉っぱです。
「薄めの葉が羽状に中裂する」のが ユウガギクだと図鑑には書いてあります。
…が、けっこう変化が多くて微妙です。
近くに他の野菊があって、比べてみて初めて解るという程度です。

06_1109_yugagiku2.jpg

どうです?
羽状に…鳥の羽か、魚の骨のように
   中裂…葉っぱの途中まで 切れ込む
     している様子、解りますか?

web検索してみると、
株によっては ものすごくはっきりと 切れ込みが出来ているものもあれば、
紛らわしいほど 切れ込みの少ないものもあります。

こうなると、決め手とする材料は 多い方が良いのかな〜。
何か無いかな?
花がほとんど散ってしまった後の草むらで、ふと、
花後の実の姿に目を留めました。

06_1109_yugagiku3.jpg

ユウガギクの実です。ツブツブした種は扁平で、並び方はすきまだらけ。
ひとつもらって、カントウヨメナのところで 比べてみようと
つまんだら、ものすごく簡単にバラバラになってしまいました。

ここで思い出したのが、web検索中に見つけた、柚の香りの菊という名のわりには、
花は香らないけれど、「実を潰すと柚の香りがする」と言う記述。
もちろん試してきました。
でも、匂いはほんのかすかで、そう言われればそんな気もするような、しないような…
と言う程度でした。



さて、比較対象物のカントウヨメナです。
ほとんど散ったとはいえ、それでもまだ10くらいは咲いていたユウガギクでしたが、
カントウヨメナは、もう、本当に咲き終わっちゃいそうでした。

06_1109_k_yomena1.jpg

痛みの入ったこの花。虫食いだらけで見にくいですが、
ほら、葉の周りには、ギザギザがほんの少ししか入ってないですね。

で、実はこちら。

06_1109_k_yomena2.jpg

ここで おおっ!と気がつきました。実の様子が違います。
ユウガギクの種は、扁平 まばらな並びだったけれど、
カントウヨメナの種は、丸めでぎっしり。可愛いなぁ。(*^^)


ついでに、研究発表第2弾の記事の 写真が間違っていたことも判明しました。(^^;)
はい、あわてて差し替えておきました。
すっごく可愛い写真です。よかったら見てみて下さい。



うちの近所では、カントウヨメナは紫で、ユウガギクは白い花ばかりでした。
花の咲き方も、カントウヨメナの花びら(舌状花)が反り返り気味なのにたいして、
ユウガギクの花びら(舌状花)は水平に開くこととか…、
ユウガギクの方が葉も薄いが、茎も細めで きゃしゃだとか…、
比べて、比べて、個性を見つけて、ちゃんと見分けてあげたいです。



最後は2種並べての記念撮影。

06_1109_hikaku.jpg

ヨメナ属の2種。カントウヨメナとユウガギクでした。
パチパチパチ…お疲れ様。

面白かったので、もう一つ、調べて来ちゃいました。それはまた、次の記事で…。






( ^^)//””パチパチ。・:*:・゚'☆  Special Thanks to :
くろねこさんのブログ 「里山再生計画」内 関連記事

10/8の記事  ユウガギク
10/20の記事 カントウヨメナ

里山の自然に詳しくていらっしっゃるから、くろねこさんの記事は勉強になることばっかり♪ 
たくさん参考にさせていただきました。ありがとうございました。
第1弾「シオン属」編、第2弾「ヨメナ属編」でもお世話になってま〜す。(^^)ノ



当ブログ内関連ページ:
2006/11/6付 ノコンギクなど
2006/11/7付 カントウヨメナと?


posted by はもよう at 17:15| Comment(10) | TrackBack(1) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ユウガギクとカントウヨメナでは、筒状花も舌状花もカントウヨメナの方がボリュームがあります。
更に草姿も違い、ユウガギクはノコンギクのように分枝してたくさんの花を咲かせますが、カントウヨメナはほとんど分枝せず、1〜2輪の花しか付けないものが多いですね。
Posted by くろねこ at 2006年11月09日 18:51
なるほど、実になるまで待つとわかりやすいのですね。
葉もけっこう違うようですが、実になるまで待つと間違いないというわけですね。
Posted by ディック at 2006年11月09日 23:25
(*^。^*)ノ 今晩は〜!
立冬過ぎたら急にお寒くなりました〜!
はもようさんはo( ̄‐ ̄*) ゲンキゲンキ!!
この秋写したノギクの同定をくろねこさんに教わって…はもようさんに刺激されて…
私も頑張ることにしましたよ〜〜ん!(*^▽^*)v
取り敢えず「ユウガギク」ではないかと…記事にしました♪
有ってたらTBさせて下さいね。

Posted by かえで☆ at 2006年11月10日 01:13
くろねこ先生、ご足労おかけしました。ありがとうございます。

ををっ!あと、花の付き方の違いですね。
わかりました。気をつけて覚えておきます。

何だか…、苦労して覚えたせいか、妙にユウガギクが好きになりました。
私の観察スポットには、けっこうたくさん咲いているんですよ。
素敵な野草と知り合えてラッキーでした。
くろねこ先生にもお世話になりました。ありがとうございました。(^^)
Posted by はもよう at 2006年11月10日 23:58
ディックさん、こんばんは。
そうですね。基本は、
細く分かれる葉の形、
花の付き方から、萼の様なもの(総苞)のところのお椀形…
実は迷ったときに参考になると思います。

とっても可憐なお花ですから、写し甲斐もあると思いますよ。
Posted by はもよう at 2006年11月11日 00:05
かえで☆さん、こんばんは。
かえで☆さんもユウガギクを撮ってらしたんですね。
早速、見にいきま〜す。

図鑑だけでは解らないことを教えてくださる人がいる、
webの世界があるおかげで、確かめながら勉強できて
助かりますよね。

TBお待ちしています…こちらからもお送りしたいです…が、
ここのところseesaaも調子が悪いみたい。
気長にトライしてみてくださいね。
Posted by はもよう at 2006年11月11日 00:21
はもようさん TBさせて頂きました〜!
一発でd(。^(ェ)^。) good!!でしたよ★

『キク科キク属は、総苞片のふちが乾膜質で、冠毛がない』
はもようさんの確認作業で納得しました。有難うございます♪
Posted by かえで☆ at 2006年11月11日 19:48
かえで☆さん、TBありがとうございます。
私もゆうべから5回くらいトライしているんですが、上手く送れません。
気長に頑張ります。
でも、いくつもいっぺんに行っちゃったら、ごめんなさい。(^^;)
Posted by はもよう at 2006年11月11日 21:58
おはようございます。
ノギクのお勉強は疲れますねえ・・・(笑い)。
未だに???
やはり、何年もかかりそうです。そのうち、ハマベノギク属も出てくるかも・・・(笑い)。
Posted by nakamura at 2006年11月12日 08:19
nakamuraさん、こんにちは。
ハマベノギクと、そのお仲間は…西日本にしかないようです。
もしも、nakamuraさんのお仕事先に咲いてたら、
とっても珍しいので是非教えてくださいね。(^^)

野菊はそのうち覚えますよ。
でも、いつか、野菊の名前を知りたくなったときには、
葉っぱと萼みたいなところの写真を撮っておくと良いかもしれませんね。
Posted by はもよう at 2006年11月12日 15:02
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ユウガギク
Excerpt: 近隣の里山デジブラ〜〜〜です♪休耕田の中に白い野菊が咲いています〜あちこちに何株もあります。野菊は同定が難しく、今まで余り真剣に写していませんでした。ところが見極め方を丁寧に解説して下さるお方、くろね..
Weblog: かえで☆のデジブラ日記〜♪
Tracked: 2006-11-11 10:28
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