結果はどうでも良いんです。とにかくやりきってきて欲しいな。頑張れ。(^-^)
風はめっちゃつよいけれど、結構良いお天気でした、うちの方。写真を撮るのに
向いている日とは思えなかったけれど、どんどん進む季節に急かされて、自転車
で足早に「木に咲く白い花」をはしごしてきました。もお、お話ししたいこと
だらけの大収穫な一日でしたが、とりあえず、写真の整理が付くまで、
4/30の写真でご勘弁を。(^^A)

4/30に隣町で撮ってきた写真、最終回の今日は私のお気に入りタチシオデのお花を
見て頂きましょう。すみません、地味な花です。
タチシオデはユリ科シオデ属。花の頃までは茎が「立つ」タチシオデと
芽を出すそばから、巻きひげをのばして他の木や草にからみつくシオデの2種があり
その、花の頃まで茎が立っている方です。
タチシオデの花は春の終わりに咲き、シオデのお花は夏に咲くんです。
だから、今咲いているのはタチシオデ。

緑一色のお花ですが、緑色が大好きな私としては 嬉しい限り ♪
花火みたいにまあるく開く花の穂ですよ。こちら、派手は方がおばな。
そして、こちら、地味な方がめばなです。

同じユリ科のサルトリイバラを彷彿とさせるお花の形でしょうか。
でも、実は地味な黒っぽい実です。しかも、艶やかなシオデと違いタチシオデの実は
粉が吹いたような見栄えのしない黒い実です。
でも、秋に見つけられると嬉しいんですけどね。(^m^)
2006/ 5/ 1付 「タチシオデ」
2010/10/14付 「つるの途中の花と実」 タチシオデの実
そうそう、前回ご紹介したヤブニンジンがひっつき虫になっていました。

棍棒状の実。これがひっついてやっかいなんですよ。(^^*)
こっちも花火みたいで、地味だけど、イイ感じでしょ。
他には…4/21に ↓ 行ったときにはほとんどつぼみだったシャガが…

あちこちの薄暗がりで咲いていました。

これから次々に咲く華やかなアヤメの仲間なのですが、この花だけは本当に
日陰が似合います。

花や蝶よりは 蛾を連想させるような独特の花色ですよね。
でも、この花を見て涼しそうだなあと思える陽気になってきました。山歩きなんかも
楽しい季節ですね。
シャガを初めて見たのは 子どもの頃に登った高尾山だったので、今でもこの花を
見ると 山登り中に感じたそよ風を連想します。
山登りなんて久しく行ってないなあ。まだ登れるかしら?
お気に入りの観察スポット、北向きの斜面。遠出できない私の、唯一の遊び場。
いつまでもそこで、昔の里山の自然をとどめていて欲しい貴重な場所です。
また来るね〜って、名残惜しげに振り返ったら、小さい蜘蛛と目が合いました。

おお、この子はたぶんマミジロハエトリ。
ぶっとくて白い眉毛の小さいハエトリグモです。巣を張らないで、フットワークの
軽さで厳しい野生の世界を生き抜いているので素早いです。
とっても愛らしい瞳の持ち主なんだけど…うるうるおめめを撮るには違うカメラが
必要よね。
ピンぼけアップでも良かったら ↓ こちらからご覧下さい。
マミジロハエトリ♂
ブログ内関連ページ:
タチシオデ
2010/10/14付 「つるの途中の花と実」 タチシオデの実
2010/ 5/ 3付 「タチシオデと猿捕り茨」
2008/ 5/15付 「タチシオデの花」
2006/11/17付 「シオデの実など」
2006/ 5/ 1付 「タチシオデ」