最近の懸案をいくつか片付けてきたら、汗かいてしまいました。上空には
真冬並みの寒気が張り出しそうな今日、気温が上がれば心配されるのが天候の
急変。関東でも軒並み落雷や竜巻の注意報が出ましたし、午後には雷の音も
聞きました。どちら様も本当にご注意下さいね。
さて、4/30に隣町で撮ってきた写真シリーズ3回目の今日は大好きな可愛い
オトコヨウゾメのお花を見ていただきましょう。

ひとつは1cmに満たない小さな花です。ヨウゾメとはガマズミの別名。
オトコヨウゾメよりは乙女ヨウゾメと呼んであげたい可憐な花です。
今年も良く咲きました。ほら、斜面の上の方、枝いっぱいに白く咲いて
居るのはオトコヨウゾメです。

柔らかい葉っぱに柄の長い花。

後で 細長い赤い実になるので、若干うつむき加減に咲きます。
長い柄の付いた赤い実が 風に揺れる姿も良いものです。

お花は花びらが5つに分かれるタイプ。
子どもが書くお花みたいな形で可愛いですよね。
なんて写真に撮って、家の戻ってパソコンで拡大してみたら、あらま、
虫さんが2匹も写り込んでいました。

興味がおありの方は ↓ こちら ↓ をどうぞ。
黒い甲虫 ピンクの蜘蛛
小さい虫ですし、写真は不鮮明ですけど…(^^A)
いつも観察する、ニワトコとオトコヨウゾメとコアジサイの茂み。

一番手前のニワトコは 大急ぎで赤い実になって鳥さん達のお腹に入っちゃう
予定です。みんな待ってるよね。(^^*)
ちねみに、まだ誰にも見つかってないようですが、ニワトコの根元にはミツバチの
巣が有り、先日も分家が旅立っていきました。
真ん中の白い花がオトコヨウゾメです。今度はお花に注目してみましょう。
おしべは花びらから直接出ているように見えますね。中央に向かって
おしべが頭寄せ合っているように見えるところも、
花の中央が可愛いピンク色な所も萌えポイント。(^m^)

良くは見えませんが、たぶんそこにめしべがあるんですよね。
お気に入りのオトコヨウゾメ、今年はたっぷり堪能いたしました。
この木は本当に可愛いし、春の花、赤い実、そしていろんな色に染まる
紅葉と良いとこだらけの素敵な木です。
この木を知ったばかりの頃は北向きの斜面で、今にも消えちゃいそうに
数を減らしていましたが、最近はだいぶ増えてきたように思います。
いっぱい咲いて欲しいし、いろんな方に知っていただきたい愛らしい木。
乙女ヨウゾメって名前にしてくれたら、もっと人気が出るんじゃないかなあ?
2011/10/ 5付 「色付く木の実たち」 若い実
2011/ 5/ 2付 「木の花 ぞくぞく」 花
2009/12/ 8付 「オトコヨウゾメの紅葉」
写っていないけれどこの奥にはシロダモの銀色の新芽がおいでおいでしています。

足元にはこんな細かい羽状複葉。小さい葉っぱの低木です。

小粒でもぴりりと辛いサンショウ(山椒)の木。

小さい新芽も もりもり茂ってます。
お花、撮れるかなあ。
2010/11/17付 「山椒の実」 シロダモの実と花も
2008/ 4/29付 「シロダモ、サンショウ」 シロダモの若葉とサンショウの花
2006/ 5/ 7付 「四月に見かけた木の花」 おばな
お気に入りの観察スポット隣町の北向きの斜面。
初夏のオールスターズ勢揃い。

アオキにヤマツツジ、ヤマウルシにもちろんオトコヨウゾメの白いお花も
顔出しています。あっという間に、「木に咲く白い花の季節」が来ちゃい
ますね。このブログの定番のシリーズですよ。今年はいくつ会えるかな?
おまけ画像は前の記事で赤いおばなをご紹介した奇樹イスノキ。

おばなが散ってめばな…っていうか受粉したての子房…が目立ってきましたので、
写真を撮ってきました。
虫こぶだらけのへんてこな木。でも実はここに地味に実ります。
2008/ 4/25付 「イスノキ」
次の記事で、今度こそ、この回の本来の目的、あの可愛いお花に会いに
行きます。
ブログ内関連ページ:
オトコヨウゾメ
2011/10/ 5付 「色付く木の実たち」 若い実
2011/ 5/ 2付 「木の花 ぞくぞく」 花
2009/12/ 8付 「オトコヨウゾメの紅葉」
サンショウ・シロダモ
2010/11/17付 「山椒の実」 シロダモの実と花も
2008/ 4/29付 「シロダモ、サンショウ」 シロダモの若葉とサンショウの花
2006/ 5/ 7付 「四月に見かけた木の花」 おばな
イスノキ
2008/ 4/25付 「イスノキ」