2006年11月06日

ノコンギクなど

どうせ 私にゃ解らないよと、毎年「野菊」と言うだけであきらめてきた
「野菊」の見分け。
とっても頼りになる くろねこさんのブログ 「里山再生計画」
易しい見分け方を 解説してくださっているのを見て、一念発起!
あちこちの花を、ぺラっとめくって 見て来ました。
後でご報告に行かなくちゃ♪ くろねこ先生の教えを受けての研究発表 第1弾デスゾ。(^^)


まずはいつもおさんぽしている公園の 山野草の花だんの この薄紫の野菊から♪

06_1106_nokon01.jpg



頑張っては居ても、やっぱり滞りがちですね、更新。
すっごく元気で、ちょっと慌ただしく、でも楽しくやってます。
しばらくはこんなペースですが、よろしくお願いします。



お花をめくる前に、簡単に整理しておきましょう。
秋によく見かける野菊…。
もともとはキク科キク属のお花の 野生のものをさす言葉だそうですが、
その他にも、野菊と言われるグループがあると、手元の図鑑には書いてありました。
同じキク科ですので花はそっくりですが、3つの「属」があげてありました。


1つは「シオン属」。あの背の高いシオン(紫苑)の仲間。
種に 綿毛(冠毛)が付くタイプ。
タンポポほど、大きくて長いわけではないけれど…一応、綿毛です。

2つめは「ヨメナ属」。関西に多いヨメナは美味しいらしいんだけど、
カントウヨメナを食べる習慣はないみたい。美味しくないのかな。
種の綿毛(冠毛)が ごく短いタイプ。肉眼では、綿毛には見えません。


3つめは「ハマベノギク属」。
もう、属名に野菊って付いちゃっているくらいの本物ですね。(^^)
浜辺、お山の荒れ地など、ちょっと特徴のある場所が好きなお花です。
冠毛の長さに2種類ある(筒状花の冠毛は長く、舌状花の冠毛は短い)タイプ。

あの…、混乱しそうで申し訳ないのですが、カワラノギク(河原野菊)はシオン属です。



わたしが住んでいるような 関東地方の大都市郊外で ありふれているのは、
「シオン属」のノコンギクと「ヨメナ属」のカントウヨメナの2種です。
図鑑の分布を見ると、ハマベノギク属のお花は、近所にはないようです。

とりあえず、撮ってきた写真を2つのグループに分けてご紹介しますね。



公園の野菊は、綿毛になったのを写真に納めていますので、「シオン属」ですね。
う〜、楽しみ〜♪いそいそと公園へ…。



をっ!つぼみがあるじゃないですか。つぼみの方がよく見えるかな?

06_1106_nokon02.jpg

これはノコンギク。
葉っぱには、両面に細かい毛が生えているので、ざらつきます。
これも大事な見分けポイント♪
写真になってからも、なんとなく艶無しで、白っぽく写るのでけっこう解りますよ。



ぐぐっとよって、アップで撮ってみましょう。
わわっ、こんなに可憐です。\(◎◎)ノ

06_1106_nokon03.jpg

シオン属のお花は、横顔がほっそり、花びらがまばらです。
厳密に言うと この花は小さなお花の集合体。
図鑑だと、真ん中の黄色いところが筒状花、周りの花びらのところが舌状花と
書かれています。


06_1106_nokon04.jpg

はい、これが1枚目の野菊を後ろから眺めた写真です。
ノコンギクのガクみたいなところ(総苞)はすんなり細くて、
花が咲くと、うろこみたいな部品(総苞片)が反り返るのが特徴です。
4枚目の写真↑は、全体に色素が淡いので緑色ですが、
もっと赤いものもありました↓。


ほら、赤いでしょう。花びら(舌状花)もガク(総苞片)も♪

06_1106_nokon05.jpg

今回、気付いたんですが、ノコンギクの中に、
花びらの一枚一枚に、素敵なグラデーションになっている花が有って、
中心が淡くて、先に行くほど濃い色になっているのが とても綺麗でした。



野菊なんて、どう撮っても変わり映えしないなんて思っていた方!
横顔を撮ってみたらいかがですか?
意外な美しさにびくりする、か・も・よ。(^−^)




残念ながら、ちょっと出会うのが遅くて痛んではいるのですが、
例の「北向きの斜面」でも、もう一つ、同じシオン科のお花に出会いました。

06_1106_sirayama1.jpg

シラヤマギクです。野菊とは少し違う 背高のっぽさん。
花も、白い舌状花がまばらに付く感じで、なかなか、山のお花っぽい感じです。

もう覚えましたよ。キク科のお花は、ここがポイント。
はい、横顔チェックして来ました。

06_1106_sirayama2.jpg

全体の姿も大きくて力強かったけれど、お花の付け根もやっぱり少しゴツい感じ。
『総苞片は3列で、外片は内片よりも短い。』
はい、確認っと。(^^)

それからついでに葉っぱチェック。

06_1106_sirayama3.jpg

図鑑には『葉は心形』(つまりハート形ね。)って書いてありますが、
それは春先の 根元の葉っぱのこと。
…で、その若葉は、「婿菜(むこな)」と呼ばれて、ヨメナと共に、
食用にすることがあるそうですよ。美味しいのかな?

でも、今、秋の盛りの、しかも茎の途中の葉っぱは、こんな形。
ちょっとよく見えませんが、葉っぱの柄に 翼があるのもポイントです。


シオン科のお花ですので、もちろん、シラヤマギクも綿毛になります。
今度、綿毛も観察できると良いな。






( ^^)//””パチパチ。・:*:・゚'☆  Special Thanks to :
くろねこさんのブログ 「里山再生計画」内 関連記事

10/16の記事 ノコンギク
10/17の記事 シロヨメナ
10/19の記事 ノコンギクの(総苞の変異)
10/20の記事 カントウヨメナ

里山の自然に詳しくていらっしっゃるから、
くろねこさんの記事は勉強になることばっかり♪ たくさん参考にさせていただきました。
いつもお世話になってます。第2弾「ヨメナ属」編も頑張ります。(^^)ノ




当ブログ内関連ページ:

2006/2/12付 金色の花



posted by はもよう at 11:11| Comment(8) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
考えてみたら何だか久しぶりの書き込みのような気がします。
ブログの方は定期的に訪問してるんですが、足跡を残していませんでした〜(笑)。
ノコンギクの総苞片の縁が赤紫色にならないタイプは、よくシロヨメナと間違えられますね。
でも、ノコンギクの総苞片の先端は丸くなっていますが、シロヨメナはとがっていますので見分けられます。
「ヨメナ属」編も楽しみにしています。
Posted by くろねこ at 2006年11月06日 18:57
うわー、勉強になります。
きょう撮ってきた背の低いの、ノコンギクかなと思っているのですが、もう一度ポイントを確かめてきます。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2006年11月06日 19:12
じっくり読ませていただきました。とても勉強になりましたが、頭の中に入れ込んで納得するために、やはり「ヨメナ属」の解説に期待します。
根岸外人墓地の草刈りがなかったのなら実物で確かめられるのですが、残念です。わが家の近所ではなかなか見つかりません。
Posted by ディック at 2006年11月06日 20:29
はもようさん  ご無沙汰です。
暫く国内を留守していたこともあって、なかなか本調子にもどりませんが、コメントさせていただきますね。
私はきちんと根を詰めて探求する気力がなくて、ノコンギクとカントウヨメナの区別もあやふやなまま「植物図鑑」なぞと、書き散らしています。
「くろねこ」さんのBlogを読んでいるくせに、です。
でも「はもようさんの記事が出たこれを機会に、私も今までの画像のシロクロをつけたいと思いました。
Posted by ひろし at 2006年11月06日 20:59
くろねこ先生、ご無沙汰いたしております。
こちらこそ、ブログの記事は毎日のように見せていただいておりましたのに、
足跡ひとつ残さないで、ご無礼いたしておりました。

いやぁ、あの、一連の 野菊の総苞の記事には助けられましたよ。
図鑑の写真では見たいところがよく見えずに、
かゆいところに手が届かない もどかしさを感じていたのですが、
くろねこさんの写真で確認したら、現物を見にいく気になれましたもの。
この秋、くろねこさんのおかげで、迷いの森から抜け出せた方が
たくさんいらっしゃったかもしれませんよ。

コメントありがとうございました。「ヨメナ属」編も頑張ります。
Posted by はもよう at 2006年11月06日 23:36
おーちゃんさん、こんばんは。

ノコンギクかもしれない花の写真を撮られたんですね。
どうしても、お花が咲いてると正面からしか撮りませんが、
横顔やうなじも綺麗ですので、今度は良く見てあげてくださいね〜。

ノコンギクの特徴は、ざらつく葉っぱと細い総苞です。
さあ、どっちだったのかな?
Posted by はもよう at 2006年11月06日 23:42
ディックさん、こんばんは。
あ、そうだ。刈られちゃったんでしたっけねぇ。
また見られると良いですね。
ノコンギクは、綿毛になっても なかなかチャーミングですし。

「ヨメナ属」の記事、頑張ります。
実の違いが、一番大きな違いかな?まぁ、見てやって下さいね。
Posted by はもよう at 2006年11月06日 23:47
ひろしさん、おかえりなさ〜い。
ご旅行って、海外だったんですね。
本調子には…そのうち戻りますよ。今はゆっくりお休み下さいね。

はい、いずれそのうち、画像に白黒つけて下さいね。
シロヨメナとかユウガギクとか…
シラヤマギクにヤマシロギクとか…カワラノギクとか…
とにかく、紛らわしくて、ややこしいんですよね〜。

ま、野菊は野菊っていうだけでも良い!という気もちょっとするんですけどね。
次の研究発表も頑張ります。(^^)/
Posted by はもよう at 2006年11月06日 23:56
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