じっとしていると肌寒いかな?なんて思うような微妙なお天気でした。
季節はどんどん進んで、ハナミズキが盛りをむかえ、牡丹が咲き出しましたが、
当ブログの記事の中はまだ、4月のまま。もうちょっとお付き合い下さいね。
4/21に撮って来たお気に入りの観察スポット 隣町の北向きの斜面の写真。

綺麗な木の花もたくさん咲いていましたよ。
どんぐりから葉っぱを伸ばしたばかりのコナラの後ろに咲いていた白い花。
大きいのはクサイチゴ。

クサって付いているけれど、あたりの草と背比べしちゃうほどの低木だけれど、
木苺の仲間です。
もうすぐ赤いビーズを丸くまとめたような木苺の実が付きます。
小さい方はニガイチゴの花。

花びらも細くて可憐。
タネをかむと苦いけれど、気を付けれて食べれば美味しい木苺が実ります。
毎年眺めてはいたけれど、花も実も見たことが無くて、名前調べの手がかりが
無かった 木苺の花を初めて見ました。

しかたない、思い切って名前調べをしてみよう。
前々から、カジイチゴには似ていると思っていたんですが、何年見ても、
カジイチゴほどは大きくもたくましくもならないんです。
トゲが無いはずのカジイチゴに対して、この木には細いながらもトゲが有るんです。
う〜ん、なんて言うんだろう。図鑑に載っているのでは足りません。
web検索してみました。
そうしたらなんと、カジイチゴとニガイチゴの交雑種でヒメカジイチゴという
実が付きにくい木苺があるということを知りました。

斜面の向かい側には民家が並んでいて、お庭で育てた植物を剪定した枝の一時置き場に
なっていたこともあり、入り込んだ可能性があります。
ニガイチゴはもともと有りましたので、交雑種があっても不思議ではないと思います。
ヒメカジイチゴかもしれない。そう思ってみるとそう見えてくるから不思議です。
そうだと良いな。
昨日、もう一度見に行った時にはクサイチゴはまだ咲いていたけれど、さすがに
ニガイチゴと、ヒメカジイチゴは終わっていました。
またカメラを向けちゃった、お気に入りはサルトリイバラ。

おばながいっぱい咲いているねえ。

まりのように丸まって咲いているお花のひとつひとつに注目すると、おしべが
見えます。
赤っぽい葉っぱで、お花がまばらなのはメスの株じゃないかしら。

めばなには、後で実になる丸っこい子房が付いているんですが、う〜ん、まだ気が
早かったねえ。

4/21にはつぼみ…。昨日見たらもうお花が散っていました。
咲いているところ…みたかったなぁ。
枝先に小さくて丸いつぼみを並べているのは

もう一種咲いていた白い花、雑木林一の早起き ウワミズザクラです。

背の高い木は白く染まるほどにお花が咲く予定。

ああ、あれ? 咲いているよ。
今年初めてのお花にぐぐっとズームイン。
見上げると、あらら、上の方にもっと咲いているわ。

ほら、瓶ブラシみたいな白い花の穂。
別名はハハカ。若い実を塩漬けにして食用として利用する地域も有るそうです。
今年も会えて嬉しいなあ。
次のお楽しみはこれ。

オトコヨウゾメ。白くて可愛いお花が咲きます。
昨日 行ったときにはウワミズザクラとオトコヨウゾメが盛りでした。
写真、いっぱい撮ってきましたから今度ご紹介しますね。
昨日見てきたお花の写真もお見せしたいけれど、4/21の分を先にご紹介しなきゃ
お蔵入り。もうちょっと、4月の写真にお付き合い下さいね。
次回からは草のお花を見ていただこうかな。
ヒメカジイチゴ、さすが、はもようさんです。
木イチゴ、意外に分かりませんから・・・。
なお、ユリノキファンクラブが賑わっておいでですね・・・(笑い)。
雨のGW、いかがお過ごしですか?
ヒメカジイチゴねぇ。
まだ、確認と言って良いのか解りませんが、
悩んだら 交雑種だと言えば済んでしまいそうな感じで
頭の中がはてなマークでいっぱいです。(^^A)
引き続き観察したいと思います。
そうそう、ゆりのきファン倶楽部、ここに来てなにげに賑わっています。
有りがたいことです。
nakamuraさんが時々ブログで紹介してくださるユリノキの大木は
お元気ですか?(^▽^)ノ