でしょうね。明日なら晴れるけれど桜は残っているかしら?
どんどん移り変わっちゃう花の色に急かされて、今日も急いで記事を用意しましょう。
先週(4/7)、近所のいつもおさんぽしている公園で撮ってきた写真です。
公園の入り口近くの花だんではちっちゃなチューリップがお出迎え。

大きいチューリップはまだまだおねむのようだけれど、小さいのに早起きね。
可愛いな。
ちょこっとはずしてカツラの赤い新芽。

カツラは日本固有の美しい樹。
「香づる木」カツラと呼ばれ、散らした葉っぱが甘く香ります。
樹形も良いし、春先の新芽の赤、夏の緑、秋の黄葉と、季節ごとの表情も楽しめる
素晴らしい木です。

公園のメタセコイアの並木とのコラボレーション。絵の様でしょう?
これからぜ〜んぶ緑の葉っぱにおおわれちゃうんですねえ。
いつもおさんぽしている公園のソメイヨシノはこのくらい。

まだまだつぼみがいっぱいでした。
この冬は厳しくて、春もなかなか暖かくならなくて、ずっと待っていたんだから、
出来るだけ長く楽しませて欲しいところだけれど…。
みんなが桜に目を奪われちゃう中、一生懸命咲いているのはアンズ(杏)のお花。

いつもなら桜よりも一足早くに咲くんだけれど、今年は寒すぎて出遅れちゃったら
影が薄くなっちゃったなあ。でも、私はちゃんと見に来たからね。
ハナモモは枝にびっしり濃いピンクの花を並べているけれど、実の桃はまだつぼみ。

アンズの木のそばで、一重で淡いピンクの大きなお花を咲かせる日を待っています。
今を盛りはソメイヨシノばかりでなく枝垂れ桜も同じで、木の下に立つとお花の
シャワーを浴びているような、とっても幸せな気分になれます。

この公園には他にも八重の枝垂れ桜もあるんですが、一重のこちらは八重よりも先、
ソメイヨシノと同じくらいに咲き始めます。
もちろんお花見の名脇役、黄色いレンギョウと…

真っ白なユキヤナギも花盛り。

寒い春ですが、綺麗に咲いてくれてます。
桜の中ではお目覚め早めの白い大輪の桜も咲いてます。

オオシマザクラかなと思うのですが確証がありません。
木によって花期がバラバラな山桜も、早起きな株はもう咲いています。

葉っぱが一緒に出るところがソメイヨシノとは違う特徴ですし、
その葉っぱの色に 株ごとの個性が出るところもまた魅力的です。
雑木林ゾーンではエゴノキの小さな新芽がお目覚めです。

ピッカピカのちっちゃな葉っぱが枝に並びます。
池の近くのハンノキゾーンではオオバヤシャブシ(たぶんね)が花を咲かせて…
いるみたい。←よく見えないの。

おばなの花の穂が、だいぶ垂れてきたから、咲いていると思います。
目を凝らしてめばなを探すんだけれど、去年の実がいっぱい付いているからには
咲いていないはずはないんだけれど見あたりません。おっかしいなあ…。
こっちの山桜は大輪ではないところが、オオシマザクラとは違うかなと思って
いるお花。

白っぽいけれど小さめのサクラです。
あっちもこっちも花盛り、人出も多くて家族連れで賑わっています。
こんな日がいっぱい続く年でありますように。
公園を後にして家へ戻りがてら、近所の河津桜も見てきました。
今年は3/20に咲きはじめて、記事では2回ご紹介しました。
2012/ 3/21付 「つぼみいろいろ」
2012/ 3/31付 「ヒュウガミズキの花」

4/7には、もうこれ以上は咲けませんというくらいの花盛り。毎日のように誰かしらが
カメラを向けてたよね。ありがとうね、いろんな人の目を楽しませてくれて。
もう後は家に着くばかりのところで見つけた、縁石の透き間から無理やり顔を出した
ちっちゃい株のタチツボスミレ。

固めてフィギュアしてとっておきたいくらいの可憐なすみれでした。
何せ、タネまき係がアリさんだもんで、とんでもない所にタネをまいて行っちゃうん
ですよね。こんな所、窮屈だろうけれど、頑張ったね。
一週間経って、今はもうお花が付いていないけれど、また来年も咲いてね。