今日二つめの記事は、ダンドボロギク。
ノボロギクと ベニバナ ボロギクは覚えてましたが、
これは初耳でした。

ボロな菊ですから、地味ですよ。(^^;)
いつもお散歩している公園に、この秋、大きな雑草が生えました。
1mは 楽々超えちゃうその巨体。
ギザギザの葉っぱ、ツヤツヤのつぼみ♪
どんな花が咲くのかな? なんて思ってたら、
ブログ巡り中に、何度もそのつぼみの写真に出くわしました。

花の名前は、ダンドボロギク。
図鑑によれば、この花とベニバナボロギクは、
山火事の後、一番に生えて、
他の植物が茂り出すといつのまにか消えてしまうので、
アメリカでは、fire weed(火の草)と呼ばれるそうです。
1933年に愛知県の段戸山で発見された このダンドボロギクの方が、
戦後、先に広がって、
のちに、ベニバナボロギクが増えていったそうです。
図鑑にはちゃんと載っていましたが、私は見た覚えがありませんでした。
ちなみに
ダンドボロギクは、北米出身で、キク科タケダグサ属ですが、
ベニバナ…は、アフリカ出身、キク科ベニバナボロギク属。
ボロギクはサワギクの別名で、名前の通り山の花で、
街中でも見かける小さな ノボロギクはヨーロッパ出身で、どちらもキク科キオン属。
名前は似てても、出身地は違うし、違うグループに所属しているんですね。
ボロギク(サワギク)以外は、筒状花のみ。
つまり、花びららしいものが 見あたらないタイプ。

これで精一杯、咲いてます。つややか見事な つぼみにしては地味な花。
納得できませんか? ではもう少し 近づいてみましょう。

ほらっ、小さな筒状花がぎっしり。
良く見ると花の先がひとつひとつ ユリの花のように 開いています。
もう少したつと、おしべとめしべがニョキニョキです。

ほら、花粉がいっぱいだ♪
図鑑の筒状花の説明ですと…先がくるんと2つに別れている白っぽいののがめしべで、
めしべに抱きつくようにくっいてる 黒っぽいのがおしべ…の様です。
最後はボロギクの「ボロ」の部分。
属は違えど、これは共通♪ 綿毛ですよぉ。ふわりほどけていました。

花は地味でも、綿毛はたっぷり。ふわぁっとして、綺麗だな♪
でも、そこら辺にはびこって、やたらに綿吹いていたら、
ボロみたいだって 嫌われますね。(^^;)
一度ちゃんと覚えてみたら、そこいら中に芽を出してました、ダンドボロギク。
ベニバナボロギクの方が、出会うチャンスが少ないんですよね、うちのほう。
何でかな?
ボロギクがでましたね・・・(笑い)。
はもよう教授に質問ですが、段戸山で発見というのが妙に引っかかるものです。港や街で見かけるはずですが・・・。
こちらには、ベニバナもよく見ます。あとで、届くかどうか、TBします。
はい、ボロは良く出してますが、ボロ菊の仲間は初めてですね。(^^)
わたしなんぞに質問しても まともな答えは期待できませんよ。(^^;)
どこの誰やら知りませんが、お山で見つけちゃったんだからしょうがありません。
(図鑑にはそれしか書いてないし♪)
これからは、街や港の人たちも頑張って観察してください(*^^)ヨロシクネ と
言うことでいかがでしょうか。
TBを送る前に どこでも良いですから、この記事のURLを貼り付けてくださいませ。
そしたら届くと思います。ご面倒かけてすみません。(^^A)
そのうち記事にする予定です。
え?ベニバナの方?ダンドの方?
この間、ノボロギクの写真が撮れたので、ベニバナとノボロギクの
記事を追加しようかなとは思ってたんですけど…。
混沌さんちのお庭の花は、どっちだったのかな?
そういえば、花の写真はまだ撮っていないような。日が当たりそうな夕方こに撮ろうと思って、そのまんまでした。クミゴンに庭を荒らされてから、へにゃへにゃと地面にもたれてしまったので、よけい撮る気がしないのでした。
へえ、ベニバナボロギクくんがお庭に生えてきちゃたんだ。
あれは大きくなるし、庭に 放っといて良い草じゃないですよね。
私の家の近くには、ベニバナ…はあんまり生えてないみたいです。
とりあえず写真だけ暫定的に掲示板にアップしました。
http://konton.cside.com/c-n/bbs10_konton.cgi
うっひゃー、ほんとだ、ベニバナボロギクだ。
しかもちっちゃい。可愛い。良いなぁ。
うちにも 種 飛んでこないかな。
うちに飛んでくるのはオニタビラコばっかり。(^^;)