いやぁ、潤いって大切ですよね。
で、今日はうってかわって晴天〜♪
掃除、洗濯、布団干し…あぁ、やっぱり おさんぽには行かれそうもありません。
こんな日は、またまた、撮りだめた写真からご紹介。

これ、10月の半ばの道ばたです。
見慣れない草を見つけました。この辺は家のすぐ近く、何度も眺めて来た場所ですが、
こんな草は見たこともありません。
ちょっと変わった形のつぼみと しぼんだ花。小首かしげつつ…とりあえず撮影です。
家に戻って図鑑を見ても、似た草は載ってません。
とりあえず 不明?のまま、フォルダに保存です。
こんなことって良くあるのですが、今回も、偶然、他の花の検索中に
この草の名前が解りました。
アオイ科のキンゴジカ…図鑑にも載ってない帰化植物の仲間のようです。
なんでも、日本には「キンゴジカ」と「アメリカキンゴジカ」と「ホソバキンゴジカ」の
3種が帰化しているそうですが、
図鑑には載ってないし、ネットで取り上げている人も少ないので、
3つのうちのこれだ!!って言いきる決め手が解りません。

ただ、この葉っぱが…なんとなく
「アメリカキンゴジカ」に一票と言っているような気がします。
キンゴジカ、漢字では「金午時花」と書きます。
アオギリ科に、インド原産の「ゴジカ」と言う真っ赤な花があるそうですが、
その花に似ていて、花色が黄色いから、金の「ゴジカ」なんですって。
で、気になる「午時花」の方は、
「午の刻(うまのこく)」に咲いて一日で咲き終わることからついた名だそうです。
でも、わたしは江戸時代の生まれじゃないので、何時のことだか解りません。
はい、こっちもちゃんと検索しました。
「午の刻は昼の12時を中心とする約2時間」だそうです。
つまり、
熱帯アメリカ出身で、アオイ(葵)の仲間で、真昼に咲く黄色い花です。
この真昼がねぇ…かなり厳密なのか、はたまた気まぐれなのか、
何度行ってもタイミングが合いません。

11時半で↑この状態。まだ咲いてないよ。(`、`)
で、主婦ですもの、家族にご飯も食べさせなきゃね…
何だかんだやってて、ちょいと遅れたら、

2時ではこう↑。しぼんじゃったよ。(><)
次の日には雨が降って咲かなくて…とか、
用があって見にいかれなくて…とか言ってるうちに、はい、ご想像通りです。
刈られちゃいました。(T〜T)え〜ん
直径1cmくらいの葵の花。来年までお預けかな?
でも、かなり はびこるみたいです。
新手の帰化植物…、しかも熱帯産が、こんなとこに咲いてて良いのか。
う〜ん、会いたいような会いたくないような…。
ネットで取り上げている人は少ないとは言っても、
ちゃんと名前を入れて検索すれば、綺麗なお花も見られます。
わたしは出会えませんでしたが、帰化植物ですが、
花に罪はありません。綺麗な花ですよ。
オマケの一口メモ…キンゴジカ属って外国の名前そのままだと、
シダ(sida)属…になっちゃうんですって、
羊歯(しだ)なの 葵(あおい)なの…って、紛らわしくないのかな。(^^;)
シダとアオイじゃだいぶ違いそうですが、紛らわしいですね。
興味深いものを教えていただきありがとうございます。
見慣れない草を見つけて、図鑑見てもなかなか名前が解らないな…なんて言ってると、
たいてい、新手の帰化植物ですよね。
この花、もとが熱帯産なので、うちよりそちらの方に多そうです。
道ばた、荒れ地がお好みとか…。
来年また、暑くなった頃にどこかで見かけるかもしれませんよ。