居るとついつい忘れちゃうけれど、外に出るたび震え上がってました。
暑さ寒さも彼岸までって言葉 知らないの?今日本の空にいる寒気は。
いい加減 北の空へ帰って欲しいですね。
今日の写真は 近所で撮ってきた写真から草の葉をいくつかご紹介。

最初の一枚は土から顔出したツルボの芽。元気いっぱいですね。
赤味が差して 元気の良いツルボの新芽ですが、このまましばらく日の光を
集めたら、真夏のうちは枯れて姿を消してしまいます。
期間限定、春だけの葉っぱ。
次に地上に出てくるのは秋口、紫色のお花の穂と一緒の時です。
でもって、あっちのもしゃもしゃはノビルの葉っぱ。

こちらもスキさえあればもしゃもしゃ茂って、厳しくなると姿を消しちゃう
ちゃっかり派。
お花は梅雨の頃。でも、お花を咲かせずにむかごで済ませちゃうこともある
ので、見られると嬉しくなるお花です。
道ばたのあったのは、その名どおりのミチタネツケバナ。

まん丸いロゼットが特徴的です。ナズナ似だけれど、ナズナよりはずっと早起き。
公園にはいると、冬中元気だった彼岸花の葉っぱが、くたんと倒れて居ました。

彼岸花の別名「葉見ず花見ず」と言われるとおり、お花の時にはなかった
葉っぱ。お花が終わってからツヤツヤした緑色の葉っぱで、日の光と栄養を
集めてきました。そろそろお役ご免かな?お疲れ〜。
ハナカイドウの木の根元にも、こんな期間限定の葉っぱ。

こちらは彼岸花とも近い種類のナツズイセンの葉。
お花は夏の早朝、淡い紫に開きますが、その頃にはこの葉っぱも
姿を消しています。
乾いた道ばたにはメマツヨイグサのロゼット。

ぺたんと開いてつやつや光って、勲章みたいです。冬中よく頑張ったね。
お花は 言わずとしれた黄色いマツヨイグサの花。
真夏の夕涼みと早朝さんぽのお友達です。
木の根元にはタンポポのロゼット。

今年はまだまだ花数が少ないです。
寒かったからね。これからいっぱい咲いてね。
ちびっちゃいのはキュウリグサ。

スプーンをお花の形に並べたみたいなロゼットは可愛さ一番。
極で、虫眼鏡じゃないと見えないけれど、花だんのワスレナグサと
そっくりなお花が咲きます。
白っぽい緑のけばけば…こんなきのこ無かったっけ?
いえいえ、これはれっきとした草の葉です。

ハハコグサの冬越しの姿。
お花の頃とは全く違う形の葉っぱですが、材料の質感は一緒ですね。
春の七草には「ごぎょう」という名で歌われて、昔は食べる野草でした。
園内、雑木林の林床には、落ち葉の透き間から顔を出したヤブタビラコ。

都市部の道ばたに多いお仲間たちよりは優しくてみずみずしい葉っぱで
下をむいた黄色い小花が咲きます。
もう帰ろうかと思ったところで、見つけちゃいました。
地味だけどお気に入りの野草、ヒメカンスゲ。

ほら、花の穂が綺麗でしょ。目立つ白っぽいのはおしべですよ。

ここで会えるとは思ってなかったので嬉しいな。おはよう!