何にも無かったのに、朝起きたら一面真っ白の銀世界。雪はほぼ 日中ずっと
降り続いて、かいてもかいてもきりがないほど積もりました。私も午前中、
がっつり雪かきしましたよ。(^^*)
さて…今日も交通はかなり乱れましたが、明日の凍結具合が心配です。
どちら様も、転ばないように十分ご注意下さいね。
そうそう、今日で一日多い2月もおしまい。HPの季節のごあいさつも新しい
ものに変えておきました。久しぶりにとったおなじみの草。
日記の表紙の方は去年撮った紅梅の写真。良かったら見てやってくださいね。
さて、記事の方はまたいつもおさんぽしている公園で撮ってきた冬芽と葉痕。

見れば愉快な顔だけれど、木としては地味すぎる(^^A)トネリコの仲間達です。
このブログでは毎年取り上げている常連さん。モクセイ科トネリコ属です。
でも、あんまり語られることのない地味な木で、図鑑の記述もあっさりしたもの
だし、web上にも記事は少なめ。
だからといって人の暮らしと関係がないわけでもなく、刈り取った稲をかける
はさぎ(稲袈木)につかわれる、農作業にはなくてはならない木。
ねばり強いその材はテニスのラケット、野球のバットなど器具材に使われ、
お山に自生もし、公園に植えられもするんですけれど…やっぱり、
どこかメジャーじゃないですよねえ。
花も地味だし、実は翼果だし、たいした紅葉もしないし、とらえどころがないの
かもしれませんね。

2本並んだトネリコ。1枚目の写真は右の枝の 粗い株の芽。オスの株かな?
左の、枝が細かい方には翼果の名残が付いていましたのでメスの株は間違いない
ですね。

トネリコの芽は 革の手袋みたいな質感のグレーで、いろんな顔に見える
ユニークな葉痕が付いているんですよ。

ほら、何にも無いと思っていた木の枝先に…こんなお顔が。

何かが笑っているようでしょう?
過去には犬や馬、子鬼に見えた冬芽もありました。
そばにあるのはヤマトアオダモ。冬芽の先にビロードみたいな茶色の帽子を
かぶる可愛い冬芽です。ちなみに、アオダモはトネリコの別称。お仲間です。

今はまだ、あまり目立ちません。もうちょっとしたら目立って来るのかしら?
興味を持ってまた見に行ってみようと思います。
アオダモといえば、公園の別の一画に植えられているアオダモも、近い仲間で
冬芽もそっくりです。

アオダモもバットの木として有名ですけれど、存在はかなり地味ですよねえ。
ほら、ここにも翼果の名残が付いています。見えるかな?
冬芽はこんな風。

芽の先が皮質でグレーなところは似ているけれど、葉痕はあっさりしたものです。
そっくりさんのマルバアオダモの方が、葉痕は面白いかもしれません。

それでも今年はまだ、寒すぎるせいか固く小さくて、ユーモラスな表情を
見せるに至っていません。

あ…、でも、アップにすると、不機嫌そうなおじさんの顔に見えてきたかも…。
今年はなかなか暖かくならないから怒っているのかも。(^m^)マルバアオダモの
おじさんごめんね。早く暖かくなると良いね。
過去記事の方に、愉快な写真がいっぱいありますから、良かったら見てやって
くださいね。
さあ、雪やパソコンで遊んでばかりも居られません。普通の家事をこなしましょ。
ではまた、3月もよろしくお願いします。(^▽^)ノ
【関連する記事】